河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

11/23(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑫最終回」Op.67、Op.68全曲 

直方(のおがた)谷尾美術館演奏会

2010-10-11 21:29:52 | モーツァルトに関係ないですが。音楽関連♪
9日土曜日、福岡県直方(のおがた)市の谷尾美術館での本番。

バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番(チェロ・河野文昭)
ベートーヴェン ピアノとチェロのためのソナタ第1番
ショパン    ピアノとチェロのためのソナタト短調

というプログラムでした。

演奏会のために作られた会場ではないにもかかわらず
たいへん良い響きにびっくり。
とても弾きやすかったです。

お客様も150人ほど、とほぼ満席。

演奏会出演で日本全国どこへ行っても心強いのは
「塔短歌会」(私の所属する短歌グループ)の、
その地方に住むメンバーの方が必ず聞きにくださること。

直方での演奏会は、10年以上前に一度出演したことがあり
今回二度目ですが、前回も今回も「塔」のI 野さんが駆けつけてくださいました。


9月末のアトリエワムコンサートの時も、今回も
チェロのお話
(・・・リュポーという楽器の由来、不思議なご縁や
バロックボウ(弓)=バッハと、現代の弓=ショパンとの弾き分けなど)が好評のようす。

親密な空間での、音楽と、音楽を媒介にしたコミュニケーション
みたいなものを、皆さん待望されているようにしきりに感じます。


直方のこの演奏会は、
主催者のW辺さんという方の
室内楽演奏会開催に賭けるアツいアツい思いが実を結んだもの。

その彼のアツい思いに動かされた他のスタッフの方や
新聞社、行政の方など(市長さんもご来聴とか)、なかなか感動的なお話をうかがいました。
こういう方々にお会いできるのも刺激的です。

・・・・
日曜日に帰京。
帰り、小倉で途中下車して、天然鰻を食べに。
(新幹線車内の雑誌に載ってたお店・・・私が座った席ではそのページだけ破り取られてました

さすが天然鰻のエネルギーか
食べ終わってしばらくすると、カッカしてきて、丹田のあたりがドクドク脈打つ!

斉藤茂吉が、
自分の息子の見合い(婚約?)の席で
若い相手の女性が遠慮もあって鰻を食べ残していたのを見て
食べないならそれをくれ、と言った・・・というの、思い出しました。

・・・ということで
締切過ぎた短歌、今からがんばります

コメント (4)
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