2021.09.21 21日は「中秋の名月」8年ぶりに満月と同日

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朝起きて、インターネットを見ると、今日は、中秋の明月だと言っていた。
そうか、ではお月見団子を買ってこなくちゃと思った。


それで、今日は、ストレッチの日だったので、帰りに百貨店へ寄った。
すると、長い行列が出来ていた。
これは、何の行列ですかと警備の人に聞くと、「月見団子の行列です。でも、

残り少なくなっているので、待ってもらっても、品切れとなるかもしれません。」

とのこと。
心配しながら待っていると、私の分は大丈夫だった。

家に帰って、お団子を供える。
さっそく、お下がりを頂くと、とても美味しかった。
あんこも美味しいなと思った。

これは、陶器の飾り物。
うさぎ君が杵で、お団子を拵えている。このお団子の可愛いこと。


帰りに、夜空を見上げたが、どこにも月は見えなかった。
そういえば、我が家のベランダから月が見えるのは、いつも夜中の1時すぎである。


むかし、ここへ転居してきた最初の年、マンションに住めば、どんなに素晴らしい

お月見ができるのだろうと、長年の間、憧れて続けていた私は、友人を招いて

「月見の宴」を開いた。
しかし、待てども待てども、月は出ず、大恥をかいて、おひらきにしたことを、

懐かしく思い出す。

その夜、夜中の１時か2時ごろ、ベランダから見ると、月が出ていて、それが想像

していた月とは違って、小さな月だったので、え〜？とびっくりした。
長年、一軒家から見上げていた月は、もっと大きかった記憶がある。
その頃から、マンションからのお月見はさぞやと、憧れていた私にとっては、

それは、意外に地味な小さな月であった。