michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「語感」と「感性」のかかわり。おもしろいですねぇ

2013-06-09 08:19:05 | TV

いつも見ている番組で、思いがけない情報が。

今朝の『NHK俳句』のゲストは、黒川伊保子さんでした。

黒川さんは、「感性アナリスト」「語感と感性の関わりに詳しい」のだそう。

脳と言葉の関係を研究されているとか。

 

ことばの音を発音する時、そういう口の各部の運動や振動などが小脳に伝わって、

「やさしい感じ」とか「強そうな感じ」など、感覚を呼び起こすのだそうです。

――脳に響くイメージ、五感の情感。

言葉を発している本人も、聴いている人も。

日本語というのは、特にそういう言葉の意味とリンクしているとか。

(うまく説明できないのがもどかしいんですが

  とにかく言葉って大切なんですねぇ。ちゃんと選んで使っていきたいです。

           

すぐに思い当たることが。

外国映画やドラマの「吹替え」です。

私は以前から、吹替えっていうのが、どうにも不自然な感じがしてならなかった。

  (吹き替えられた日本語が聴き取れないので好感もてない、というのとは別にね。)

口の動きとゼンゼン違う音声(日本語)を言ってるわけですから。

   

それと、も一つ。

「難聴なんです」と告げると、たまに

口パクで口の動きを見せてくれる方がおられる。

(「どうせ聴こえないんでしょ」ってことなんでしょうか。)

これ絶対、ものすごくヘン。

聴き取れなくても、声はちゃんと普通に出してほしいんです。

 

          

これまで何となく感じていたことを、

専門家として理路整然と説明してくださって、

「そ!それそれ 」と膝を打ったのでした。

 

 

  

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