河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/7(土)15時 京都府民ホール・アルティ シューマン「ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調」Op.80 

山田耕筰 

2016-10-01 23:51:37 | 全曲演奏付き講演会
NHKさんのリクエストで、山田耕筰やります。

ピアノ曲、たくさん残されていて、
リヒァルト・シュトラウス薔薇の騎士っぽかったり、
ショパン子守唄っぽかったり、
ドビュッシー花火っぽかったり。。。

思えば山田耕筰は、ドビュッシーなどと同時代人、
石川啄木と同年(1886年=明治19年)生まれなんですね。

今回は、生演奏予定曲は、
 「クランフォード日記」より
 「七つのポエム」より第1番、第6番
 「月光に棹さして」
 「源氏楽帖」より〈若紫〉巻より
 「主題と変奏」全曲

そのほかに、言葉と音楽(メロディ)の問題も、やや掘り下げてやります。

山田耕筰は、言葉の音とメロディの関係に非常にこだわった人です。
楽譜上に、日本語の歌詞をローマ字でも書いていて、
「ガギグゲゴ」の場合は、鼻濁音になるように「nga」とか「ngi」と書いたそう。

今回は、
ヨーロッパの言語を母胎とする「西洋音楽」の、たとえばアウフタクトについて。
それがいかに言葉と密接な関係があるのか、実地にお話する予定デス。

コメント
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