michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『難聴』の理解のためになりますでしょうか

2014-03-08 18:36:47 | 聴こえ

「佐村河内さんの回復、通常あり得ない」というタイトルのニュース。 ↓http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140308/crm14030811340003-n1.htm

この記事の下の方にも、「関連ニュース」として彼についての記事がたくさん。

ずーっと読み始めたけれど、なんか、はぁ、、、って感じで

途中でやめてしまった。

彼の言うことは、どこまでが本当なのか分からなくて

(前回の記事には「虚言癖がある」と書かれてあったっけ)、

どう読み取ったら良いのか考慮しながら、という状態。 疲れる。

 

   こういうのって、そのマスコミ(編集者とか)によって、簡潔にした場合とか、

   偏ってくることもあるんでしょうね。。

 

ただ、一つ気になったのは「音がひずんで聴こえるので、手話通訳は必要なんです」

という発言。 

 ひずむ・・・?

    ******************

 

私自身は、地元の病院での診断では6級。(純音検査のみ。しかも数年前。)

でも、なんと言っているのかサッパリ分からないことがほとんど。両耳に補聴器をしても。

日本語か、英語か、ドイツ語かも分からないことが多い。

そういう状態になることが、少しずつ多くなってきている。

音としては入ってくるんです。ボソボソ…、コソコソ…という感じで。

でも、どんな方面の話題かもワカラナイことが かなり多くなってきた。

 

              

このごろ、職場の隣りで工事している。改築、というのかな。

金槌トントンくらいならガマンできるけど、なにやら大きな電気工具で

ウチとの境の壁を「ガーッ!!」とやり始めた。

(大工さんたちは、とっても一生けんめいにやって下さってるんですけどね) 

 

一人になる時間には、とても補聴器などしていられない、って外してしまうんだけど、

「こんな時に、誰か用事で来たら、急いで補聴器つけなくちゃ…」なんて思いながら仕事している。

また、補聴器してないと、声かけられても ほとんど聴こえないから、

誰か来た、くらいは すぐに気づくようにしなきゃ、と

視界の端まで気をおいておいたり。

 

こないだは、その ガーガーやってる時に、同僚に話しかけられてしまった。

仕事の大事な話です。

みんな私が難聴と知ってくれているので、いつもよりさらに

気を入れて言ってくれるんだけど、

聴き取るのが困難。

(ふだんなら、ゆったりと ハッキリと言ってくれて、

 だいたい聴き取れる人なのに)

口の動きを読んだり必死で汲み取ったりして推測し、

「こうこう?」と言って確認とり、なんとかこなした状態。

 

ちょっとザワザワ程度の雑音がしている時も、

フツウに聴こえる人だったら、ふだんよりちょっと大きめに言えば大丈夫らしいけど、

難聴者はグッと格段に聴き取りにくくなるんです。

 

                   

 

『難聴』といっても、百人百様、千人いたら千通りですが、

こんな感じの難聴のケースも、結構あるようです。

 

  耳ふつうに聴こえる方、多少は理解のための参考になりますでしょうか。

 

(ちなみに、そのガーガーいう電気工具は、2~3日で済んだようです。

 どうぞ御心配なく。)

 

 

 

 

 

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