「イントゥ・ザ・ストーム」

またバカな映画が出てきたな～と思って見てきました（笑）。
だからこそ見に行くというか。

原題「INTO　THE　STORM」89分（アメリカ）

★★☆☆☆　←　独断と偏見による

＜出演＞
リチャード・アーミテッジ
サラ・ウェイン・キャリーズ



時期的に不謹慎な感じもしますが昨年の栃木、茨城、つくばの竜巻の直後だったら
公開延期もあったかもしれません。
「24」しかり「ヒアアフター」しかり。

この作品は、最初から低予算で作られたみたいですね。
低予算にありがちな手持ちのカメラ映像や監視カメラ映像などが多いです。
そう、「ブレアウィッチ・プロジェクト」みたいな。
最近は、みんなスマホやGoProで動画撮影が手軽にできて、またクオリティ高いし、
それをSNSで拡散というのが流行りのようで。
そこをうまく逆手に取ったディザスタームービーとなっております。
俳優陣にもお金かかってません。
知った顔は、「プリズン・ブレイク」以来のサラくらいなもんです。
ホビットに出てた人は知りません。

ヤン・デボンの「ツイスター」も見に行ったくちですが、CGの技術は格段にあがってます。
タイトルにもあるように竜巻の中へ入ってしまえというのが目的のようです。
実生活の中でなかなか竜巻の中には入れませんからね。←当たり前や
竜巻に巻き上げられる火柱とかマンガのようでした。
牛どころかジャンボ機が何機も飛んでいきました。
あり得なさすぎてちょっと覚めた目で見てましたが・・・。

ストーリーやキャラは、まあぐだぐだで、ユーチューバー（って言うんですか？）の
おバカコンビとか別にいらんな～とか。
わざわざ死亡フラグたてて、あざといな～とか。
そこは、色々と突っ込みどころ満載なんだけど、
この手の作品にストーリーなんぞ求めてませんので、いいです。
そこはほっといて、同時多発的な竜巻をいかに観客に見せるか、そこです。
体感できたかどうか微妙ですけど、こういうのもアリかもしれません。

ただ、やはり昨今の日本の災害事情を考えると思うところはありますね。
異常気象が多発して災害大国と化していますので、
今一度災害に対する備えが重要だなと思った次第。