持続電波発信機(電信練習機)の修復作業記録 その1 (2018年10月13日)
平成19年(2007年)yahooオークションで入手したが、木製ケース、真空管や発振用トランスが欠落しており、長期保存せざるを得なかった。
その後、特4号電話機(音声暗号化装置)の残骸も入手したが、この度この木製ケースを利用して、持続電波発信機(電信練習機)を整備するこことした。
持続電波発信機(電信練習機)の現状
特4号電話機の内部分解(分解すると内部からマツダ製のRC4が出てきた→こちらのほうがお宝のようだ)
木製ケースに持続電波発信機(電信練習機)を無事収納
本来の持続電波発信機(電信練習機)の姿 オークション情報
終戦末期のモールス信号練習機(海軍用)
戸根無線(大阪のラジオメーカーでコンサートンの商号で販売)昭和19年7月製であるが、端子をみると海軍納入なのに陸軍ターミナルが使用されている。
まあ、陸軍ターミナルも海軍ターミナルも今では死語になっているのでどうでもいいことかもしれない。
この時期では、民間ラジオ業者も総動員し、ラジオもどきのモールス信号練習機を作ることしか出来なかったという事実を示す事例であろう。
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