先日、岡山潔弦楽四重奏団の定期で聴いたシューベルトのト長調カルテット。
シューベルトさん、イっちゃってるね~。
たぶん、どのピアノソナタよりも(遺作の3曲より)、もちろんどの交響曲よりも、
イっちゃってる度数マックス。
「冬の旅」はもちイっちゃってますが、音の数が少なくて
一曲一曲が、かなしいかな短い。
というか、連作歌曲として「冬の旅」は大きな作品でありますが、
形式の強さは、ソナタ形式にはかなわない。
そのぶん歌詞の補強があるので、全体としてはソナタ形式に対峙していますが。
ナクソスでもう一度聞いてますが、
やっぱ凡人にはついていけないほどの狂気。
このめまぐるしい転調はなんだ?!
なのに、明るくて軽いところも。。。
そこがいいのね。
スペインの若いカルテットで、ピリオドに近いと思われるものが
私には新鮮!
シューベルトさん、イっちゃってるね~。
たぶん、どのピアノソナタよりも(遺作の3曲より)、もちろんどの交響曲よりも、
イっちゃってる度数マックス。
「冬の旅」はもちイっちゃってますが、音の数が少なくて
一曲一曲が、かなしいかな短い。
というか、連作歌曲として「冬の旅」は大きな作品でありますが、
形式の強さは、ソナタ形式にはかなわない。
そのぶん歌詞の補強があるので、全体としてはソナタ形式に対峙していますが。
ナクソスでもう一度聞いてますが、
やっぱ凡人にはついていけないほどの狂気。
このめまぐるしい転調はなんだ?!
なのに、明るくて軽いところも。。。
そこがいいのね。
スペインの若いカルテットで、ピリオドに近いと思われるものが
私には新鮮!
あと歌曲集では「冬の旅」より「美しい水車屋の娘」!30年以上前、学生だった頃にシュライヤーとラゴスニク(ギター)の空前絶後の名演をライブで聴いたのは一生の思い出ですが、オッサンになった今でもこの曲を聴くと、年甲斐もなく胸がキュンとなります。バリトンで聴くよりテノールが好き!近いうちに京阪神で聴けないかなあ・・・。
いろんなジャンルで名曲を残してくれているけど、やはりシューベルトは歌曲ではないでしょうか。「水の上で歌う」なんて、ピアノ伴奏パートだけでも名曲なのに歌が乗っかるともうたまりません!
演奏効果の高いショパンやリストが上位に来るのは判りますがモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトが十傑に入らずプロコフィエフやスクリャービンの後塵を拝しているのはどういうことなんでしょう?若くてパワフルな学生はモーツァルトでは飽きたらずプロコフィエフをバリバリ弾きたがるということ?逆にモーツァルトのように音符が少ないとテクニック以外の面で高度なものが要求されるので怖いのかも知れませんね。
特にモーツァルトは迫力で押すわけにはいかなくて、指先のタッチだけで「ものを言う」ことが必要なわけですが、そういうことを身につけるための膨大な時間より、ロマン派以降の曲に身をまかす方がいい気持ちなんでしょうね。
というか、学生さんの多くはモーツァルトの音楽の良さがまだわからないのですね。ロマン派以降の音楽の、迫力や、センチメンタルなメロディが好きなのです。
ま、学生時代はとりあえず多くの曲を知らなくてはならないので。。。。