ダイブマスター(潜水道)兼温泉ソムリエマスター(温泉道)が行く!

仕事は二の次?海と温泉とグルメと映画レビューの日々。色々ありましたが人生楽しまなきゃ損ってことで。メインはTWです。

「告知せず」

2008年11月16日 | がんのことあれこれ
筑紫さんが逝った後に、このドラマ。
随分と番組宣伝に力が入っていたようですが。

どうも最近の病気ものドラマは、「純愛」をテーマにしたお涙頂戴が多く、
避けてきたのですが、このドラマは渡哲也主演で恋愛物とは違いそうな感じ
だったので見ることにした。

テーマは、病気よりも「家族愛」だったでしょうか。
原作は「僕たちは家族だ」とかそんなタイトルでした。
妻の高幡淳子さんが末期の小腸がんという設定。
夫の渡哲也さんが呼吸器外科という設定なので、
勝手に肺がんかと思ってしまいました。それじゃあまりに都合が良すぎる。

闘病的な描写はほとんどなく、自分の妻へ告知できない医師が
最後まで悩むというのもの。
高幡淳子さんは、私生活でも明るい方ですが、
ドラマの中でもそのままの明るい役でした。息子役にタッキーと、
何と出演者が豪華なことか。
他にもちょい役で有名どころの俳優陣がごろごろと。
舞台は、山梨の多分甲府です。病院の窓からの風景が甲府駅前でした。

今までは、いつか再発転移するかもしれないという思いがありつつ、
まだ現実味を帯びないところがあった気がします。
が、本当に末期になった今としては現実感がありすぎて、
やがてそのときを迎える時が来るのかと、ドラマを見ていて
今までと違った感覚がしました。
よりリアルに感じたというか。
恐らくは、それが我々の日常・・・。

本人は、「放射線で1年、抗がん剤で1年」が口癖です。
もちろん告知はされているわけですが、家族側と患者本人とでは
「告知」をどう捕らえるか違います。
我が家では、告知された本人が子への告知を悩んでいました。

ドラマでは、医師の夫、研修医の息子に見守られ妻は逝きます。
最後のタッキーのナレーション

「親父は告知できなかったのではなく、告知しなかったのだ。」

そう締めくくられ終わりました。
最後の日用品の置場所を記したメモが涙を誘います。

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筑紫さんが遺したもの

2008年11月11日 | がんのことあれこれ
仕事から帰ってきて途中から見ました。

がん発覚後もたまにNews23に出演されいるのを拝見して、
「筑紫さん、抗がん剤やってるな~」と思いつつ、
どんな闘病生活を送っておられるのかと心配していました。

聖路加に転院というニュースを聞いて、
じゃあ、それまでどこに入院していたのだろうと思いましたが、
番組で植松先生が出て来られたので
「あぁ九州に行っていたのか。」と。

どのような放射線治療をしたのか詳細説明はなかったですが、
最後まで積極的な治療を諦めなかったということでしたから、
自由診療の放射線治療なんかもされていたのかもしれません。

折りしも我が家のがん患者も放射線治療に入る寸前での
筑紫さんの「死」は、衝撃的でした。
次は、・・・と考えたくも無いことが頭をよぎります。

やっぱりがんは、手ごわいです。

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ウーマンコムの基礎体温表

2008年11月06日 | 子宮筋腫・子宮内膜症・不妊・体外受精



こんないいページがあったんですね。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061014ik02.htm

こちらでも紹介されてました。

手書きではとても時間がなく、Excelでグラフにしていましたが、
体調や周期その他の項目などが記入できず何とかならんもんかなと
悩んでいたところ見つけました。

携帯からもパソコンからも体温を登録できるのと、
排卵日はもちろん卵胞期、次回生理日までも教えてくれる
(しかも携帯にメールしてきてくれるんです!)
忘れっぽい私にはとてもいいです。
実にかゆいところに手が届くと言いましょうか。

体温の計り忘れもさすがに体温計に目覚まし機能がついているので、
枕元にさえあれば、たたき起こされて毎日計ってます(^_^;)。
おかげで休日も寝不足ぎみです(笑)。

昨日は、また排卵誘発剤が処方されました。
次回また排卵日あたりに来るようにと。

それにしても平日だというのに産婦人科混み過ぎですね。
幸せそうなママさんを見てると、どうも・・・。
不妊治療なんてそんなもんだ!と思いつつ、でも・・・。
産婦人科へ行く時は、いつもこんな心境ですわ。

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08年10月30日治療計画の提示

2008年11月05日 | がん治療経過
先日のCT撮影で治療計画を3パターン考えて下さったので、
それを聞く日でした。

検討した結果、結局IMRTが却下され、ヤバイ箇所を陽子線、
他の2箇所は、リニアックでということになりました。
陽子線は条件が厳しいので、ダメだろうと思っていたのですができるそうです。

リニアックで狙う場所は、場所的にも大丈夫だろうとの見解。
ヤバイ方は、二度目の放射線がかかるかもしれないことと、
血管や神経が密集しているところにつき、やはりリスクは高い。
が、うまく行けば根治も見込める可能性があるとのこと。
抗がん剤ではなく、放射線治療にかけることにした。

当初陽子線をやるなら入院と言われてましたが、
結局入院しても暇だろうということで(笑)、通院でやることに。

この日は、放射線科だけでなく午後からは陽子線治療科も受診。
同じだと思ってましたが、違う科になるんですね。
こちらでも放射線の先生から聞いた同じような説明を受けました。
そして、陽子線を受けるためにまたCTを撮ることになり予約して終了。

そうこうしているうちに何と腫瘍は、結構な大きさになっていたのでした。
そして、ついに血痰まで・・・。
血痰の話をしましたら、内視鏡入れて見ることになりました。
その結果によっては、放射線治療に影響が???

う~ん心配。次回は、11月4日(火)です。
がん患者らしく病院三昧になってきました。

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