
まずは、巷で話題のこちらから。
6月中旬頃でしたか、何かがん関係の本はないかなと探しに行ったら、
こちらが山積みになっておりました。
発売直後で、まだネットで話題になってないなと思っていたところ、
先日立て続けにTV出演をなさって一気にベストセラーですか。
TVのチカラはすごいですね。
NHKでないところが藤田社長らしいです。全然「色」が違いますから。
あくまでもビジネスライクにということでしょうか。
藤田社長は、IT系の若手社長ということで「がん」ではなく、
他の著書で知っていたのですが、「あの藤田さんが?」と思ったら、
あの藤田さんでした。奥山さんと同年代で同じく独身です。
走り続けているという点では、奥山さんと同じ臭いを感じますが、
ご自分では「忘れられたくないから書くのではない」と
言い切っておられます。明らかに奥山さんのことはご存知でした。
片っ端からがんに関する色んな文献、闘病記等をあさり、
素人では入手不能な医学論文については、
医師の友人を通して入手していたということでした。
自分の敵を知るという点では、当たり前のことなのですが、
昨今の患者は、がんになっても勉強しない人も多く、
医者の言いなり、または説明されてもメモすらしない人も
中にはいるようです。
もちろん藤田さんは、ご自分が納得されるまでじっくりと
話を聞かれるでしょうし、専門用語は、すぐさま調べられます。
仕事に邁進されていて、休む暇などなさそうでしたが、
さすがにがんになられて始めての「休息」をされたようです。
そして、その休息が彼に今まで知らなかったものを見せたのでしょう。
そんなことが書かれていました。
残された時間は非常に少ないのかもしれませんが、
私は、彼の最後の事業計画を見守ります。
ご興味のある方は、ブログもありますのでご覧下さい。
3つ同時にブログを開設し、情報発信することも事業計画の一部だそうです。




そして薬品会社やら法律など、薬の難しさを知りました。
もっと患者の立場になる世の中になるといいですね。
またお邪魔します。
ガンの末期の痛々しい姿はたまりません。どんなに医学が発達しても、どんなにお金持ちでも、これには勝てないというのが悔しいでしょうね。
TB&コメントありがとうございました。
今や3人に一人ががんになる時代ですが、日本では進行がんに対する抗がん剤治療が遅れています。小泉内閣は、進行がん、末期がん患者は死ぬのを待てと言います。藤田さんもこの壁にぶち当たられていますが、何とか治験への道が開かれるよう祈っています。
がん家系ですか。気がつけばうちもなんですが、3人に1人ががんになるので、当たり前の時代になりました。
>>ガンの末期の痛々しい姿はたまりません。
藤田さんを見ていて一番痛々しいのは、やせ細っていることです。平岩先生は言います。体重減少=寿命減少。残された時間は少ないのかもしれません。何とか治験を・・・毎日祈りながらブログの更新を待っています。
藤田さんのブログを読みました。大阪へ治療申し込みに行かれたそうですが、日本という国なら、という風にも書いてありましたが、政府が医学の進歩の妨げになるなんて、本当に悲しい事です。
私も写真を見て、痩せていらっしゃるので毎日心配になってしまいます。
日本の医療制度に問題があります。
初期がんへの医療は手厚いと思いますが、末期、進行がんへの医療が遅れています。
薬の承認も遅すぎ、日本で開発された抗がん剤が先に外国で承認され、逆輸入して(つまり全額自己負担です)使用するという異常な状態です。
藤田さんが受けようとしているワクチン療法、ウィルス療法ともに治験段階で、保険適用となるのはまだまだ先になるでしょう。
厳しい状況と言うわざるを得ません。でも、彼の熱意は医療をも動かすのではと思います。
なんとも勇ましい題名ですなあ~!
勇ましいですか(笑)。
でも蹄鉄というHNもインパクト大ですね。
人間は死ぬまでに何本の映画を見ることができるでしょうか。
私は、死ぬまでにいい作品を出来るだけ多く見たいです。患者さんにも見せたいです。
日本の状況がこれで変わるといいですね。
(そしてコメント、ありがとうございました。本、チェックしてみます。)
藤田さんの本は、医療従事者としても
考えさせられることが沢山ありました。
告知の問題やセカンドオピニオンなど、
情報だけが進み、誤解している人も多くいます。
いずれにせよ、私も、彼の最後の事業計画を
見守っています。