ダイブマスター(潜水道)兼温泉ソムリエマスター(温泉道)が行く!

仕事は二の次?海と温泉とグルメと映画レビューの日々。色々ありましたが人生楽しまなきゃ損ってことで。メインはTWです。

合間に乳がん検診

2011年07月02日 | がんのことあれこれ

● 6月27日

大学病院で卵胞チェックの後、午後に時間ができたので
市から頂いた無料クーポンにて自宅近所の病院でマンモ。
これが噂の無料がん検診か~。

人間ドックでも受診できるのですがオプション扱いなので無料は、魅力的。
これで人間ドックでは、超音波で見てもらえば一石二鳥。
実に有意義な有給休暇の過ごし方である(笑)。

マンモだけかと思ったら、視触診もありました。
ただ、小さな病院で乳腺外科はなく、ただの外科。
実に流れ作業的で適当(医師はもちろん適当ではないだろうが)な感はあったものの、
そもそも無料だし問題ないことが確認できればそれでよいのだ。

つくづくそう思った。結果は3週間後位に届くらしい。
さすがに行政は遅いな。

今年度の人間ドックは、8月に受診予定。
仕事を辞める前に必ず受けなければ!!!!
移植の関係で変更を余儀なくされる可能性もありだけど・・・。

※ 市からは、子宮頚がん検診の無料クーポンも来たのだけど、
  そっちはいつも診てもらってるのでパス。
  無料なので家族のためにも受診くださいね。



「告知せず」

2008年11月16日 | がんのことあれこれ
筑紫さんが逝った後に、このドラマ。
随分と番組宣伝に力が入っていたようですが。

どうも最近の病気ものドラマは、「純愛」をテーマにしたお涙頂戴が多く、
避けてきたのですが、このドラマは渡哲也主演で恋愛物とは違いそうな感じ
だったので見ることにした。

テーマは、病気よりも「家族愛」だったでしょうか。
原作は「僕たちは家族だ」とかそんなタイトルでした。
妻の高幡淳子さんが末期の小腸がんという設定。
夫の渡哲也さんが呼吸器外科という設定なので、
勝手に肺がんかと思ってしまいました。それじゃあまりに都合が良すぎる。

闘病的な描写はほとんどなく、自分の妻へ告知できない医師が
最後まで悩むというのもの。
高幡淳子さんは、私生活でも明るい方ですが、
ドラマの中でもそのままの明るい役でした。息子役にタッキーと、
何と出演者が豪華なことか。
他にもちょい役で有名どころの俳優陣がごろごろと。
舞台は、山梨の多分甲府です。病院の窓からの風景が甲府駅前でした。

今までは、いつか再発転移するかもしれないという思いがありつつ、
まだ現実味を帯びないところがあった気がします。
が、本当に末期になった今としては現実感がありすぎて、
やがてそのときを迎える時が来るのかと、ドラマを見ていて
今までと違った感覚がしました。
よりリアルに感じたというか。
恐らくは、それが我々の日常・・・。

本人は、「放射線で1年、抗がん剤で1年」が口癖です。
もちろん告知はされているわけですが、家族側と患者本人とでは
「告知」をどう捕らえるか違います。
我が家では、告知された本人が子への告知を悩んでいました。

ドラマでは、医師の夫、研修医の息子に見守られ妻は逝きます。
最後のタッキーのナレーション

「親父は告知できなかったのではなく、告知しなかったのだ。」

そう締めくくられ終わりました。
最後の日用品の置場所を記したメモが涙を誘います。

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筑紫さんが遺したもの

2008年11月11日 | がんのことあれこれ
仕事から帰ってきて途中から見ました。

がん発覚後もたまにNews23に出演されいるのを拝見して、
「筑紫さん、抗がん剤やってるな~」と思いつつ、
どんな闘病生活を送っておられるのかと心配していました。

聖路加に転院というニュースを聞いて、
じゃあ、それまでどこに入院していたのだろうと思いましたが、
番組で植松先生が出て来られたので
「あぁ九州に行っていたのか。」と。

どのような放射線治療をしたのか詳細説明はなかったですが、
最後まで積極的な治療を諦めなかったということでしたから、
自由診療の放射線治療なんかもされていたのかもしれません。

折りしも我が家のがん患者も放射線治療に入る寸前での
筑紫さんの「死」は、衝撃的でした。
次は、・・・と考えたくも無いことが頭をよぎります。

やっぱりがんは、手ごわいです。

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進化する静がん

2008年06月25日 | がんのことあれこれ
日刊工業新聞より

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1220080625192hlal.html

静岡県立静岡がんセンター(静岡県長泉町、山口建総長、055・989・5222)は、
2011年度までに約50億円を投じて診療機能を拡充する。
外来患者の増加に対応するのが狙い。
まず09年末までに新管理棟を建設して事務機能を集約する。
集約で空いた場所を活用し、外来患者の診療スペースを拡大するとともに、
先進的な医療機器も増設する。同センターは県の産学官の連携により
「世界一の健康長寿県」を目指す「ファルマバレープロジェクト」の
中核施設だけに、新たな設備投資が注目される。
 静岡がんセンターの新管理棟は地下1階・地上4階建てで、
延べ床面積が9580平方メートルの規模。
事務所や職員の着替え室、研修施設を集約して、
2010年1月に運営を開始する予定。


診療スぺースは、現在の5割増だそうです。スゴイですね。
外来で抗がん剤治療をしている人の枠が大きくなると思われます。
ただ医師、看護士数は大丈夫なのかとその辺が心配です。

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ピルで卵巣がんを予防する!?

2008年05月15日 | がんのことあれこれ
私としては無視できない記事が掲載されてました。

http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/080513_01.html

がんナビより

簡単に言えば、

初潮低年齢化、少子化、晩婚化→月経回数大幅増加→子宮内膜症増加→卵巣がん増加
ということだそうです。
そして、日本ではピルが普及していない実情もあり、
卵巣がん減少に転じないのでは?ということらしいです。

命を脅かすわけでもないのに、外科的治療しか根治しないというのが
働く女性には、治療に踏み切れない理由の一つだと思います。
手術が嫌なら最高で6ヶ月間のホルモン治療ですが、
こちらは高額で副作用も強く、かつ根治するわけではない。
第三の選択としてピルがもう少し普及すれば、
ホルモン治療に比べると遥かに敷居は低くなるのではと素人ながら思います。


潰瘍性大腸炎で筋腫の友人Oちゃんのことば。

「癌になっても私や雨のち晴れさんは、
早期発見で、末期ではないんちゃう?」


なるほど、これほど定期的に婦人科にかかっておれば、
とりあえず末期で子宮がんということはなさそうというのが彼女の主張。
だからと言って、他にも部位はありますから安心はできませんけどね。

というわけで全身のスクリーニングには、やはり人間ドックでしょうか。

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奥山さんネタ

2008年03月30日 | がんのことあれこれ
気が付けば奥山さんの命日が近いですね。
読みやすい「ガン漂流」3冊は、今でも寝る前に読み返しては、
眠りに付くというのが習慣化している私です。

そんな奥山さんを思い起こさせる映画が3月に上映されていました。



とても見に行きたかったのですが、東京でも渋谷シネマライズ1箇所でしか
上映されておらず、見に行けませんでした。
※ 4月25日まで上映されています。

この作品は、ジョイ・ディビジョンのボーカル=イアン・カーティスの自伝的作品です。
監督は、これが長編映画デビューとなるアントン・コービン!

アントン・コービンと言えば、名だたる英国ロックバンドやシンガーのPVを
手がけてきたモノクロ映像作家(専売特許というのでしょうか)です。
有名どころでは、U2、デペッデュ・モード(←個人的に大好きなんですが)、デビッド・ボウイ・・・etc。
残念ながらニュー・オーダーは、手がけてなかったように記憶してます(^^;;)。

奥山さんとイアン・カーティスの繋がりは・・・

退院時には頭の中でUnderworldの「Born Slippy」が鳴り響くと思っていたのに、
実際に聞こえてきたのはJoy Divisionの「Dead Souls」だった。
せめてNew Orderの「Blue Monday」くらいにして欲しかった。


<「31歳ガン漂流」より>

イアン・カーティスは、23歳という若さで妻と子供を残して自殺してしまうのですが、
「CONTRL」は、イアンが実は癲癇の病に悩まされていたというものです。
自殺に関しては、未だ謎が多いのですが、少なからず癲癇が影響していたのかもしれません。
そのイアンが死んだ月曜日のことを歌ったのが「Blue Monday」です。
明るくも無いが、そんなに暗くもないという曲です。
イギリスでは、ヒットしました。

後に奥山さんは、「イアン23歳、カート27歳、オレは30歳以上生きたから長生きしすぎだ」
みたいなことを言ってました。

カートとは、ニルヴァーナのボーカル=カート・コバーンです。
こちらは、ショットガンで自分の頭をぶち抜くという壮絶な自殺でした。
ちなみに、カートの死に関しては、ガス・ヴァン・サントが監督した
「Last Days」という作品があります。
ご興味のある方は、どうぞ。ちょっと観客を選ぶ監督さんではりますが(^_^;)。

若くして亡くなることに自分を重ねていたであろう奥山さんですが、
他には香港俳優のレスリー・チャンの自殺に触れている文章もありました。


過去の奥山さん記事は、こちらです。
http://blog.goo.ne.jp/minami6412304/e/5621808d024944c65f79d60410956dbb

http://blog.goo.ne.jp/minami6412304/e/5cfe7f4a131b7563d311d78b5bba172b

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腫瘍内科医ががんへ

2008年03月26日 | がんのことあれこれ
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/080325_01.html

がんナビに掲載されていました。
世界のがん治療の最先端を行くアメリカのMDアンダーションがんセンターの
上野医師が、今年1月がん発覚→手術を受けられていたようです。
二人に一人ががんになる時代を実感します。



チームオンコロジー.comでは、患者の相談に答えてくれる掲示板があります。

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サバイバーシップ.jp

2007年10月26日 | がんのことあれこれ


また静岡がんセンターがやってくれました!素晴らしい!
既に静がんでは冊子が配布されておりますが、それのWeb版です。
大鵬薬品との共同プロジェクトのようです!?

注)10月26日現在サイトは、工事中です。今しばらくお待ち下さい。

昨年の今頃は、Web版よろず相談がオープンしましたが、
今度は、抗がん剤や放射線治療で食事の問題を抱えている患者さんを支えるものです。
患者はもちろん、家族の方に是非利用して頂きたいですね。

それともう一つ。

http://www.tmn-anshin.co.jp/news/070813.html?top
「がん医療に関する相談支援等及び情報提供のあり方」について

静がんと東京海上が提携したことで、下記のようなサービスが誕生。
以下読売新聞より抜粋。

「がんの悩み 出張相談応じます。」

がんの悩み相談にうかがいます――。
東京海上日動あんしん生命保険と静岡県立静岡がんセンターは、
がん患者宅に専門スタッフが出向き、治療の悩みや日常生活の相談に応じる
コンシェルジュ(出張相談・情報提供)サービスを今年度内に始める。

高齢者や体が不自由な人など、気軽に医療機関に行けない患者らの相談を受け、
精神的な不安を和らげるのが狙い。静岡県内で始め、順次、全国に広げる。

静岡がんセンター内にある相談窓口「よろず相談」には、
「告知の時に気が動転した」などの理由で、
医師から受けた説明を再度求めたり、
治療後の日常生活の不安を訴えたりする例が多いという。
このため、同センターが、全国に代理店を持つ
東京海上日動あんしん生命保険に出張サービスの実施を打診した。

専門スタッフは、同社関連会社の社員らで、
同センターと共同でスタッフの育成プログラムを作成する。

 「大腸がんで人工肛門になったら、家庭でどう過ごせばいいか」
といった日常生活の不安や医療費、福祉機器の貸与についてなど、
医師には聞きにくい相談に対応できるようにする。

当初は同社のがん保険の加入者が対象だが、
保険加入者以外へのサービスも今後、検討する。
(2007年8月13日 読売新聞)


元々、静がんでは静岡県内では出張よろず相談会を行っていましたが、
今度は東京海上の顧客に対してそれを行うというもの。
もちろん、こんなサービスは業界初です。
このサービスに携わるスタッフの教育プログラムも開発するというのですから、
さすが「患者を徹底支援する」と謳っているだけのことあります。
の、わりにはあまり話題にはなってませんが・・・(^^;)。

がん保険といえば、アヒルのイメージですが、
東京海上も通院治療に重点を置いたがん保険の開発など、
力を入れている模様です。

それにしても、次から次へとよくここまでかゆいところに手が届くサービスを
提供してくれるものです。患者としては感謝しきり!

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乳がん強化月間

2007年10月04日 | がんのことあれこれ
9月は、がん征圧月間で今月はピンクリボンキャンペーンで乳がん一色!?
Yahooも一瞬ピンクに染まってましたね(笑)。

昨日は、NHKの「ためしてガッテン」で乳がんがテーマでした。
思わず自分で触診してみましたが、
やっぱりよく分からないんですよね(^^;;)。
そういう方は、
「大丈夫な診断が降りた時の感触を覚えておくといい」と言ってましたが、
ほほうと思ってしまいました。
でも、やっぱりよく分からないんですが・・・。

昨年10月の人間ドックでは、左が乳腺症と言われたことを今年の人間ドックで伝えたら、
「左だけじゃなくて普通は、両方乳腺症です。」と言われ、
どれどれと触診してもらったら「やっぱり右も乳腺症ですよ。」
などと言われてしまいました(乳腺症そのものは深刻になるようなものではありません)。
で、まあ「そろそろ乳がんに気をつけて。」と。はぁ・・・。

なんて思っているところへ、アグネス・チャンさんが乳がんだった!!!!
と報道され、手術も終了し、明日退院ですか???

http://www.agneschan.gr.jp/index.php
 アグネス・チャン公式ホームページは、こちら。

ってことは、リレー・フォー・ライフ芦屋の時には、
実は、既にサバイバーだった
発見は、19日のようでしたが。

というわけで、来年からはサバイバーとしてRFLに参加&生中継できますね。

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