元々、選手仕様のトップモデルだったエウレカSHM50を試し乗り。
分かりやすいイタリアンな感じ。軽さと反応性、フロントのクイックさ。バリバリのレース志向が表れています。一時代前のレーシングイメージそのまま。それが価格を抑えたミドルレンジとなったことがポイント。
ミドルとしてみると高パフォーマンス。ヒルクライムやクリテなど国内レースに向いている感じ。突き上げはあるけど、それも含めてイタリアンらしさとして感じられる。メジャーブランドとは違うカッコ良さも。
元々、選手仕様のトップモデルだったエウレカSHM50を試し乗り。
分かりやすいイタリアンな感じ。軽さと反応性、フロントのクイックさ。バリバリのレース志向が表れています。一時代前のレーシングイメージそのまま。それが価格を抑えたミドルレンジとなったことがポイント。
ミドルとしてみると高パフォーマンス。ヒルクライムやクリテなど国内レースに向いている感じ。突き上げはあるけど、それも含めてイタリアンらしさとして感じられる。メジャーブランドとは違うカッコ良さも。
コルナゴの新作エアロロード、コンセプトを試乗させて頂きました。
高級、高性能バイクに乗れることが自転車屋さんの楽しさの一つ。今回はこのタイミングで来店していたお客様、ラッキーでしたね。
オーラが違いますから。間違いなくお高いんでしょ?って雰囲気が出てます。コルナゴのアートセンスがエアロフレームになるとより発揮されますね。
乗った感想を。期待を越える出来。コルナゴ初のエアロ。やっぱコルナゴって凄い。様々なエアロにも乗りましたが、とにかく気持ちイイ!自分が速いとは思えないのに、ものすごい流れていく。ホイール?いや~フレームでしょ。ホイールが上手にアシストしているような。
カンカンするような反応性とは違って、ためて倍返しするようなギューンがコルナゴの数値に表れないマジックというやつなのか。フロントとリヤの剛性の違いが面白いバランスで作られています。こういう反応性好きだなぁ。まだまだ老舗は魅せてくれますね。
フェルトのカーボンシリーズでは、やっぱりFが好み。シンプルな見た目と同じく、シンプルなバイク性能が好き。
レース系コンセプトのF。進む、止まる、曲がるという基本がしっかり。それでいて振動が少ないのが面白い。
パイプ形状はいたってノーマルなのに、古臭さは感じない性能。昔からしっかり作っている印象。カーボンの良さを十分に感じる事が出来るバイクです。
フェルトのフレーム内部のカーボン処理のキレイさは有名ですが、これは性能に表れるというより耐久性に影響するらしい。長年乗っても性能が維持されるとか、割れにくいとか、長く愛用したい方には内部のカーボン処理も気にしたいですね。
同時に試乗すると薄れてしまうモデル。タイムとカレラが極端すぎなので、オルベアがすごい乗りやすく感じます。
足回りのもっさり感はしょうがないですが、反応が鈍い。ホイール変えればもっとレーシーに仕上がりそう。
レースというよりロングで使う感じ。直進性も強いので初心者にちょうどイイところ。バイク任せで進んでいける感じは代々受け継がれているオルベアらしさ。登坂も強いので峠が多いこの地域にもマッチする性能。
初めてのカーボンバイクで、用途はどこでも何でもやりたい、オールラウンド向け。フレームの基本性能の高さを生かしてパーツで好みを出して楽しめそうです。
カレラの新型AR-01。まずは実車で見るのは初めてというディアブロカラー。イタリア職人芸。これだけでも面白いです。
見た目は個性派。実際の乗り味はオーソドックスというギャップ。カレラっぽいけど、激硬くてドーンと進む時代からは洗練されています。良くも悪くも優等生かな。
レース的にキレイに進むけど、もっとカレラらしさがあっても良いかな。大好きだったあの頃が好みだったのかもしれませんが…。コレは現代風カレラだと思います。
今回の試乗車で最も注目度が高いというか、高額スペックのTIME。
サイズが大きく、シッティングでの試乗ができないもどかしさ…。しかし性能は十分に感じられました。
エンデュランス系のモデル。まず、その乗り心地に驚かされます。他社のエンデュランスの一歩先を行くような極上感。振動が単純に少ないというより、いらない振動だけ打ち消すみたいな。ある程度、必要なインフォは伝わる感じで「ただただスゲーな」と。
もちろん未知のフォーク、アクティブ仕様も効果絶大。ここまで必要かと思うかもしれませんが、このフレームコンセプトには最高にハマっていると思う。
そして思った以上に走る。軽さもプラスされているおかげか、なかなか軽快。登れる感じ。エンデュランスという表現以上を考えるとスーパーエンデュランスか。カーボンの一歩先。さすがタイム。比較できませんね。
昨日の塩尻チャリフェスには多くのご来場ありがとうございました。乗り比べる楽しみを感じて頂けたかと思います。
FELTはカーボンモデルを3台ご用意。それぞれコンセプト違いを試せる面白い選択肢でした。
見るからにレース向けなAR。しかし見た目とは違い乗りやすい。クセの無さはもちろん、剛性バランスもほどよい。そして乗り心地も良い。逆にZシリーズの影が薄くなるくらい。見た目はカッコイイ、エアロ形状が良いけど走りは初心者向けが好みの方には最高です。
シートが前乗りポジションに変更できるのも実は優れた特長で、トライアスロンに使える感じが嬉しい。体に優しいエアロが万能に使えます。価格帯と実際の購入ユーザーがマッチする良心的な出来でした。
新型フォイルの試乗会に多くの方に来て頂きありがとうございました。
様々な貴重なご意見いただき、今後の参考にもなりました。エアロロードの目指すべき先は…。
まずはトップモデルのHMXフレームにデュラ&ジップの100万円モデル。始めに感じるのはハンドリング。難しい…。「超絶まっすぐ」って感じ。どんなにテキトウに踏んだり振ったりしてみても、バイクは「俺は真っすぐ進みたい」って言っているかのようで、なかなか今までにない感覚が慣れを必要とします。
そしてそれだけ勝手に真っ直ぐ感が強いおかげか、気持ちイイ加速をします。ドーンというかスイーっていう感じの滑らかに速い。最初は楽しい。でもシンドイ。乗り心地は普通ですが全体的にハード。そしてハンドル硬すぎ。これはもたない。一流のスプリンター仕様というのがよくわかります。
もう一つはHMFフレーム。形は同じでカーボンを変えているミドルレンジ。正直、こちらに合うレベルの私。
基本的な味付けは同じですが、全体的にHMXより穏やかで優しい「乗りやすいバランス」。エアロだけど何でも使える感じ。ホイールの影響もありますが、想像以上に進んでくれるXが良いのか、ダメージを抑え長距離の最後には勝っているトータルバランスのFか。なかなか面白い作り分けしています。
必ずしも高額モデルの方が良いかというと、そうでもないのかも。自分のレベルに合った物、使用用途に合った物がトータルでは最高なのかもしれない…。だからこそ奥が深いし、悩ましい、そして面白い。あらためて、ロードバイクの魅力を思い知らされたフォイル試乗会でした。
意外と良かった、というかある意味予想外の良さだったサーヴェロのオールラウンドモデル、R2。
R系は軽くて反応が良い万能バイク。でも疲れる印象があったのは上位モデル。そこでR2。
なんだかエンデュランスみたいで振動が少なく足にくる感じもほどよい。それでいて軽いヒルクライム感は健在。ただ素材を変えるとかじゃなく、このグレードに合わせて狙った性能が最適にして最高。
105のカーボン完成車というスペックだけみると高額。しかしこのフレーム性能は素晴らしい。どうせ乗るならR5とか上位モデルをと思いますが、レベルによってはR2の方が快適で長い距離を走ったら結果、早くなっている可能性もありますね。高いほど良いというのとは違い、自分に合ったものが最高だというサーヴェロらしさを感じます。
登れるロングライドモデルをお探しの方に自信のおすすめバイクです。
サーヴェロブレインバイクジャパンに参加してきました。サーヴェロをより深く知るための合宿。全車種試乗しました。
最初は最も感動したモデル。S5。
前作のイメージが強いせいか、硬くて乗り難いプロ専用という感じ。それが…。一変。スゴイ乗りやすい。
このフォルムで乗りやすいって笑える。ハンドリングにクセが無いことと、思った以上の振動の少なさと反発。本当に面白い速度域だと高いレベルですが、それはそれで。普通に乗っても十分に楽しめるから面白い。足があるとか無いとか別にして。
平地向きと言われても登れる感覚も強い。それは適当に踏んでも伸びるという性能も含まれているかもしれない。どこでも速い感覚。価格こそ上級グレードですが、これほど懐深く誰でも楽しめる性能の高さ。いやぁ~見直した。