日本初の早期警戒レーダー開発に関する考察について
日本海軍の実用第一号機は、房総半島東岸の勝浦灯台付近に装備し、日米開戦が始まる直前の昭和16年(1941年)11月28日にその試験を完了している。
したがって、日本初のレーダーは、国産の独自技術のみで構築することが可能であったことを示している。
この事実を後世に残さないと、戦後のエレクトロニクス産業の興隆を語ることはできない。
ただし、当時の当事者からみると今日の日本の惨憺たる電機業界の姿を見るとは思わなかったことだろう。
日本初の早期警戒レーダー開発に関する考察を、下記のURLにて整理しましたのでご参照願います。
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