先日、スタッフ百瀬がサーヴェロ勉強会&試乗会へ参加してきました。
長年、自転車選手としての感覚の鋭さでフレームのみならず、各種パーツの使用感の違いなどが分かるだけに、試乗も的確で面白い。
今回、サーヴェロが用意してくれた車種は全部と言っていいほどの充実ぶり。
Sシリーズから。S5とS3を乗り比べ。
全てのラインナップで断トツの評価はS5でした。現代の優れているロードバイクの条件は、高バランス。
踏んだ力がそのまま推進力になり、バイクの挙動は安定感が必要。剛性がありながらも下からの快適性も損なわない、そのギリギリを攻めた特性。
エアロでも軽快に登る感覚は優秀。
そしてS3。性格は似て非なる。それは快適性。剛性こそ同じようなレベルにあるが、そこが重視されたような硬さが残る。意外にもセカンドグレードの振動吸収性は乏しい。
それでいて軽快感もやや劣る。S5を安く作ってもS5と同じには作れない。どこかは同じでも違いも多い。当たり前ですが。
S5が際立ちすぎるせいなのかもしれない。S3も優秀なんだろうけど、薄味に。
あとは価格問題…。 良いけどお値段もしますからね。
クリス・フルームが本日のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに、エガン・ベルナル、ミカル・クヴィアトコウスキーとともに出場します。
クリス・フルームは、6月のクリテリウム・デュ・ドーフィネでのタイムトライアル試走中のクラッシュにより重症を負いレースから離れていました。
ピナレロではクリス・フルームの復活を祝って、DOGMA F12 #BentornatoChris(お帰り!クリス)モデルを用意しました。フルームは明日のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムにこのスペシャルモデルのDOGMA F12 XLIGHTで出走します。
そしてこのスペシャルモデルの発売も決定いたしました。 クリス・フルームの復活とツール・ド・フランスさいたまクリテリウム出走を祝う特別なDOGMA F12です。
デザインは故郷であるアフリカの動物保護活動の認知を拡げるためサイが描かれており、これはフルームのトレードマークになっています。
また、フルームのグランツールでの勝利を示すラインが入ります。イエローはツール・ド・フランスの4回、レッドはヴエルタ・ア・エスパーニャ2回、ピンクはジロ・デ・イタリアでの勝利を表しています。
フルームは2020年のシーズン中にもこのラインを増やすべく戦います。
発売される記念モデルは4タイプ用意されます。
今回フルームが使用し、チームイネオスでも使用されているDOGMA F12 XLIGHT とそのディスクブレーキモデル。 また通常モデルのDOGMA F12とDOGMA F12 DISKにもこの記念カラーは用意されます。ご予約受付中。