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「間違いだらけの抗がん剤治療」 梅澤充 著

2006年05月25日 | 書籍のご紹介


ブックマークさせて頂いております梅澤先生の著書です。
敬意を評しますというなら買って読まなくてはと思いました。
しかし、紀伊国屋のがん医療のコーナーを探しに行きましたらありませんでした。

仕方なくコンピュータで検索すると、違う階にあることが判明。
その階に行き、目的の新書コーナーを探しましたが、
指示されているその書棚自体がありません。
何度探してもないので、仕方なく忙しい店員さんを捕まえて
「この棚にあるはんずなんですが、棚自体がどこにあるのか分かりません」と
伝え、しばし待つことに。

「申し訳ございません。PCの棚の表示が間違っておりました。」

データベース修正しといて下さいね。>紀伊国屋さん

かくして正しい書棚へ案内してもらいましたら、一番前面に置かれてました。
ブログでもせつせつと訴えておられますが、抗がん剤の何が問題かと言うと、

投与量です。

家族の苦しむ姿を見てますので、少量から初めて漸増させて行く(さじ加減)
の治療を望みます。しかし、ここに日本の医療制度の壁があります。

人工透析の病院はあれど、抗がん剤の病院はありません。
抗がん剤治療には、技術料はなく、無料だから経営が成り立たないのです。
患者さん個人の状態に合わせ、オーダーメイドの治療などしようものなら
さらに手間と時間がかってしまい、病院の経営状態を圧迫しかねないのです。
平岩先生は、ずっと自分の著書でこのことを書いておられます。

さらにEBMに基づいた治療は、対表面積から抗がん剤の投与量を決定するので、
時に多すぎる抗がん剤を投与され、副作用で苦しむ患者さんが少なくないのです。
決められた量を投与しないと、縮小しないという「縮小至上主義」も
追い討ちをかけます。

「がんがあっても現状維持ならいいじゃないか」

確かにがんはあっても元気ですし、現状維持ならそれでいいのです。
望むことは、副作用で苦しむことではなく、

「元気な日を1日でも長く」

そんな日常が続けば患者は幸せです。
少量でも現状維持できる量。そして、運がよければ縮小してくれるかもというおまけ。
副作用は許容範囲でお願いしたい。

最後にも締めくくられていますが、
この本は、決して抗がん剤治療は必要ないというものではありません。
末期や進行がんの手術不能がん患者には、抗がん剤治療は必要です。

がん難民の方は、是非一度ブログをご訪問下さい。
うなづくこと必至かと思います。
患者の気持ちをここまで理解して頂ける医師が日本にいらっしゃることに感謝します。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遊びに来ました~。 (よぎょ)
2006-05-26 00:33:23
私は梅澤充Drの著書は読んだ事ありませんが、平岩Drの本は何冊か読みました。

それを読むと、抗がん剤治療は無料のアフターケアなのだとか、腫瘍マーカー検査は1か月に2回(だったか何回だったか忘れましたけど)と決められているとか、理不尽に思える問題が沢山あることが分かり腹立たしく悲しくなります。



抗がん剤専門医、専門病院がたくさんでき、患者ひとりひとりに最適な治療が受けられるように、一刻も早くなることを願ってやみません。一刻も早くですよ。私達には時間がありませんから。



映画の紹介とか楽しそうな記事がたくさんありますね。ゆっくり読ませていただきますね。
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よぎょ様へ (雨のち晴れ)
2006-05-26 08:53:57
コメント頂きありがとうございます。

おっしゃる通り、腫瘍マーカーの検査は日本の医療制度下では、月1回(2種類)しか保険がききません。

しかしながら、時間のない患者の場合、頻回にチェックしないと、効果判定出来ません。

と書くと、今度はそもそも腫瘍マーカーなどあてにならないから調べなくていいと言われます。うちは、そうでした。

評価なくして抗がん剤治療なし。評価がないのから「アリバイ的治療」です。



抗がん剤に技術料がないにも係わらず、平岩先生などごく一部の先生方がさじ加減の抗がん剤治療を行っておられます。

私は、彼らに少しでも印税が入ればと思うのです。

平岩先生の本は、かれこれ10冊ほど持ってますでしょうか(笑)。

本題から離れてますね。すいません。
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初めまして (さちこ)
2006-05-29 00:56:19
本を探すのって以外に面倒なんですよね

なので私はネットをフル活用してます。

本は重いので自宅に直送してくれる点でも◎

実はちょっと前から勝手に拝見させていただいてました。私の友達に病気と闘ってる子がいます。このブログ紹介してもよろしいですか?
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さちこさんへ (雨のち晴れ)
2006-05-29 08:57:45
書籍の紹介が役に立てたようでしたら幸いです。

ブログをご紹介頂けるとのこと。ありがとうございます。

何やらバランスの悪いブログになっておりますが、映画の紹介をしつつ、がんのお話も(^^;;)。

今後とも宜しくお願い致します。
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新しい治療概念に関する論文資料の無料進呈 (平田陽三)
2010-03-16 15:41:29
最近になって日本の医学界でも癌組織体の根源細胞である癌の幹細胞の存在が注目され始めました。癌の幹細胞に関する研究が進展すれば、将来の癌研究や癌治療に重大な転機を齎すものと期待されます。小生は1992年以来癌の幹細胞に対処する治療概念、すなわち、今までにない全く新しい治療概念を記載した論文17篇を国際的な医学雑誌に発表しています。それらの論文資料にご関心のある方には、個人的に無料で郵送致しますので、郵送できる宛先をお知らせ下さい。
780-0870 高知市 本町 5-4-23 平田病院 平田陽三
E-mail: hphirata@mb.inforyoma.or.jp
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癌治療に付いて (スタバ)
2010-03-19 14:45:43
こんにちは。
抗癌剤によって、患者が亡くなっているという事実に人々が気が付くきっかけを梅沢先生などが作ってくださった功績は大きいですね。

ヤフーブログの(春の季節に)さんの内容を引用させて頂きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/harunoashioto2010/MYBLOG/write.html




世界を覆う癌マフィアにたった一人で挑むシモンチーニ氏

国立癌センターの院長が、効果よりも副作用のほうが問題になっている子宮頸がんワクチンの公的資金導入を宣伝する????
このワクチンに含まれるアジュバンドは、多くの副作用の中の一つに、癌になる確率が増大すると言うのも含まれています。
販売会社は、グラクソスミソクライン。インフルエンザワクチンで、副作用検査もまともに行っていないようなワクチンを販売し(特にアジアなど有色人種に対しては多く販売)、日本政府から9900億円をノバルテイスと共に、持って行きました。(ギリシャなど一部白人系の国では全く購入無し。)日本など、余剰ワクチンは、アフリカや発展途上国(有色人種)に寄付をするという方向で動いているようです。

まるで、ベンジャミン・フルフォードの書いている(ステルス ウオー)のなかにでてくる、ロスチャイルドやロックフェラーなどが計画している有色人種を削除し、白人のみで世界の人口を16億人に擦ると言う、現在のプロジェクトの一環のような気がします。

アメリカでは、子宮頸がんワクチンは、生後3ヶ月から使用させられるそうです。しない場合は、両親が逮捕させられます。
オバマが現在、動いている、国民全員が保険に加入するのも善意からではなく、ワクチンを使用し、人工削減をするためだとさえ言われているようです。

事実かどうかは、私には、理解できませんが、これらのわけの判らない現在の医療に、たった一人で勇敢に立ち向かっているのが、シモンチーニ氏です。そして、そのシモンチーニ氏と共に、本当の医療で、これらの病気を作られた患者を救済しようと動いているグループです。

世界には、どうやら、癌と言う莫大なマーケットを大きくして、莫大な儲けを画策している闇の癌マフィアが存在するようです。

ワクチンと言う、一見、国民が受けなくてはならないような状態を作る事により、副作用として将来的に癌や免疫疾患を増やす、、、?考えただけでも恐ろしい話です。
ヒットラーは、ユダヤ人に
『シャワーを使用させてあげよう。』と優しい声で嘘を言ってガス室に送りました。
今の医療は、
『さあー。恐ろしい子宮頸がんやインフルエンザにならない為にワクチンを売ってあげましょう。』と、優しいそうな笑顔を声色で、癌を作ったり、不妊にしたりしています。

日本は、10歳から、アメリカは、生後3ヶ月からといわれていますが、アメリカの富裕層は、勿論、自分の娘にワクチンはさせません。させなくても逮捕もされません。

いったい???
これは、何なんでしょうか?
このワクチンを使用する事により、将来的にリューマチや免疫疾患、心臓病や癌になる確立が高いという事実を理解しているのに、3ヶ月の赤ちゃんにさえ使用する。まるで、本当に、アウシュビッツのようです。

それを、国立癌センターの院長が宣伝する、、、、?

それらの癌マフィア機関と、命も顧みず(事実、現在、危ない状態のようです。)正面から闘っているのが、イタリアのシモンチーニ氏です。以前もお知らせしましたが、勇気あるイタリアのシモンチーニ氏。本当に、頭が下がる思いです。

今、本当に、何を信じてよいのか、本当に、わからない世の中になってしまったようです。
以前もお伝えしましたが、ご存じない方の為に再度、お話させていただきます。

このような癌マフィアが癌を作っている時代に、「本当の癌治療に成功している。」と言われている人がいます。
イタリアのシモンチーニ氏という腫瘍学者をご存知ですか?
今、多分、確実に、世界の癌患者の間で、最も有名な医師だそうです。
彼は、癌を90%以上も治療する方法を発見してしまった為に、医薬品会社や癌学会から迫害を受け、罪を擦り付けられ、医師免許を剥奪されてしまったそうです。
しかし、その後も、世界中から大勢の癌患者が彼のもとを訪れ、今では、対応しきれないほどの患者が彼のもとへ訪ねているそうです。

下記が、彼の世界的に有名になったビデオです。
http://www.cancer-fungus.com/sub-v1jp/sub-jp.html

誰でも、このビデオを見れば、驚くと思います。末期の膵臓がんなどは、少々、成功率が落ちてしまい、75%ほどの治療成功率だそうですが、それだとしても、今の治療とは、比べ物になりません。
癌マーケットと言うビッグマネーが彼一人により、潰される可能性があるわけですから、迫害されるわけです。
このような迫害の中、彼の治療を世界中の人が受けられる為に、多くの勇気ある人々が動き、日本に、彼の癌センターが開院するそうです。

シモンチーニ ガン センターのHP
www.chironcology.com

多くの癌に苦しむ方々に回覧してくださりますように心から願っております。
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