今度の土曜、7/29午後1時30分より、NHK文化センター京都教室(京都大丸南東)にて
【ショパン~「マズルカ」全曲でたどる生涯③】を開催します。
マズルカ第10~13番(Op.17-1~4)、第55、56番の全曲演奏の他、
「ピアノ協奏曲第2番」第二楽章と「ピアノ協奏曲第1番」第一楽章の一部も演奏。
あらためて驚くのは、20歳になるかならないかの年齢でこの2曲のコンチェルトを書いた、ショパンのすごさ。
弾いてみると、音の充実はもちろんですが、なんというか、
弾く「手」の自然な位置というか角度がおのずとわかる。
けっこう複雑で独創的な音型でも、コツ(正しい手の位置や角度)を見つければ
必ずうまくいく。うまくいかない場合は、まだコツを見つけていない、ということ。
そのようなことを、二十歳のショパンさんに教えてもらってます!
マズルカの方も、今回初めて弾くのですが、感激!
特に4曲のOp.17の後半。ショパンさんはだんだん観客のことを忘れて(?)、
自由に音のおもむくまま音楽を進めてゆく。。。音が次の音を呼んでいるような。。。
こんなに香り高い、親密でしかも自在な音楽が書けるのは、彼の天賦の音楽的才能の他に、
変な「教育」を施さなかった二人のピアノ教師が本当に偉かった(二人ともそれに自覚的でした)!
★写真は、わが家の駐車場に訪れたトンボ。
なんというトンボかわからないのですが、うちの車が気に入ったらしく、全然離れない。
車を動かすので追い払ったのですが、すぐ戻ってくる。。。
で、そのままスタートしたら、なんと1分間ほど車にそのままくっついて、
一緒にドライブしました!