一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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最近の節水型便器の注意事項

2013年06月12日 09時52分15秒 | 住宅ノウハウ・実例

最近の便器は、節水型が当然で、どんどんその節水量を
競って改良され続けています。


少ない量で綺麗に流し、汚れがつきにくい開発に
力を入れているのは、さすが日本のきめ細やかさだと
感心します。


一方で、水が少ないために、詰まりやすくなっているのも

事実のようです。



流すペーパーが多いだけで、便器でも

詰まるということもあるようですから

使う側にも注意が必要なようです。



ペーパーが多いときは、小でも大で流す。

大で不安なときは、2回流す。



とはいえ、日本のトイレは水がどんどん流れるのが

当たり前ですが、海外ではそうではないところが多いですよね。



便器そのもの改善はメーカーが、総力をあげて行っています。

それなら、配管材料について、もっと進歩があって良いのではと

設備屋さんと話をしていたのですが、

特にそういったことに対応するものは、無いようです。



どこの曲がり部分に何が詰まったかわかりやすいように

透明になった配管材料がありますが、

それは詰まってからの対応です。


曲がりの角度を調整するジャバラ配管があります。

それで曲がりがある場合は鈍角にする方法で効果は? と問いましたが、

ジャバラを使うと、流水抵抗が増して、さらに詰まりやすくなるとのことです。

もっともな答えです。



三角のおにぎり型のような配管で、下の方を狭くして流水の勢いを付ける

配管ではどうかな? また問題があるかな?

と考えたりましたが、



配管メーカー? の方、これからの課題ですので

ぜひ良い方法を考えて、すばらしい改良商品を開発してください。




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