真空管式テレビ修復記録(松下T-1480)修復作業H23.06.26 その6
7月24日のアナログ停波までにはブラウン管の交換は、到底無理なので、代替手段としてブラウン管の代わりに、オシロスコープのCRTに表示できるかチャレンジするこことします。
インターネットで検索すると1名のかたがCRT型テレビを製作されているので無謀なことでもなさそうである。
現在までに技術的な問題・課題のみ掲載しておきます。
戦後のNHKなどの初期のCRT型のテレビ回路をみているとCRTの陽極が正極使用されているが、オシロの場合、一般的にはマイナス極が採用されている。
テレビのビデオ信号は、輝度変調としてCRTのグリッドかカソードに注入すればいいようだ。ただし、直流再生についても考慮が必要と思われる。
初期方針
一般的なオシロスコープを作成し、テレビの垂直、水平信号及びビデオ信号を組み込みCRT型テレビを完成されることとします。
1.放送局の更正装置(機能不明)正面
JJY、時間などの調整機構があるので、周波数の更正のため放送局で利用されたのかもしれない。秋葉原の元ラジオデパートのO氏から真空管を購入した際、おまけでいただいたものです。旧海軍の13号;レーダの指示機復元のための部品として分解しておりました。今回屋探ししてやっと発掘できました。
2.同上
3.同上
4.同上(下部)
5.電源部
放送局仕様のためトランスなど高級部品が採用されているが、メーカや型番がついていない。
6.同上
7.同上
8.同上
9.分解したものを組立(正面)
10.同上
11.不要な配線や部品を撤去
12.終わり
配線をみると見事な1点アースが採用されている。初めてのことなので、初めは配線方法が理解できなかった。
停波まで、頑張ります。
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