韜晦小僧のブログ 無線報国

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真空管式テレビ修復記録(松下T-1480)修復作業H23.04.10 その1

2011年04月10日 20時41分52秒 | 06真空管式テレビ

真空管式テレビ修復記録(松下T-1480)修復作業H23.04.10 その1

1.松下電器T-1480修復記録

正面

購入後、11チャンネルテレビであることが判明した。

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2.背面

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3.銘板

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4.裏面

ペーパーコンデンサーが多用されている。また、電解コンデンサーも液漏れしていないまでも、かなりの劣化がみてわかる。 

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5.高圧回路部の改造部

本来1B3GTのはずが、1X2Bに変更されている。どうも、高圧部の故障で修理したようだが、うまくいかなかったようだ。実はこのため、いままで故障修理が難航し、挙句の果て、フライバックトランスの高圧端子の線を誤って切断してしまった。運の悪いものを購入してしまったようだ。

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6.1X2B改造部

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7.本来の1B3GTにもどしたところ

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8.上部シャーシ部

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9.高圧部

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10.高圧部

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11.高圧部修理後

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12.下部シャーシ部

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13.背面部

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14.真空管配置図

 

 

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15.回路図

47uF16vさんから頂きました。

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16.終わり

修復作業を中断しておりましたが、アナログ停波まで頑張ってみます。

今回は、フライバックトランスの交換がメイン作業となります。

 

 

 


真空管式テレビ修復記録(日立FY-370)修復作業H23.04.10 その7

2011年04月10日 18時55分39秒 | 06真空管式テレビ

修復作業H23.04.10 その7

1.真空管式テレビ修復記録(日立FY-370)の修復完成

完全修復ではないが、きりがないので一応完成とする。

やはり旧型の真空管式テレビの修復においては、定石である電解コンデンサー、ペーパーコンデンサー類は全て良否のいかんを問わず交換する必要がある。この交換作業をしないとどんな動作をするか保証できないし、複合故障のため故障原因を特定することが困難となる。

特に、今回は日常運用を考慮し、電源系のコンデンサー類とセレン整流器をシリコンダイオードに交換した。

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2.交換部品

ときどき、内部でバチンという音がしており、電解コンデンサー内でのショートが考えられるので、電解コンデンサー3本全て交換した。最後、水平出力管である12DQ6-Aを新品と交換した。

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3.交換附近の状況

部品交換により、当面の運用は問題なさそうである。

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4.おわり

7月のアナログ停波まで、もう少し時間があるので、今度は松下のテレビに再度チャレンジすることとする。