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三沢自転車商会

スポーツ自転車の商品情報満載
チャリは今日もラブリーかい?

09 FELT AR TEAM ISSUE

2008年10月10日 | 2009モデル/ロード

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フェルトの新シリーズ、ARシリーズ。今年、プロチームにも供給され始めたトップモデル。

TT系のモデル開発で得た技術とデータを、一般のロードバイクにも生かした新しいコンセプトバイク。ARはFシリーズに備わっている高性能と品質を維持しながら、2%の空気抵抗の減少に成功。この2%とは具体的に、1時間の走行で58~75秒の短縮になるようです。ある程度のスピードが出ていての話だとは思いますが、フレーム形状だけでも違いは出るということです。フレームのカーボンには3種類のファイバーを、適材適所に組み合わされたウルトラハイブリッドカーボンとなっています。これにナノカーボンを組み合わせ圧着し、より剛性を高めながら軽量に仕上がっています。価格1,047,900円。(チームレプリカ完成車)


09 アンカー RHM9SL

2008年10月09日 | 2009モデル/ロード

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アンカー創設10周年の記念限定車が発売されます。このフルカーボンとクロモリの2種。

RHM9SLはトップモデル、RHM9の進化バージョン。新型としてリリースするのではなく、完成車は50台、フレームのみは100本で限定生産されるスペシャルフレームです。高弾性カーボン繊維を採用し、RHM9に匹敵する剛性バランスでありながらフレーム重量で130g軽い970gと大幅に軽量化されたフレーム。通常のRHM9より若干の剛性は落ちるけど、軽量。塗装も軽量化のためにマットクリアのみ。藤田さんが使っていたフレームはコレです。プロでなければこの剛性でも充分とのことで、数も少なく人気となるでしょう。写真のデュラエース完成車で6.7kg。価格300,000円(フレーム)


09 チネリ ベストオブ

2008年10月08日 | 2009モデル/ロード

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09チネリは全体的に変更が少ない感じです。フラッグシップは変わらずベストオブ。新色レッドが追加されました。

正確にはローザチームというカラーネームですが、チネリ供給のチームカラーに共通しているゼブラチェックが所々に入っています。バリバリのレーシングフレームですが、どこかポップさを残すあたりがチネリらしいです。このフレームもそうですが、インテグラルシートポストを含めたデザインが最近多く、小柄な日本人にはイタイですね。切れば当然乗れますが、全体のデザインバランスは崩れるかなぁ…と自分のポジションだと残念な感じが…(笑) チネリは雑誌露出も少ないですが、コレに乗っている人の話だとかなり走るバイクだそうで…。価格538,000円。


09 スコット アディクト

2008年10月07日 | 2009モデル/ロード

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超軽量アディクトは09も健在。ここまで軽量で剛性の高いフレームは、デビューから数年経っても色あせず。ヒルクライマーには09でも選択肢の一つとなるでしょう。

アディクト完成車は全部で5種類。上位モデルとカーボン繊維グレードを落としたモデル、そして通常のシートポスト仕様があります。写真のリミテッドは、ブラックのみのクリア塗装でブランドロゴも分かり難い怪しげなオーラを放っています。1,575,000円というプライスが…。ヒルクライム用の見本という感じの軽量パーツでアッセンブルされ、完成車重量は5.9kg。プロ選手が重量規定を下回ってしまい、重りを付けるのも分かりますね。乗鞍レースでの使用率も高いようで、定番の軽量高性能フレームなんでしょう。価格407,400円(フレーム)


09 TIME RXRアルティウム

2008年10月06日 | 2009モデル/ロード

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カーボン整形技術のトップを走るTIME社の新作モデル、RXRアルティウムです。かなりの存在感を示すトップモデルは注目度高いでしょう。

RXRは08ではTTスペシャルバイクとしてラインナップされていたモデル。このRSRで得た空力に優れたモジュールからのフィードバックと、最新、最高の開発技術を全てつぎ込んだ新型モジュールによって最高のロードバイクフレームが誕生しました。TTマシーン譲りの空力特性と安定性、ワールドスター譲りのハンドリング性能に、振動吸収性、耐久性、ペダリングパワーの伝達効率といったトップモデルに必要な基本となる性能を高次元に高め融合させた最高のフレーム。スピード域の高いロードレースでは、空力特性も武器になることでしょう。重量1100g。価格699,000円。


09 GIANT TCRアドバンスドSL

2008年10月05日 | 2009モデル/ロード

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GIANTトップモデルが大幅にフルモデルチェンジされました。カーボン整形技術で世界トップクラスのGIANT。自社で繊維から製造できる数少ないメーカーで、ヨーロッパの大手ブランドのカーボンバイクのOEM生産も急増しているという噂のトップメーカー、その新作はかなり良い出来です。

大きな特徴は2つ。1・1/4インチの大口径ヘッドベアリングと86mm幅というこちらも大口径のBBベアリングの採用です。トップモデルの定番になりつつある、ヘッドとBBの大口径化。これによる性能向上は、安定感と剛性アップ。BB周辺は42%も剛性が上がっているようで、今年のプロレースで大暴れしたスプリンターが使用していたのも納得です。

065_2  流線形が最近のトレンドですが、それに逆行する超極太の四各断面ダウンチューブがすごい存在感。これはゴツいです。剛性感があるのは分かりますが、これがもたらしているのは、ハンドリングの良さにもつながっています。剛性感があっても下りで攻められないのはダメです。安定感と剛性感。トップモデルの条件ですね。重量1015g。写真のスレムレッド完成車だと6.4kg。価格336,000円。(フレーム)


09 LOOK 566

2008年10月04日 | 2009モデル/ロード

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ルックの新作、566。昨年の555の後継にあたるエントリーモデルです。

トップチューブが急激に折れ曲がったような独特なデザインが特徴的。この独特な扁平トップチューブ、そして同じく扁平形状のシートステイとチェーンステイが組み合わされており、いかにも振動吸収性に特化した感じが伺えます。もちろんルックらしい、ソフトな乗り心地はこの566も素晴らしく、それでいて芯の硬さを持ち合わせているのがこの新作566の最大の魅力です。低いケイデンスにも対応する適度な剛性は、エントリーユーザーにも乗りやすいでしょう。ハンドリングやブレーキ性能が高いのはルックフレームでは当然の性能。ポジションもレーシーではないので安心です。フレーム重量1100g。価格249,900円。


09 キャノンデール シナプス

2008年09月27日 | 2009モデル/ロード

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ロングライド向きのシナプスカーボンシリーズはフルモデルチェンジされました。振動吸収性が高いことはもちろん、今まで以上に剛性もアップされ、踏み力を確実に伝達することで単純に柔らかいフレームではなく、しっかり進むロングライドバイクとなりました。

前三角はモノコック形状。シートパイプはエアロ形状となり、シートピラーも専用の楕円形エアロピラー。この全体的に流線形状が美しいです。トータルでのカラーコーディネイトもヨーロッパに近いセンスを感じます。アップライトなポジションになりますが、操作性が向上し、ロングライドだけじゃなくレースイベントにも参加可能のオールラウンドに。価格249,000円~。

シナプス・フェミニンもフルモデルチェンジされ、サイズも44という、実測のシートチューブ長38cmという小サイズが追加され、より多くの女性ライダーが乗れるようになりました。トップチューブは50cmで、50mmのステムを付ければ身長が150cmを切る小柄な方にもポジションが出ることでしょう。価格179,000円~。


09 キャノンデール シックス・カーボン

2008年09月25日 | 2009モデル/ロード

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キャノンデールのロードラインナップは大きく分けて4種類となり、選択し易くなりました。レーサー用トップモデルにスーパーシックス・ハイモッド。ミドルレンジにはこのシックス・カーボン。エントリーレーサーにCAAD9。ロングライド、ファンライドにシナプス。今までのミドルレンジであった、アルミとカーボンのハイブリッドフレームは全て無くなりました。残念ながら、カーボンシリーズはハンドメイドUSAではありません。カーボンの生産体制を考えれば仕方ないですが…。

シックス・カーボンは、フルカーボンフレームの新作。高いパワー伝達と反応性を持ちながら、しなやかさもあります。ヘッドをテーパー形状にすることで剛性アップ。アワーグラスシートステイがしなやかさをもたらし、左右非対称チェーンステイがバランスの良いパワー伝達をしています。各サイズごとに違うカーボンリヤエンドを採用するなど、細かな部分も良くできています。より剛性感が強いフレームが好みの方は、スーパーシックスを。軽さと剛性バランスに優れコストパフォーマンスが高いカーボンフレームが欲しい方は、シックスカーボンを。価格279,000円(105) 339,000円(アルテグラ)


09 FUJI SST1.0

2008年09月24日 | 2009モデル/ロード

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最近、メディア露出も増え注目されつつあるブランド、FUJIです。フジという名の通り、元々は日本のブランドでしたが現在はアメリカブランドです。研究開発も最先端技術で行われています。SSTはチームイシュの後継機。チーム供給モデルとして、既に実践で好成績を挙げているようです。空力に優れたフレーム形状と高剛性で、特に平地でのレースで本領を発揮します。価格281,400円(フレーム)

このようなマスドロードで使用するフレームにエアロ形状を用いたモデルが各社多くなってきています。過剰な軽量化フレームから、一定の軽さは簡単に制作できるようになった為、エアロ化のブームになろうとしています。ホイールがディープリムで山岳もこなすように、フレームもエアロタイプでオールラウンドという流れに09は注目です。