韜晦小僧のブログ 無線報国

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D DOLITY LCメーター の購入について(令和3年07月30日) 

2021年07月30日 16時46分07秒 | 07アマチュア無線機

D DOLITY LCメーター の購入について(令和3年07月30日) 

LCRメーターについては、25年前に秋葉原のガード下の東映無線という販売店で株式会社CUSTOMのデジタルLCRメーターELC-121を13,650円にて購入して今まで使用しています。
買った後で分かったことですが、インダクタンス測定がmHまでであり、μHの測定ができません。
これでは、短波通信などで使用するコイル測定はできません。
このため、同調コイルについてはFとCからHを逆算するしかありませんでした。

 

今回も自作送信機の製作にあたり、タンクコイルの測定のため、新たにLCRメーターを購入しようと、ネットで検索すると下記の製品がヒットしました。
中国製のD DOLITY LCメーター(LCD静電容量インダクタンスメーター)ですが、測定範囲が 1pF-100mF 1uH-100Hの機能で、しかも1,760円という低価格です。

 

発注して1週間後に到着したので早速試験してみました。
毎度のことですが、中国では、どうも梱包という概念がないのか、裸に近いかたちで商品が発送されます。
マニュアルが添付していないので、使用方法が判りませんが、とにかくコイルとコンデンサーを測定してみました。
それなりの測定数値が出ています。
測定精度を確認するとコンデンサーでは少しだけ少ない値のようです。
コイルについては、180μHのピーキングコイルを測定するとほぼ近似値が表示されます。
どうも、測定前にZEROボタンを毎回押下する必要があるようです。
とりあえず、作成したタンクコイルの測定に利用するこことしました。

 


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