河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/28(土)13時30分 NHK文化センター京都「マズルカ⑪」Op.63、バラード第1番他 

徳井さん、おみごと!

2010-11-01 00:50:59 | ショパン
見るつもりなかったBSの「ショパン」。

4~5時間くらいの番組(ナマ放送)だったのだけど、
結局、始まって数十分後からあと、全部見てしまった・・・。

その中での一番のは、
芸人(漫才師?)チュートリアル徳井さんのピアノ演奏、「別れの曲」!

ふつう、こういう超初心者が1か月余りで挑戦する場合
ハ長調に移調したもので、しかもとても簡単に(弾きやすく)編曲したものを弾く、というのが一般的ですが、

なんと徳井さん、
ショパンオリジナルのものを弾いた!!

ホ長調・・・つまりシャープが4つ。
しかも、右手は2声または3声。

もちろん、あの有名なメロディの箇所(楽譜1ページ目)だけだが、
あれを楽譜も読めない超初心者が弾くことがどんなに凄いことか
私にはよ~くよ~くわかります。

本人は、モテたい一心だったとか・・・。

いや~、動機がたとえ邪(よこしま)なものであっても
なかなかあそこまでできるものではありません。
この一か月あまり出番前の楽屋でも、電子ピアノを運び込んでひたすら練習+練習、だったみたい。

チュートリアルの漫才は、実は私は
彼らがM1グランプリを取ったとき1度だけしか見たことないけど
その時の徳井さんも、ちょっとフツーじゃないイッちゃってる感じで
とても印象的でしたが。


・・・・
「楽典ことはじめ」の講演会は無事終了しました。

ちなみに、
前の日記に「明日のお楽しみ」と書いたのは、
もちろん「明日の講演会をお楽しみに」ということでした・・・。

次回は、12月9日(木)「メロディと音階のヒミツ」です。
コメント (7)
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