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一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

横浜市庁の免震工事

2008年07月14日 13時43分53秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
▲現場の写真は公開不可とのことでしたので、頂いた資料でイメージして下さい。



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

2008年7月11日は、横浜市庁の耐震補強工事を見学に行きました。
写真は撮りましたが、公開不可ということですので、お見せできないのが残念です。

今回の耐震補強工事は、詳しくいうと免震工事です。

建物そのものの耐震補強ではなく、基礎に接する柱の一番下の部分をカットして、
そこに免震装置を付けたのです。

これは、深くて大きな地下ピットがあることや、杭基礎が既にあることなどから
基礎の柱の部分をカットして免震装置を入れていくことになったのです。
免震装置も2種類を合わせて使っています。

免震装置を入れるとどうなるか…今回の計画上は、


震度5までは、揺れを吸収して揺れを少なくすることで、
建物への被害を防ぎます。

震度6強になると建物が60センチ横にスライドしながら、揺れを吸収します。
といっても、大きくゆっくりと揺れることになるでしょう。
このスライドのときは、2種類目の免震装置が働くことになります。

建物が横に60センチスライドするのですから、地面に埋もれたままでは不可能
ですよね。

そのスライドする空間を確保するための地下ピットも造りました。


そういう内容を工事はまだ進行中ですが、事前にスライドで教えて頂いて
現場を案内してもらいました。

総工費は49億円。免震工事だけに関しては39億円です。
総工費が100億円になれば、建替えも考えたとのことでした。


みなさんが免震構造を希望されるのであれば、金に糸目は付けない!
という方でないと無理です。

免震装置を付けるまえに、優先順位としては、基礎や地盤、建物の耐震に費用を
掛けた方が費用対効果での効率が良いからです。
そのあと制震装置を付けるか、免震装置を付けるかどうかです。


ですから、免震装置にお金を掛けるのは最後ということになります。


木造住宅用の免震装置も発売されていますが、私は必要性を感じていません。
それより地盤の方が大切ですし、地盤が流れたら免震装置も役に立たないため、
地盤をまずしっかり確保できている前提が必要です。




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身軽に研修旅行へ

2007年09月10日 17時56分49秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

今週末から、少しの間ですかドイツへエコ住宅の勉強に行ってきます。来週はブログも少し休みます。今週はアップしますよ。スタッフとは、携帯メールと携帯電話で連絡をとるつもりです。

勉強ですので、観光や遊びはありません。今までは、個人で現地通訳をお願いしていましたが、今回は、建築専門のツアーですから団体です。


良い点は、次から次へと観ることができることです。
デメリットは、自分のペースでは観れませんね。

レオナルド・ダヴィンチの生家を観に行ったときは、郊外にあり、ほとんど他の人はいませんでした。市が管理していて、そのときは年配の女性がいました。
他の方は5分も滞在せずに去っていきました。平屋で部屋が2つあるだけですから。

でも、私は1時間以上そこに滞在して、管理人の女性から、あれこれお話を聞きました。こちらから質問攻めでしたが、普段は退屈なのでしょう。実に丁寧に詳しく、最後は楽しそうに教えてもらいました。もちろん通訳を通してです。

そういうことは、今回できませんが、インプットの意味で楽しみにしています。

また、10日間であっても、私の荷物はいつもは機内持ち込み手荷物だけです。
今回は、ドイツでこの季節ですからやや寒いとのことですので、荷物が増えるので迷いましたが、やはり手荷物だけにします。空港カウンターでも、機内持ち込み手荷物だけだと驚かれるのですが、デジカメとお金があれば何とかなります。今回は、友人に教えてもらったMPEGムービーを持参予定です。操作説明書はまだ読んでいません。

衣類は、できるだけ詰めますが今回は1箇所に滞在しないので、洗濯ではなく捨てていきます。もう着ることがなくなった古い下着や上着をできるだけパッケージして、捨てるのです。無くなったら、現地のスーパーで購入します。もちろん、事前に計算して着ます。

空港で荷物を待つ必要がありませんし、乗り換えなどで荷物が行方不明になることもありません。できるだけ身軽に行きます。

食事は、イタリアへ行ったときでさえ、ほんとど食べませんでした。(笑)

朝、ホテルの朝食を取り、昼は簡単にファーストフードなどで済ませて、夜はスーパーで買ったフルーツを食べるくらいでした。食べないときもあります。

理由は時間がもったいないのと、真剣に観て興奮しているので、何故かお腹が空かないのです。(笑)

しかし…、帰国して体重計に載ってもほとんんど体重が変わっていないのが、不思議です…。


10月の勉強会で、今回の内容をお話しますので興味のあるかたは、ご出席下さい。


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住宅勉強会と住宅セミナー

2007年06月18日 09時53分48秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
        ▲ちょっと、「猿の惑星」のような格好をしている瞬間ですが…


みなさんおはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。

毎週土日は、事務所での打ち合わせや相談などを行っていますが、担当スタッフ以外はお休みです。皆さんとの打ち合わせには、私以外に設計担当、インテリア担当のどちらかが、タイミングによっては両方同席します。

私は、いつも同席しますし、打ち合わせがなくても事務所で仕事をしています。


この6月17日と18日の土日は、住宅勉強会と住宅セミナーが連続しました。

テーマは、同じだったのですが、事務所で行う勉強会と外部に依頼されて行うセミナーとでは、若干話す内容が変わります。といっても、事前に原稿を用意しているわけではなく、資料のみ用意して、お話する内容は、みなさんの反応や時間を見ながら、その場で決めながらお話しています。

ですから、レジメに忠実に上から一項目づつお話することはなく、話が終わってみれば、レジメのほとんどの項目が説明されていたというような具合です。

今回のテーマは、「間取り必勝法」でした。短い時間で、みなさんにお話するために、具体例を提示しながら一緒に考えて、考え方のポイントや対応方法をお話しました。

もちろん、良い間取りをみなさんが考えることができるようになるというのは、短時間では難しいですから、

プロが自分たちに描いてくれた間取りを見て、どこがおかしいか、どこが使いにくいか、どういうリクエストをすれば良いか、というようなことが判断できるようになるための具体的なコツと考え方をお話いたしました。

セミナーでは、その後、実際に間取りをお持ちになった方に、個別にアドバイスも行いました。


お話した具体例に基づくチェック事項とこの考え方で、どんなプランでも6割くらいは、この方法だけでみなさん自身で気づくことができるようになったはずです。
残りの4割も、その考え方の応用で可能ですが、この応用部分については繰り返して慣れないと難しいでしょう。

しかし、6割であっても、プロが描いたものの間取りの使い勝手の悪さや不便な面を指摘して改善してもらえるテクニックを身に付けることができるのであれば、かなりプラスになりますね。

また、平面図からはわからない空間を演出するためのテクニックも参考にご紹介いたしました。



住宅勉強会も外部から依頼される住宅セミナーも、私自身はボランティアのつもりで行っています。

造る側から押しつけられた片寄った知識や思い込みでなく、住まい手の側から考えた正しい住宅の知識や、幅広い考え方を少しでも広げたいからです。

私が忙しくて住宅勉強会やセミナーを続けられない状態に、近い将来なることはあります。興味がある方は、私が行えるうちにご参加下さい。多分、他では聞けない内容がかなり多いはずです。




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住宅勉強会、住宅セミナーのお知らせ

2007年06月06日 16時53分27秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水 煬二です。

本日は朝から、毎月行う全体スタッフミーティングを行っていました。


さて、今月の

2007年6月16日(土)住宅勉強会 (ミタス一級建築士事務所の事務所)
2007年6月17日(日)住宅セミナー(TBSハウジング平塚展示場)

は、同じテーマで行います。

簡単なレジメですが、以下のような内容を予定しています。



「 間取り必勝法 」

真剣に考えた間取りでも住んでみたら「しまった!」というのはよくある話。
でも、知らないで損をしたまま住んでいる人は、もっともっと多いのです。
間取りを考える時に、みなさんが押さえたいツボと、プロでも見落としがちな
ポイントをお教えいたします。


Ⅰ おかしな間取りの原因は…

①寸法とバランスがわかっていない 広過ぎる・狭過ぎる・必要寸法・将来は?

②動線がわかっていない

③メリハリが無い

④構造がわかっていない

⑤造る立場で考えている

⑥楽しさや夢がない

⑦広がりがない

⑧方位がわかっていない

⑨周囲環境がわかっていない

⑩その他…デザインを優先し過ぎなど



Ⅱ 快適な間取りにするためのヒントとコツ

①寸法を押さえるコツ

②動線を考える方法

③構造をチェックする方法

④メリハリを付ける考え方

⑤楽しさや夢を感じさせる方法

⑥広がりを感じさせるヒント

のような内容です。


興味があるかたは、下記ホームページをご覧になりご参加下さい。



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本日の住宅勉強会~ウインドトリートメント~

2007年05月19日 12時36分25秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

先ほど、本日のウインドートリートメント、窓の演出についての住宅勉強会が終わりました。

今回は、私が講師ではなく初めて外部の方にお願いしました。内容は非常にわかり易く、実物サンプルや写真もたくさん持参して頂きました。資料もビジュアルで大変良かったです。

私は、わかっていたつもりで参考程度の気持ちで最初は聞いていたのですが、その分野で第一線で活躍してるからこそわかる、最近の流行や人気のものの説明には「なるほど…」と関心しました。

新商品のブラインドにも使えそうなものやヒントをたくさんもらうことができ、選択幅が、かなり広がりました。現在設計中や工事中の方の住宅に使うものを具体的にイメージしながら見聞することができました。


お話も女性だけあって、プレーンシェードなどの取り外し方の実演や注意事項やコツ、洗濯の仕方など私には思いつかない視点や、全く知らない役立つ説明などもありました。

私自身も時間を掛けて参加した甲斐がありました。


私自身がセミナーへ行って、仕事をせずに時間とお金を掛けてわざわざ聞きに行く内容というのはは、建築全般や住宅全般の話ではなく、ある特定の事項に絞ったものだけです。しかも、講師の方がその特定の分野のプロ中のプロの場合だけ聞きにいくのです。


今回のカーテンやブラインドなどのウインドトリートメントの話は、一般の皆さんはもちろん、ミタス一級建築士事務所のスタッフ全員に聞かせておきたかった充実した内容でした。少人数で聞くのは、かなりもったいない濃い内容でした。録画でもしておくべきでした。


来月2007年6月16日(土)の勉強会のテーマは、スタッフのシステムキッチンの話にするか、私の間取りの話にするか、その他にするかまだ決めていません。6月の初めにテーマをホームページにアップしますので、ご希望の方はご覧下さい。


なお、来月の勉強会の翌日には、私が依頼を受けて外部セミナーの講師を行います。お近くで興味のある方は、こちらもご参加下さい。




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5月の住宅勉強会~窓の演出~

2007年05月16日 14時40分35秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
みなさんこんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水 煬二です。

5月19日(土)は、住宅の勉強会の日です。

この勉強会は、おととしのセミナー、そして昨年からは毎月、私が講師となって、さまざまなテーマで行ってきました。

今年は少し趣向を変えて、テーマだけでなく方法なども違ったものを行うようにしています。

5月19日(土)に関しては、カーテンを含めたウインドトリートメントのお話です。

サンプルや写真なども用意して頂き、お話を聴きます。

講師は今回は私ではありません。毎日カーテンやウインドトリートメントを仕事として行って頂いてるプロの方に来て頂きます。以前コーディネートを依頼してみて、ポイントを抑えていて良かったからです。私も皆さんと一緒になって聴き、質門する予定です。

内容は、最近の流行についての話はもちろん、カーテンやブラインドなど様々な種類と考え方、注意点もサンプルを見せてもらってお話を聞くことができます。

私がスタッフにカーテンを考えさえたあと、いつも話していることは、「カーテンをいつ閉めるのか、開けているときはいつなのか?そのシチュエーションを考えて、そこでの演出を考えなさい」と言っています。

閉めても閉めなくても変わらないというのであれば、コーディネートや提案は必要ありません。どういうタイミングで使うからこうだという演出を含めた提案や方向性が無いと、私に却下され、あるいはOKをもらえないのです。

カーテンに限らず、ブラインド、バーティカルブラインドなど様々なウインドトリートメントの種類と方法がありますが、

プロならではのお話が聞けると私も楽しみにしています。

費用は無料です。アンケートや何かの売り込みもなく、終わったらそのまま解散です。余計な話はありません。


ご希望の方は、ミタス一級建築士事務所のホームページから、2日前までにお申し込みください。但し人数に限りがありますので、定員になるとお断りすることがあります。





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住宅勉強会やセミナーのお知らせ

2007年04月23日 10時43分46秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水 煬二です。

間が開いてしまいました。調停委員の集まりや、早朝からの着工立会い、工事検査での問題など、いろいろありましたが、バタバタしていたら、ついつい日が経ってしまいました。


今週からまた、アップ開始します。

ミタス一級建築士事務所で行っている勉強会は、5月19日(土)、6月16日(土)の予定です。

6月は勉強会の翌日、17日(日)に、外部でセミナーをして欲しいとの依頼を受けています。

参考になるテーマであれば、ご参加下さい。

5月19日(土)勉強会 午前10時~11時30分「カーテンについて」…カーテンを専門に取り扱っている外部講師にお願いします。

6月16日(土)勉強会 午前10時~11時30分「カーテンについて・その2」にするか「キッチンについて」を行う予定です。5月の内容を聞いて確定します。


6月17日(日)外部主催のセミナー 午後1時~2時30分「間取り必勝法」というテーマで行う予定です。場所は、TBSハウジング湘南ひらつか展示場

です。詳細は、ホームページに来月アップいたします。

今週は、ゴールデンウイーク前、その前に片付けなければならない仕事が多いですが、ゴールデンウイーク中は、じっくり自分のやりたい仕事ができるので、今から楽しみです。(^^)ゞ 

仕事以外では伊豆へ日帰りで行く予定と新横浜プリンスへアイスフィギュアスケート、荒川静香さんの滑りを懲りずに観に行く予定です。



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ドイツ、オーストリア、スイスの環境配慮型の住まい

2007年03月23日 09時28分18秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日は、建築士会の「環境先進国ドイツ、オーストリア、スイスの環境配慮型の住まい」というセミナーを受講してきました。白井勇氏の講演です。寒さへの断熱性能や地熱利用、屋上緑化、廃棄処分を考えた資材、太陽熱の取り入れ方など様々な実例写真を拝見しました。目新しいものはありませんでしたが、その背景の考え方や実例を見ると、いろいろな発想へと想いが飛んでいき参考になります。


今年の秋は私もドイツへ行きたいと思っていますが、昨日の内容は、現在の時点でもヒントになることがいくつかありました。

しかし、一番感じたのは、それぞれの個々の住宅の内容よりも、その前提にある都市計画の考え方の日本との大きな違いです。今回のテーマとは少し違ったのですが、たくさんのスライドを観ながら、あらためて感じました。個別住宅の件で感じたことは、検証しながら試していきたいと思います。



帰宅したときには、アイスフィギュアの高橋選手のスケートは終わっておりましたが、水泳シンクロのフランスのデデュとロシア選手の最高峰の一騎打ちは、何とか観ることができました。





横浜市 住宅設計 ミタス 一級建築士事務所



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スタッフミーティングと相談会

2007年03月01日 12時35分22秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんにちは、清水です。

2月が終わり3月になりました。本日は、朝から月初めの全体のスタッフミーティングを行いました。私を入れて8人のミーティングとなりましたが、いつも私からの連絡や話だけで時間が来て、ランチミーティングへと移動していました。

本日は、初めてスタッフに次回のミーティングまでに宿題を出しましたので、4月の初めの発表を今から楽しみにしています。

新しいCADを導入してもらいましたので、もっとスピーディーにわかりやすく皆さんにプレゼンテーションして行くよう改善していきます。いずれ、ミタス 一級建築士事務所としての企画型の住宅内容を、わかりやすいように作成し提案していくつもりです。

さて、今月の住宅勉強会は、自由相談会に変えようと思います。前回も、勉強会の後に個別のご質問が複数ありましたが、他の方の参考になる内容でした。個別に相談をしたい方とオープンに質問したい方に分けてとなります。3月17日(土)予定で
2~3日中にホームページにアップしておきます。

                    ミタス 一級建築士事務所 清水煬二





ミタス一級建築士事務所では、毎月第3土曜に住宅の勉強会をボランティアで行っています。
ご希望の方は、気軽に参加してください。

ミタス 一級建築士事務所



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本日の住宅勉強会は…

2007年02月17日 16時27分14秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんにちは、清水です。

本日は、今年初めての勉強会でした。

テーマは、いつもとは趣が異なり、木造の筋交いの計算方法で説明のあと実際に行ってもらいました。
従来は、私の一方的なスライドや写真などをお見せしての話だったのですが、今年は、皆さんに何かをしてもらうことも加算しようと決めました。

後半は、実際に演習をして、筋交いの計算を行い、判定までして頂きましたが、みなさん正解されていました。少なくとも基本的な考えはお分かり頂けたようです。

現在、耐震構造偽装問題が話題になっている割に、木造住宅のいい加減さは知られないままでいます。建築確認申請でも、その計算を添付しなくても良いままでした。4月からようやく添付となるようです。

さらに住宅性能表示制度の耐震構造等級の計算方法の問題点など、裏話もさせて頂きました。やや難しい話だったかもしれませんが、脳力トレーニングが流行っているので、たまには良いでしょう。(^^;)

次回は、何をするかは決めていませんが、できれば、また多少でも作業をしてもらえるものを考えたいと思います。





▲本日の勉強会風景


毎日の仕事である住宅設計や監理、相談を通して皆さんの参考になりそうな考え方や実例を独断と偏見で、気ままに情報発信しています。いつの間にか皆さんが、正しい住宅について考えるきっかけになり、日本の住宅を本物に変えていくお手伝いが少しでもできれば幸いです。


また、ミタス一級建築士事務所では、住宅の勉強会を行っています。興味のある方は、気軽に参加してください。

ミタス一級建築士事務所 清水煬二


横浜市 住宅勉強会



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2月の住宅勉強会は

2007年01月23日 18時16分00秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんばんは、清水です。

また遅くなりました。本日は、朝から都内まで講習会に出ていました。やはりその分野の専門のプロは、経験も知識も豊富なので、勉強になります。丸々一日の時間が潰れるというのは貴重です。忙しいので今回止めようかとも思いましたが、自分だけでは一日では、とても学べない量の勉強をさせて頂きました。建築は広くて深いので、一生、常にインプットが必要です。


さて、勉強と言えば、来月2007年2月17日(土)の勉強会についてですが、今までとは内容が、ちょっと異なります。木造2階建ての筋交い計算の方法をお教えします。これが実に簡単なのですが、本を読むだけでは一般の方にはわからないでしょう。しかし教えてもらえれば、電卓の掛け算と足し算でできます。

「これを知って何の役に立つの?」ということですが、実は皆さんの木造2階建ては、この計算をしなくても建築確認申請は通ってしまうのです。ということは、書類でも現場でもノーチェックです。

姉歯さんの耐震偽装で「マンションは危ないのでは?」と騒いでいましたが、木造住宅ではもっと有り得るのです。現に、中古住宅の検査依頼を受けて確認していますが、何度か筋交いが明らかに不足の家がありました。図面と計算上であるはずの壁がない。ここにないと地震に対抗する筋交いが足りないということもわかります。逆にあるはずの壁が無いが、これがなくても計算上は大丈夫ということもわかります。


皆さんの家の壁をリフォームで将来取るときに、大丈夫かどうかの確認も工事業者任せではなく、できてしまいます。そういうこともある程度わかっても良いでしょう。

難しい突っ込んだことは、わからなくても最低限の考え方や計算方法はわかるように説明します。ご希望の方は安心してご出席ください。



ミタス一級建築士事務所 清水煬二


ミタス一級建築士事務所では、ほぼ毎月第3土曜に住宅の勉強会をボランティアで行っています。ご希望の方は、気軽に参加してください。


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今年の住宅勉強会について

2007年01月10日 14時05分20秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんにちは、清水です。

昨日の300年住宅の件で質問メールを何人かから頂きましたが、
詳しくお知りになりたい方は、ミタス一級建築士事務所のホームページもご覧下さい。
田辺先生のホームページもそこに紹介しています。


昨年から行っている、勉強会ですが1月はお休みです。

今年は2月17日(土)からスタートします。
テーマは、「木造2階建ての筋交い計算方法」です。

現在、建築確認申請では、木造の構造計算に該当する筋交い計算書の提出を義務付けていません。そのため本当に大丈夫なのかどうか、大丈夫な場合どの程度オーバーしているのか、ご自分で計算できるようにお教えしたいと思います。

これがわかれば、将来この壁を取ったら本当に大丈夫なのかとか、新築や中古住宅の購入時では筋交いの入っている場所に筋交いがない…とするとこの家は大丈夫なのか…というようなこともご自身で、基本的な計算ができます。

計算は簡単で、電卓があれば誰でもできますし、電卓がなくても掛け算と足し算とができれば誰でもできます。

参加ご希望の方はホームページからメールを頂ければOKです。



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毎日の仕事である住宅設計や監理、相談を通して皆さんの参考になりそうな考え方や実例を独断と偏見で、気ままに情報発信しています。他の建築家や業者では聞けない内容も多いでしょう。この情報で、いつの間にか皆さんが、正しい住宅について考えるきっかけになり、日本の住宅を本物に変えていくお手伝いが少しでもできれば幸いです。




ミタス一級建築士事務所 清水煬二


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住宅の最大のトラブルとは…

2006年11月30日 10時01分08秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
住宅の最大のトラブルとは…


おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ついに今月の最終日になりました。

TBSの住宅展示場で先日セミナーをしましたが、終了後に休憩室でTBSの方と雑談していました。そのときに「今までで一番トラブルになった例は何ですか?言いにくいと思いますが…(笑)」と質問されました。

「トラブル?う~ん、最近も失敗を何とか乗り切りましたが(2006年11月8日と11月24日のブログ参照)一番は、やはり契約後に工務店が倒産したことですね。」

ということで、簡単にお話をしました。

話せば長いことながら、簡単に言えばひとことです。(笑)


この回避方法や、どう乗り越えてハッピーエンドにすることができたか、皆さんにもためになる内容が凝縮されているので、12月には何度かに分けてお話しましょう。

この内容の話をするときのテーマ名は、「住宅最大のトラブル転じて福となす」に枝番をつけましょう。

乞うご期待!!(^^)v


 P.S 2006年12月2日 に その1 を掲載しました



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昨日の住宅の講演は…

2006年11月27日 09時12分13秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
おはようございます。清水です。

昨日T2006年11月26日(日)TBSハウジング湘南平塚の住宅展示場で行った住宅講演のテーマは、「永く住むために ~より良い住環境とは~」でした。

フィレンツェやバンクーバーでのプロジェクターをお見せしながら、テーマについて感じてもらい考えるヒントとしながら、私の意見や実例、サンプルなどをお渡ししてお話していきました。

昨年私が観たダヴィンチの生家は500年前のものが実在しています。フィレンツェの街には、200年、300年という建物、ホテルもオフィスもアパートメントも溢れています。

バンクーバーでは築60年の住宅が機能性を向上させながら平気で美しいまま建っています。

優秀なはずのメイドインジャパンが、住宅に関しては先進国に輸出されることはありません。海外へ出ているのはODAで支給に近い形で提供されているだけでしょう。

このことを考えても、日本の住宅業界、そして皆さんの考え方を変えなくては、良い住宅は建たないと私はずっと以前から感じています。


日本の住宅でも古い街並みのある京都や地方では、築100年以上という木造住宅はあります。でも、それらは現在人気があり造られている住宅とはかけ離れていますし、温熱環境で快適とはいえない短所もあります。

造る側の立場ではなく、住まい手の側で考えること、そのためにも視点を国内だけに限らず、海外の建物の長所や短所を感じ取って吟味し、取り入れていくことが大切だと思います。


みなさんにお知らせしたいのは、視点を住まい手の立場で深く考えるということをすべきだと思います。そうすると、現在、素晴らしい素晴らしいと宣伝されて建てられている新築住宅は、建てる側の都合で考えられた偽物がいかに多いかということもわかってきます。




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住宅セミナーのお知らせ

2006年11月25日 12時55分35秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
こんにちは、清水です。

明日2006年11月26日(日) 13時~14時30分、
TBSハウジング湘南平塚の住宅展示場で講演をします。
JR平塚駅から徒歩10分だそうです。
 
テーマは、「永く住むために ~より良い住環境とは~」で建材なども紹介してくださいとのことでした。

今年の夏に、ここで別のテーマでセミナーを行ったときには、プロジェクターを使いますと申し上げていたのですが、プロジェクターを使うのは私が初めてだったようで、スタッフの方にお手数を掛けて準備して頂きました。
レジメはいつも簡単なものしか作らず、当日話しながら飛ばしたり順序を変えたりします。終了後の個別の質問にもお答えいたします。


このブログを見た方が、もし明日の私のセミナーに参加されたらセミナーの後でも結構ですからお知らせ下さい。確率的にはほとんど無いと思いますので、珍しいことですから、以下のうちご希望のものがあればいずれかを差し上げますね。


①「我が家を手に入れる前に読む本Q&A80」書籍 
  隠れたベストセラー



② 他のセミナーなどの講演収録ビデオ




では、ご縁があれば明日!



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