一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

阪神大震災から12年

2007年01月18日 11時32分04秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。


2007年1月17日の昨日は、阪神淡路大震災から12年経った日でした。

12年前は、外出先のテレビで見るたびに深刻化していく状況を愕然としながら見ていたことを思い出します。

大地震のたびに建築基準法が変わるのは、人類が最先端の技術を駆使して研究しているようにみえても、建物物の耐震性や強度についてさえ、まだまだわかっていないことが山のようにあるからです。

あらゆる分野の専門家がそうであるように、建築士も謙虚に常に向上し続けていかなければなりません。


この12年経った昨日は、岡山の田辺先生に同行して、吉良先生が設計して完成、入居されている300年住宅の見学に行きました。お住まいになっている奥様、吉良先生、もちろん田辺先生とも前日からたっぷりお話をお伺いできました。

今回強く感じたのは、設計者だけでこの工法を普及していかせるには非常に難しく、合理性と品質確保のための工事の指導や改善、工事の実施協力者を含めての対策を行なっていかないと、良いことはわかっても浸透していかないだろうということです。


今年は、木造の性能向上に加えて、この面も意識しながら出来ることから行い進んでいくつもりです。

ミタス一級建築士事務所 清水煬二



神奈川県横浜市 住宅設計 注文住宅の ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする