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一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

湯沸し器の問題から住宅を考える

2007年02月23日 20時13分10秒 | 建築家の日記
こんばんは、清水です。

瞬間湯沸かし器の問題が、連日報道されています。パナマの問題が出たとき、他のメーカーは問題ないのか?と思いましたが、松下までもが大量に問題を隠していました。雪印、三菱自動車、日興コーディアル、不二家、そして松下までもか…ですね。これは私がいつも伝えている企業の立場や利益を組織の中で真面目に考えていると、消費者のためには本当はどうあるべきかということを忘れて間違った方向に進んでしまうからです。

湯沸かし器が室内にあれば、外部に出すようなリフォームを、ガスストーブを室内で使うのであればFF式という吸気、排気を外部で行うものを薦めていますが、

「湯沸かし器の使い方が悪いので、製品の問題では無い」というのであれば、人命に係わる問題は、なおさら声を大きくして告知し、安全装置を徹底して研究いくべきでしょう。松下幸之助さんが知れば、こういう企業のエゴとしての考え方を認めたでしょうか?

そこで仕事をしているひとりひとりは、立派で誠実な人たちばかりですが、組織の拡大、利益、会社への貢献という視野でものごとを追求していくことによる結果生まれる弊害です。

住宅を考えていただいても、こういう問題は、皆さんが知らないだけで山のようにあります。

例えを言えば、床段房専用の床材の接着剤で、大手一流メーカーの接着剤があります。これは、床鳴りや温度変化に強いものでお薦めらしいのですが、以下のような但し書きがありました。

「本品は健康に有害な物質を含有しており、皮膚に付着したり、蒸気を吸入するとかぶれや中毒の健康障害を起こす恐れがありますので…」
この後にも、様々な怖いコメントがありましたが、

床鳴りなどのクレームとお住まいになる方の健康とどちらが大切なのか?とこのメーカーに質問したくなります。

その答えは、住宅産業にとってはクレームが無いことの方が、褒められますし利益になりますから、クレームの無いことがすべてに優先されるのです。

地球温暖化の深刻で大切な問題よりも、自国の利益や繁栄、もっと言えば自分たちの目先の利権の方が大切なアメリカ大統領の考え方も同じだと感じてしまいます。

住宅を真剣に考えるのであれば、認める認めない、許す許さない、我慢する我慢しない、ということを企業名やブランドに騙されず、真実を知ってみなさんが判断すべきなのです。
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住宅の完成検査

2007年02月16日 18時15分50秒 | 建築家の日記
こんばんは、清水です。

本日は完了検査を行いました。といっても私が設計したものではなく、ハウスメーカーが造ったものを建て主の依頼で検査するのです。完成時だけでなく、工事中から何度か見ていました。完成時だけでは、肝心の内部が見れませんので、着工前の打ち合わせを含めて確認していくほうが良いのです。

最近、工事検査専門の会社もあるようです。新築工事中はもちろん、中古住宅の購入の検討のためなど、検査項目を拝見するとたくさんあって凄いなぁ…と私も思うのですが、内容的には実は…疑問には思っています。

NPOの組織でこういう検査や設計監理を行ってくれるところもあります。NPOというと信用できそうですが、同じNPOの中でも大変志をもって仕事されている信頼できる方とそうではない方とにハッキリ別れてしまいます。

NPOという組織は、入りたいという方を拒否できないので、技術や知識がなくて自分の利益だけを求めてその組織に入っている人もいるからです。

住宅だけでなく、どういう場合でも組織になれば、完全に信頼できる人もいれば、誠実だけど頼りにならない人、口先だけで全く当てにならない人、悪意に満ちた人…いろんな人がいます。

会社のブランドや規模だけで完全に安心すると、担当者や工事業者によっては、思わぬことになる場合があるのは、このためです。


ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
住宅検査











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別荘から永住へ

2007年02月15日 09時54分12秒 | 建築家の日記
おはようございます。清水です。

横浜は、快晴で気持ちの良い秋晴れのような天気です。考えてみると2月15日ですから、信じられない陽気です。

こういう日は、箱根までパァ~とドライブに行って富士山が霞んでいなければ、さらに最高の気分でのドライブ日和。ついでに芦ノ湖を見下ろしながら1号線で三島まで行き、地元の人でにぎわっている「うなよし」で、うな丼を食べ、帰りは小田厚の大磯パーキングか、東名の海老名パーキングに、日が明るいうちに寄る。そうすると、「休みだなぁ~」というささやかな幸せな気分を私は満喫できるのです。(笑)

箱根に別荘があって週末ごとに行くことができる人は羨ましいのですが、最近は20年以上前の昔のお客様から、引退して伊豆に永住したというお便りを頂きましたし、知り合いでも引退したと同時に伊豆へと移っていきました。360度見渡す限り海という家に引っ越したい!という方もいらっしゃいます。最近は別荘より永住ですね。

新築の設計をさせて頂き、ご入居された方から、「家に早く帰るようになった。」「出かけなくなり家で過ごす方が良くなった。」「家にいるときが一番楽しい。」というお言葉をお聞きしますが、良く考えてみるとそうおっしゃって頂ける方々の設計は、みなさん2階にリビングを造っているパターンです。

次回は、なぜ私が2階リビングをお薦めしているのか、その理由やメリットをお話しましょう。


ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
住宅設計








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地盤調査の立会い

2007年02月14日 16時42分56秒 | 建築家の日記


こんにちは、清水です。

逗子の方まで地盤調査の立会いに行きました。古家の解体前にも4ポイントほどの地盤調査を依頼して立ち会ったのですが、いずれの場所も50センチ程度で何かにぶつかって止まってしまい、データーが取れませんでした。

嫌な予感がしていたので、今度は解体してから5箇所で、もし今度も止まってしまったら、掘ってみようかと再度の立会いです。

すると、やはり地表から50センチほどでどこも止まってしまうのですが、ガンガンと鉄の棒を叩いてもらい何とか下に進むことができました。それでも、2メートルのところで、今度はいずれの場所も止まってしまい進みません。

地形や近隣のボーリングデーターを参考に、この2メートル先に何があり、2メートルまでの地盤の強度次第で今後が決まります。多分、どの場所でもということなら2メートルいけば固い地盤で問題ないと思うのですが、

最悪の場合は、さらに詳しく費用も掛かるボーリング調査をして、地盤改良となってしまいます。最善は、このデーターで地盤問題なし、地盤改良無しで第三者の地盤保証が付くというシナリオです。








ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
横浜市 住宅設計









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マンションの大規模修繕工事の設計監理

2007年02月13日 11時13分47秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。

連休で忙しかったこともありますが、少し放置したのは、2007年2月9日(金)のメッセージを皆さんに読んでおいて欲しかったからです。写真を4枚出したのもそのためです。

3連休中は、現場打ち合わせや現在設計中のユーザーとの打ち合わせ以外に、新しい方の相談やマンションの大規模修繕についての相談と現場確認などがありました。

マンションの大規模修繕の設計監理については、積極的に行うつもりはありませんが、住民の皆さんが真剣に考えて良い工事をしたいとお考えであれば力になりたいと思っています。マンションの戸数の規模が大きければ、管理会社任せと比べれば間違いなくコストは大幅に下がるでしょう。戸数規模が小さければ、コストのメリットは無いかもしれません。単に管理組合が、設計監理の相見積もりを形だけでもしておいてということであれば、わざわざ私が行うことは無いとは思っています。

ですが、そういうことの真偽は事前にわかりませんので、求められれば可能な範囲で対応します。実際に行うとなると、外部のブレーンにも協力してもらって、実務面を含めて助けてもらうことになりますが、将来的にマンションの大規模修繕は拡大していきますので、専門に行う設計事務所が増えてくるでしょう。また、そうなることを願っています。

今週も打ち合わせと現場確認、内外スタッフとの打ち合わせ、外部会議の参加、勉強会と充実した1週間になりそうです。


ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
横浜市 ミタス 一級建築士事務所





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安全安心住宅相談って?

2007年02月02日 11時24分21秒 | 建築家の日記

こんにちは、清水です。

本日は、午後から区役所での建築相談担当です。横浜市では各区役所で、毎月第3金曜に行っています。「安全安心住宅相談」という無料相談で、予約の必要もないのですが、毎月1回ですし、相談の名前からして私のような建築士がいるとは思わなかったという人も多いのです。

何年も前から私も続けていますので、市民のためには気軽に利用できるように毎週にすること、そのかわり予約制にすること、わかりやすくするため建築士相談とハッキリ明示することなどを提案していました。

毎週にすると、交通費も自己負担の完全なボランティアで行っていますし、担当者の負担が増すということで、4月からは毎週にするかわりに各区役所ではなく、市役所で行うようです。建築士相談となるかどうかはわかりません。建築士ではない、工事業者の経験者が担当になることもあるからかもしれません。

いずれにしろ、写真付きの相談者証はお見せしていますが、名刺を渡すこともなく特に名乗ることはしていません。完全にボランティアで、その場だけでの対応です。無料で気軽に相談できますので、皆さんも困ったことがあれば利用すると良いでしょう。

横浜市でなくても、どこの各自治体でも同じようなものがあるはずですので調べておくと何かのときに役に立つかもしれません。同様に弁護士の無料相談も行われていますから、これも知っておいて下さい。

わざわざ行くのは嫌だという方は、インターネットで私も解説委員をしていますが
建築よろず相談」があります。これは、相談内容を公開する前提で解説するので、すべてにすぐに答えてくれるわけではありませんが、過去の回答例も参考になるでしょう。

また個別の内容で簡単に相談したければ、メールを頂ければ出来る範囲で私もお答えしています。


ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
住宅設計の ミタス 一級建築士事務所



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解体中の現場での話

2007年02月01日 11時51分17秒 | 建築家の日記



こんにちは、清水です。

今年も1月が過ぎ、今日から2月です。私は朝一番に、逗子の解体中の現場へいってきました。打ち合わせして、次の現場に着いたら、「井戸が出てきました。」との連絡が入りました。

家の解体が終わり、外部土間の部分と塀の一部が残っているだけなのですが、どうもコンクリートの土間の部分の下、コンクリートで塞がれてい場所のようです。水も入っているとのことで、危険なため取り急ぎ埋めてもらうことにしました。

井戸を埋めるのであれば、お祓いをしてからという方もいらっしゃいますので、応急の蓋だけにしたかったのですが、入り込んだ子供が間違って落ちたら危険ですので埋めてもらうことにしました。

この土地は、中古で購入した土地に古い家が建っていました。事前の地盤調査では、どのポイントでも1メートルの深さに達しないうちに何かにぶつかって、データーが取れなかったのです。もし、地中がコンクリートのガラだらけだったら…、困るなぁ…と思っていました。

解体が完了して、再度地盤調査する予定ですが、井戸もあるとのことで水位も気になります。

この土地には、児童図書館を併設した子供達のために実験を教える、こども科学館のようなものを個人が私財で建てる予定です。

不思議なもので、何か良い住宅や建物が生まれる前には、何かと障害が生じてきます。計画変更を余儀なくされたり、着工できないでいたり、工期がなぜかずるずると延びてしまったり、予算がオーバーしたり、というようなことも含めてです。これらは、ひとつひとつ乗り越えて行かなければなりませんが、前向きに考えて対応していけば、必ずハッピーエンドにつながるようです。



ミタス一級建築士事務所 清水煬二


 
注文住宅






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インテリアコーディネーターのお仕事

2007年01月31日 09時23分23秒 | 建築家の日記

おはようございます、清水です。

現在、ミタス一級建築士事務所でインテリアコーディネーターのスタッフの面接をしています。

ハウスメーカーのインテリアコーディネーターなら、クロスの色決めやオプションの選択など決められた中から選択し、照明器具やカーテンの提案程度の繰り返しです。

実際に仕事を続けていれば、設計をすればインテリアまで、インテリアをすれば設計からしたくなってくるのが普通です。

ミタス一級建築士事務所の設計スタッフにはインテリアの面まで、インテリのスタッフには設計の面まで自分のペースに合わせて求めていけるようにしています。決まった仕上材、仕様や素材があるわけではないのでインテリアコーディネーターとはいえ、常に向上しながら新しい知識や商品、素材を求め、経験を積んでいかなければなりません。

多分、学校で習う10倍以上の濃度で学べるでしょうし、1年すれば並みのインテリアコーディネーター相手に講師として教えることのできるレベルまで到達していると思います。


そのため、資格があるだけでなく向上心があって、仕事そのものを楽しめる人にお願いをしています。仕事をしなければならないという人ではなく、仕事をすることで自分が成長していくことが楽しいという人でなければ、難しいかもしれません。

現在のインテリアコーディネータースタッフは、建築士とインテリアコーディネーターの資格があり、経験も積まれてきた方ですが、4月から海外赴任のため仕事が続けられなくなります。小さなお子様がいらっしゃるので、負担のないようにスケジュール的にOKのときに仕事をしてもらって助けていてもらいました。

欠員による募集ですが、仕事が負担にならない程度に、楽しみながら長く向上心をもって仕事をする。これが一番だと思います。

私が年中無休で仕事ができるのは、使命感や義務感、責任感もありますが、それだけでは続きません。仕事をすることが好きで楽しんでいるからです。好きな仕事をして、そこにお住まいになるご家族に喜んで頂き、自分自身も向上していくことを楽しんでいるのですから、土日祝日も休み無しで平気で仕事ができるのです。

現在のスタッフも、みんな向上心をもってがんばって成長してくれているので、これから先が楽しみです。


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横浜市 注文住宅 設計のミタス 一級建築士事務所



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住宅の中古の防音室紹介

2007年01月29日 15時55分27秒 | 建築家の日記


こんにちは、清水です。

先週土曜は忙しくてアップできませんでした。

ヤマハの中古の防音室について、購入先やデメリットについてご質問を頂いたのでお答えしましょう。

具体的な購入先例は、

http://www.mmjp.or.jp/MIYAJI/BOUON/avi4.htm


をご覧下さい。他の地域でも同じような会社はあるはずです。
この会社をお勧めしているわけではありません。ご自身で良く検討され何かあっても自己責任でお願いします。


現場防音工事と比べての価格以外のデメリットですが、

①使用するスペースが狭くなる。
②エアコンを付けると効き過ぎるかもしれないので注意。
(付けないと夏は暑いでしょう)



メリットは、おわかりになりますね。

①防音性能が事前に把握できる
②工期が短い
③中古なら求められる性能に対して割安な場合がある。
④再使用、引越しにも対応できる。

などです。

ブログの記事に関してのご質問で、一般的なものは、できるだけブログの中でお答えします。個別のものは、メールの返信でお答えしています。


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本日、上棟中…

2007年01月25日 16時28分17秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。

本日2007年1月25日も上棟中です。冬の日が短い間は、暗くなるのが早いため作業は途中でも早めに終わるのですが、夏は7時くらいになることもあります。

本日は、夕方5時くらいまででしょうから、再度行かなければなりません。施主のお父様は工事関係のお仕事の方で、ご覧になり「これなら地震が来ても安心だ。」とお喜びでした。

構造材をプレカットをした担当者も来てくれました。木材についていろいろお話を聞きました。私は使いませんが、ホワイトウッドの集成材が高騰して、杉の乾燥材の価格もどんどんあがっているとのことです。

昨年からこの半年間、住宅の材料や製品の価格がどんどんあがっています。私の感覚だけで少なくとも平均で10%、もしかして15%以上、平均で上昇しているかもしれません。石油の高騰と、東南アジアからの木材の輸入制限の急激な高騰で、直接関係ないものまで上昇しています。

いずれ消費税も上がるのでしょうから、その時点の駆け込み需要で建材はおろか工賃の高騰も起こるでしょう。バブルのときもそうでしたが、細かくて儲からない施主の仕事の場合は、後回しになってしまうかもしれません。先々を考えると本当に困ったことです。税金の無駄使いを止め、消費税を上げなくても大丈夫という本当の改革を、政治家のみなさんにはお願いしたいですよね。





▲好天に恵まれて、良かったです。



▲柱も梁も、無垢材です。



▲床下地は、剛床にして28ミリの合板を




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住宅の土台敷きの現場にて

2007年01月22日 21時22分14秒 | 建築家の日記
こんばんは、清水です。

またまた、早朝から現場廻りで遅くなりました。

「住宅の災い転じて福となす」のブログを読まれて、その内容のご本人からメールを頂きました。「いい想い出で今となっては、笑い話のようです」ということと、快適にお住まいになっているご様子でした。

私も、すぐ覚悟を決めることができたので、冷静に前向きに対応できましたし、結果的にはすべて良い方向に進んでいってくれたので、本当に良い想い出です。



さて、本日は土台敷きの現場がありました。土台は無垢ヒバ材の12センチ角をいつも使いますが、やはり10.5センチ角とは安心感が違います。みなさんも、土台だけは、12センチ角(4寸角)の無垢のヒバ材を最低限お使いください。

もちろん、栗材や4.5寸角、5寸角などさらに良いものもありますが、集成材や栂材の薬剤処理材は避けた方が良いでしょう。

家全体の価格から比べると、安い材料と無垢ヒバ材の4寸角を使った場合の材料代の差額は僅かで、数万円程度の差です。古い家は土台が腐っているケースが多いので、耐久性を考えても選択可能なら、これにすべきです。

「ヒノキの方が良いのでは?」という方もいらっしゃいますが、ヒノキもちろん良いのですが、土台に関してはヒバ材の方がベターです。

ヒノキは木が素直で反りや暴れが少ないので、化粧柱や造作材にはもちろんヒノキをお薦めしますが、耐水性や防蟻性にはヒバ材の方が強いのです。いずれも集成材はだめです、無垢材ですので、よく覚えておいてください。


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阪神大震災から12年

2007年01月18日 11時32分04秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。


2007年1月17日の昨日は、阪神淡路大震災から12年経った日でした。

12年前は、外出先のテレビで見るたびに深刻化していく状況を愕然としながら見ていたことを思い出します。

大地震のたびに建築基準法が変わるのは、人類が最先端の技術を駆使して研究しているようにみえても、建物物の耐震性や強度についてさえ、まだまだわかっていないことが山のようにあるからです。

あらゆる分野の専門家がそうであるように、建築士も謙虚に常に向上し続けていかなければなりません。


この12年経った昨日は、岡山の田辺先生に同行して、吉良先生が設計して完成、入居されている300年住宅の見学に行きました。お住まいになっている奥様、吉良先生、もちろん田辺先生とも前日からたっぷりお話をお伺いできました。

今回強く感じたのは、設計者だけでこの工法を普及していかせるには非常に難しく、合理性と品質確保のための工事の指導や改善、工事の実施協力者を含めての対策を行なっていかないと、良いことはわかっても浸透していかないだろうということです。


今年は、木造の性能向上に加えて、この面も意識しながら出来ることから行い進んでいくつもりです。

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住まいの考え方の前提

2007年01月17日 06時27分46秒 | 建築家の日記
おはようございます。清水です。

本日は、これから岡山県の田辺先生と「300年住宅」を見学に行きます。

昨日の家相や風水の件で、「否定されますか?」との質問を受けましたのでお答えいたしますと、

否定はいたしません。理解しているつもりです。また、住まいは、そこに住まう方の考え方や価値観を優先すべきだと思っています。できるだけその希望や価値観に添うようにしています。


そしてイエスマンにはなりませんので、こちらがベターだと思う考え方やその理由もお話し、メリットとデメリットをご理解いただいた上で、選択されるのであれば、尊重させて頂いています。

物理的な問題、例えばシックハウスや構造的な問題などで、「それは止めた方が良いです。」というようなことは、ご要望によってはお受け兼ねることはあります。

こういう考え方のやり取りを行いながら住まいを創っていく過程も楽しんで頂ければと思います。

現在の日本の住宅が先進国に輸出されているということは、聞いたことがありません。気候や風土に合わないのではなく、住宅の前提となる考え方が異なるため通用しないのです。一般の方が与えられている情報は、「戦後の日本の数を増やさなければならない住宅政策によって生み出された造る側の考え方」を前提とした知識が多いようです。


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家相や風水と注文住宅(2)

2007年01月16日 12時41分13秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。

私は目に見えない力やエネルギーも存在すると思っている方ですが、

家相と風水については、本音を述べると、家の形状や間取りより土地の方が、はるかに大切な気がします。
そして一番言いたいことは、根拠が曖昧なわけですから、ダメだという否定的なことを気にし過ぎないことです。気にし過ぎない方が良いという理由を述べましょう。

気にし過ぎると、より良い住まいどころか、家を建てることが不可能になります。

気にされる方の多くは、「~に置いてはいけない方位」を耳に入れてきて気にします。

そのいけない内容は、書籍や人によっても異なります。それだけでなく、北の方位の取り方ひとつをとってもいくつかの説があり、もっともらしい理由とともに述べられています。

具体的に説明しますと、

「磁石が北を向く方向がエネルギーを発しているのだから正しい」
「地軸である真北が正しい」
「北極星の方向こそが正しい」

の大きくわけて3つあり、
「昔と比べて北も移動しているから補正すべきだ…」とまで述べる専門家も…。

では、気にする人はどうするかというと、否定的なことを知ってしまうとすべて避けたくなります。

日本では、磁北と真北とは5度~10度、アバウトに考えても7度も差があります。

たった7度ではなく、7度もです。何故なら、鬼門、裏鬼門、正中線、四隅線がダメな箇所になりますが、その7度がそれぞれ8箇所に影響します。これに八方の方位も関係してきます。

さらに、その中心線の取り方も様々な説がありますから、どれを信じるのか…。すべてダメということで消去方で避けていくと、どうやって間取りを決めれば良いのでしょう…。建てる時期や土地によっても吉兆はありますし、そこに住む人の生年月日によってもダメな方位があります。


水廻りを無くした家ならば何とかなるかもしれませんが…。(^^;)
今の日本の土地で、これらの消去方で消していくと住める家を設計することは不可能でしょう。


家相の本を見ると吉相の家の間取りが出ていますが、日本の標準的な4LDKの同じ家で、1階と2階の両方すべて吉相を満たし、悪相を避けた例として出してくれている間取りを見たことはありません。

1階だけとか、別の家の2階だけとかはあります。それでも、おかしい部分はありますし、2階は気にしなくて良いという本もあります。何かと理由を付けて、「この場合は、こうだから良いのだ…。」とこれまた専門家によって勝手な注釈を付ける人もいます。実際に「え~っ??」というような裏話もいろいろ聞いていますので、勝手な注釈と述べておきます。

どの世界でも必ず少数の本物と圧倒的多数の偽物がいるのは止むを得ないでしょうが、振り回されないようにすべきです。本当に気の流れやエネルギーを感じることのできる人が言うのであれば、多少信じますが、あれこれ頭でこねくり回した知識を述べている人の話は…話半分…、いや最大でも半値8掛け9割引で考えておくべきです。


私が気にし過ぎない方が良いと言うのは、ダメな方位を気にし過ぎると家相や風水の悪い面に縛られてしまうので、

同じ気にするなら良い方向になっている部分に注目して、その作用がプラスされるのだと喜んで、家相や風水をあなたが利用すべきです。

「~だからダメ」でダメな点を気にするのではなく、「~だから良い」と良い点を意識すれば、間違いなくプラスになっていくはずです。

目に見えない力があるとするならば、私達の目に見えない想いのパワーでも変えられるはずです。占いも含めて目に見えない事項はこのように利用した方が、私は良いと考えています。


述べだすと止まらなくなるので、本日はこれまで!(^^;)



ミタス一級建築士事務所 清水煬二



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住宅現場のよもやま話(1)

2007年01月13日 11時25分00秒 | 建築家の日記
こんにちは、清水です。

本日は、早朝から現場検査、現場打ち合わせ、現場チェックと3軒続き、午後は事務所で設計の打ち合わせです。

現場監督からは、「朝早いのが好きなんですか?」と聞かれます。私も寒い冬はゆっくりしたいのですが、私の検査を合格しないとその次の工程には進ませない工事もあります。

午後とか朝ゆっくりに私が行くと、職人さんはその間工事をできずに待たなければなりません。それは申し訳ないので、早朝に行って検査をし、手直しさせるところは手直しさせ、職人さんが来る朝8時頃には既に終わっていて、スムーズに次の工事を行ってもらうためなのです。今はまだ朝の7時に現場スタートというと良い方で、夏になって、日が昇るのが早くなるにつれて私の朝一番の時間は早くなります。(笑)


ミタス一級建築士事務所では、隠れてしまう部分でこだわっている内容、構造、耐久性、防水に関することなどは、物凄く要求が厳しくうるさいのです。多分、こんなに具体的に現場でうるさい設計事務所の建築士は、なかなかいないでしょう。


「俺は30年間大工をやっているけど、そんなことを言われたことは一度もない。」「一流のハウスメーカーの下請けを長年しているが、そこまでは言われたことがない。」と何度も言われていますが、

こちらも内容的には後には引かず、ケンカせずに同じやってもらうなら機嫌よくやってもらうめに、へりくだるところはへりくだり、協力できるところは協力するのです。職人の一番嫌がることは、待たされること、指示がはっきりしないまま放置されることなのです。

本日の一番の現場も、私がチェックして現場監督と一緒に細かい部分の手直しを完了して、朝8時の職人さんを迎えました。

工務店はもちろん、ハウスメーカーでも他では決して言わないことでも厳しく主張しそれを押し通すために、譲れないところとどうでもいいところを区別して対応しています。



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