一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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解体工事

2013年06月24日 15時31分12秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲解体工事がほぼ終わりかけています



建て替えのときには、解体工事が必要になります。

解体工事が割り増しになるのは、

大型トラックが入らない

大型の機械が入らない

手壊しになる

アスベストを含んだ昔のコロニアル瓦を使っている

浄化槽や家財道具など、家屋以外に解体処分すべきものがある



というような場合は、割高になります。




解体専門の業者に頼み、少し経費を認めて

本体業者経由で工事を行ってもらっています。


その理由は、

近隣対策やトラブル

解体材土中残し

追加料金設定


などをコントロールするためです。


追加料金設定は、家財道具などを置いていく場合

1台に付き、運搬処分費の追加金額はいくらかと

明確に決めておくのです。



解体業者は、安いところほど

仮設工事(足場や養生シート)を軽視しますし

近隣対策も軽視しがちです。


また、問題になるのが、基礎コンクリートなどの解体処分が

甘いと、本体工事の基礎工事のときに、問題が生じることが

あります。責任のなすり付け合いで、その費用負担を誰がするのかが

問題となります。

 


▲浄化槽などが残っている場合も同様ですが、

基礎コンクリートを地中の中まで、綺麗に取り除いてもらうことが必要です。





それらを適正にコントロールするために

本体業者に経費を認めて、請け負わせています。


経費を認めてというのは、解体業者を指定したり

見積もりを取った上で、原価を知った上で

経費を決めて解体工事金額確定してもらっています。



解体工事が終わると、地鎮祭や地盤調査に入ります。


この現場は、先週末の土曜日に解体が終わり

週始めの本日、2013年6月24日(月)の朝に地鎮祭、

同じ日の午後に地盤調査を行いました。



最短で予定を組み、急いでいるのは、

少しでも余計な期間を除いて工期を早めるためです。


地盤改良工事、基礎工事打設を夏休み前に終了させ

夏休み期間は、コンクリートの養生期間に費やしたいと

逆算して考えているからです。



スタッフは、本日、2度現場へ足を運びました。

地盤調査に立ち会っていたスタッフの報告によると、

予想はしていましたが、地盤改良が必要なのは、

確定的なようです。




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