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手製本活動(その13:製本教室)

2014年09月11日 15時08分16秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その13:製本教室)

平成26年9月11日実施した製本教室の制作模様です。

今回は、半革装にチャレンジしています。
初めての工程もあり、時間内に完了しない場合もありますが、作業時間を工夫して授業を進めます。
やはり、半革装の装丁は、大変見栄えがよろしいようです。

全体の教室模様です。


■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。

①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。

②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。

 

③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。

 

■表紙の作成工程(紙装)の丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。
 なお、丸背の場合には、黄ボール紙の横幅は、本文と同じ長さにしてください。
 背は地券紙にて切り出します。背幅については、前工程にて測定したデータをそのまま使用します。

 

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

 

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 少し乾いた段階で、背の丸目加工してください。

 

■表紙の作成工程の丸背チーム(半革装)の作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。背は地券紙で切り出します。

 

②半革装のため、表紙・裏紙単位に布を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

③背には、革を使用し、背の地券紙を糊付けします。

 革バンドをつたけ場合には、ヘラで表面を整形してください。

 

③最後に、表紙・裏紙を糊付けし、全体的に表紙として整えます。
 少し乾いた段階で、背の丸目加工してください。

 

 

※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00?12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
受講料:3カ月 10,692円
備考:教材費 2,500円

 

広島手製本倶楽部は以下の新アドレスに変更です。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


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