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三沢自転車商会

スポーツ自転車の商品情報満載
チャリは今日もラブリーかい?

09 コルナゴ CX-1

2008年09月02日 | 2009モデル/ロード

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コルナゴのもう一つの気になる新作、CX-1。コルナゴエボリューションシリーズ第一弾。コルナゴ新世代へ。このフレームの狙いは、イイ意味でコルナゴらしくないところ。往年のコルナゴファンなら分かると思いますが、コルナゴの特性はゼロ加速の良さやキレではありません。最大の特徴は、中速から高速にかけての過激な伸びにあります。その伸びが不思議で、コルナゴらしさです。CX-1はこの特徴を活かしつつ、初速の伸びやレスポンスも向上させた今までに無い進化したコルナゴです。

全てのパイプが新設計されたモノコックフレームで、コルナゴヘッドシステム採用。カーボンといえど、スチール時代から開発されてきた多角形断面チューブです。これは剛性バランスの向上はもちろん振動吸収性に優れた特性を持っています。1000gと軽量性でもあり、スプリンターはもちろん、加速性能や軽量感が増したことでヒルクライムでも最適。すでにインプレでも高評価で価格破壊とも言われている09注目フレーム。価格399,000円。


09 コルナゴ EPS

2008年09月01日 | 2009モデル/ロード

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新型フラッグシップモデル、EPSがデビュー。EPSとは…エクストリームパワースーパー。その名の通り、名作エクストリームパワーに更なる改良を加え、進化したトップモデル。台湾系との噂もありましたが、フレーム販売される物は全てイタリア製。ペイントもイタリア国内にあるパマペイントで、一日に30本しか仕上げられないという複雑で繊細な塗装工程を行っています。

コルナゴもついに導入となった、インテグラルヘッド。賛否分かれると思いますが、大幅にボリュームアップされたヘッド剛性とフォーク剛性が大パワーでの加速に対応し、今まで以上にスムーズで更なる伸びを実現しています。それと下りでの操作性と安定感の向上は、既にプロ選手も絶賛しています。メインパイプも新作。東レ製のスペシャルオーダー繊維で、進化した3PRS技術を採用。これはカーボンパイプの内側にリブを配置して強度をアップさせているものですが、改良点はフレームサイズによって幅と長さが最適化されており、全てのフレームサイズでベストな剛性感となっています。Eパワーではトリプルバテッドという3段階の厚みを用いたパイプでしたが、新パイプは無段階のテーパー加工になり、パイプのどの部位にもストレスのかからない非常に高度でコストのかかる構造です。

スプリンター向けに開発されたバイクですが、1100gと軽量で高剛性なためヒルクライムでも真価を発揮します。超高品質のカーボン繊維による、自然なフィーリングを実現する設計がされているため、振動吸収性にも優れているのはEパワーから継続です。価格630,000円。

Dscn1388 インテグラルとはいえ、他社とは違う構造を用いているのはコルナゴらしいです。コルナゴヘッドシステムと言われる、セミインテグラルシステムで、通常、フレームがベアリングを直接受けるカップの役割をしていますが、フレームが痛まないように又メンテナンス向上と制度アップのためチタン製のベアリング受けが圧入されます。今までのアヘッドのパーツがそのままフレーム内部に収納されたという概念で、頑固と言うか…ポリシーと言うか。


09 ピナレロ トレビソ

2008年07月28日 | 2009モデル/ロード

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08でも人気の高かったフラットバーロード。この価格帯のフラットは、走行性能より見た目が重視されると思います。ロードにしても良いくらい、高性能でスタイリッシュなフレームは09も継続です。

グラフィックが一新され、カラー展開は08と同じく、ブラック、ブルー、ゴールド、ピンク、新たにレッドが加わり全てデュポン社塗料による、高級感あるクリアコートです。シマノ/ソラ8sのフラットバーコンポは、消耗品の買い替えも容易でスポーツとしてはもちろん、普段使いとしても心配なくガンガン乗れます。フレームが良いので、タイヤやサドル、グリップ等カラーコーディネートできる箇所も多く、所有後の楽しみも多いですね。価格134,000円。


09 FELT Z80

2008年07月27日 | 2009モデル/ロード

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まだエントリー系の車種のみ発表されているフェルト09モデル。Zシリーズのフルアルミモデル、Z80です。

7005系のフルアルミフレームにカーボンフォーク。メインコンポはティアグラ。完成車価格を抑えるため、各パーツ類はなるべく安くという感じがあり、ブレーキキャリパーは当然、ホイールもリムはMAVICですがオリジナル組みです。安いからすぐ壊れるとか、そういう訳ではないので大丈夫。価格134,400円。

なぜ安いんですか?といった質問を受けますが、単純に「大量生産だから」ではなく、それぞれ付いているパーツグレードでうまい事、価格を抑えているんですね。安いなりの理由が必ずありますから。同価格で他メーカー比較するのは難しいです。


09 ピナレロ FP6

2008年07月25日 | 2009モデル/ロード

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今期途中からラインナップに加わったFP6。09は何も変更無く、完成車販売モデルです。

09ではパリカーボンが無くなったので、パリカーボン形状はFP6が継承。パリとはカーボン繊維の弾性率と積層方法を見直し、剛性感を落とすことなくコストパフォーマンスに優れたロングライド向けモデルです。フレーム特性を生かせるように、ピナレロ社がオリジナルで製作しているパーツや、コンポに7800系デュラエースを搭載することで完成車として最適なパフォーマンスになっています。完成車重量は7.6kgとヒルクライムでも有効な軽量性も魅力。消耗品はしょうがないですが、一度購入したらそんなに買い換えたくないという方におすすめ。価格567,000円。


09 ピナレロ FP1

2008年07月19日 | 2009モデル/ロード

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ピナレロのボトムモデル、FP1。09でマイナーチェンジされました。

メインフレームのアルミはFP2と同様。つまり6061-T6アルミのドグマ形状で、カーボンセクションのみの違いです。これにより軽量化はもちろん、上位モデルに近い走りになったことでしょう。カーボンセクションはONDAではないものの、30HM3Kカーボンを使用し、ベント加工もされ、高品質です。これだけ良いフレームに、シマノ/ソラ9Sは…。せめてティアグラを装備してほしかったです。グレードアップしていくためのベースとして考える車種なんでしょうね。このグレードとしては塗装も凝っており非常にキレイな仕上がりです。価格178,000円。


09 FELT Z45

2008年07月18日 | 2009モデル/ロード

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大ヒットモデル、Z35の代わりと思われるZ45が発表されました。ハイモジュラスのフルカーボンフレームです。

アップライトになりポジションが楽になり、この手にありがちな柔らかい踏み感とは違い芯のある硬さを持った好評フレーム。このフレームにシマノ105で20万ちょっとというコストパフォーマンスが人気の1つだったとは思いますが…Z45はティアグラで207,900円です。正直ホイールも厳しいです。ある程度、予想されていたことですが、この価格高騰は止めることは不可能。ではどうやってモデルチェンジでの値上がり感を無くすか。それはこのZ45のように、ベースは同様でもコンポや使用パーツで価格を抑え、なるべく高くならないように努力していると思います。これを良しとするか、08買っておけばよかったと後悔するかは、個人の気持ち次第ということで。残念ですが、09で安くなるということは無いと思っていた方がよいでしょうね。


09 ピナレロ FP5

2008年07月16日 | 2009モデル/ロード

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FP5は無くなってしまったのか…フレームのみの販売となりました。これは、アルミ等の完成車から次なるステップに今までは、パリカーボンもしくはその上のプリンスやドグマといった高額フレームになっていました。そこでその中間を補うのが、FP5となりました。

ロングライドモデルとは呼ぶべきではないかもしれない、レーシーなカーボン。大ボリュームのBB周辺が踏み力をガッチリ受け止め推進力に。前後のONDAが下からの衝撃を吸収してくれる為、ロングでも疲れにくいとされています。パリカーボンだと硬すぎて疲労してしまうという人もいるようで、ややソフトなFP5が合うという人が意外と多いかもしれません。カラーリングは変更され、全3色。フレームから組みたいという人にもおすすめです。価格269,000円。


09 FELT Z35チームエディション

2008年07月14日 | 2009モデル/ロード

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ツールにも出場中のスリップストリーム改め、チームガーミン・チポレ。チームカラー&スポンサーロゴに彩られたZ35チームエディションが発売されます。ツールでは別バージョンを使用しているようで、このレプリカは…今はレアカラー?

選手はFシリーズを使用していると思いますが、一般サイクリスト向けにZ35でリリース。若干アップライトなポジションになるZシリーズですが、走行感はヤコめではなく踏んだ時にはカッチリで好評のカーボンフレーム。これにデュラエースで価格299,250円は安いです。フェルトの完成車はなかなかどうして、アッセンブルパーツのグレードが良いんですよね。そんなに安くフレームを作れているとも思えないんですが…企業努力でしょう。このモデル以外にも、F95ベースの同じくチームカラーも発売されます。こちらは104,790円。エントリー向けチームモデルです。


09 ピナレロ FP2

2008年07月13日 | 2009モデル/ロード

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マイナーチェンジされたFP2。驚いたのは、全てにおいて値上げ傾向にある業界ですが、若干の値下がりにてリリースとなりました。各社のアナウンスとして、シーズン途中での値上げはありえますとのコト。自社だけで生産しているわけではないので、それぞれのパーツ高騰を受ければ値上がるということです。

形状は変わらず、ドグマベースにした断面形状ですが、メインであるアルミ素材が変更されました。今まで、7005系のアルミを使用していましたが、6061系を採用ということで若干の軽量化になっております。それと塗装にデュポン社製塗料を使うことで、よりキレイに艶やかにペイントされています。使用パーツの変更により価格引下げに成功していると思われますが、ここまでフレームが良くなると、数年前のトップグレードモデルのようで、後々のグレードアップの為のベースとしても遜色なく使用できるでしょう。何よりONDAの出来が素晴らしいですから。価格240,000円。