原題「ELYSIUM」109分
★★★☆☆ ← 独断と偏見による
マット・デイモンがスキンヘッドで挑むSFアクション作品で、
監督は、あの「第9地区」のニール・ブロムカンプ。
上記の情報のみだけで見に行きました。
ストーリーは、「第9地区」と同じく格差社会。
その「第9地区」で主役だったヴィカスさんが今回は、悪役でした。
ジョディ・フォスターは、クーデターをもくろむ悪役でしたが、
あっけなかったですね。
根底にあるのは、南アフリカのアパルトヘイトですが、
今回は地球に住む貧困層と頭上のエリジウムに住む超裕福層という構図です。
「第9地区」ほどの感情移入はないにしろ、実に切ない終わり方してました。
孤児院で育った幼馴染のフレイの子供を救うために自分を犠牲にして
人類を救う主人公に涙しそうになりました。
字幕では、照射線となってましたが、アレは間違いなく放射線ですよね。
どうしても福島を彷彿させるからなのか字幕に配慮し?照射線となってました。
マックス(マット・デイモン)は、致死量の被ばくをして、余命5日と宣告。
ぼろぼろになって帰宅しますが、手術後には結構元気になってました。
この手術シーンと言い、爆弾などによる人体破壊など結構容赦ない感じでしたので
R指定かかってましたでしょうか。
顔の一部がふっ飛ばされるとか面白い絵柄も色々ありました。
CGがスゴイと思ったら、ILM。いや~お金かかってます!
ヴィカスさんは、執拗にマックス(マット・デイモン)を追いますが、
そのマックスのごとく「第9地区」では、ヴィカスさんがやられてましたね。
エビの子供のために必死に戦う姿が忘れられません。
そして、子供を救って自分は・・・。
ダウンロードに与えられた二択が・・・。
そういう時のために「死」などという選択があったのですね。
主人公は、それを承知で自分で「実行」ボタンを押します。
ここが切なかった。
やはり坊主頭が主人公(=ジャスティン・ティンバーレイク)の「TIME」にも似てました。
あっちは、貧困層は余命が短く、裕福層は無現に時間があるという構図。
そう言えば、今作の主役のオファーは最初天才白人ラッパーのエミネムだったらしいです。
で、拒否られてマット・デイモンと。
この監督さんは、このままこの路線で頑張っていただきたいものです。
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