■Peter Donato / Peter Donato■
今まで紹介して来たアルバムは、かなりマイナーなレーベルが多かったのですが、今日は違います。 メジャーレーベルEMI傘下のCapitol Records からのリリース。 とはいっても、Capitol Canada ですが。
このPeter Donatoが発表した唯一のアルバム。 買ってから20年くらい経ちますが、まだ3回くらいしか聴いていません。 というのも、どうもイマイチの作品という印象が残っていて、なかなかわざわざ棚から引っ張り出して聴く気分になれなかったのです。 そんななか、でもせっかくブログも立ち上げたわけだし、また久しぶりに棚から発見されたこともあり、10年ぶりくらいに聴いてみました。
その結果、判定は変わらず。 何か決め手が欠け、インパクトがなく引き寄せられないアルバムなのです。 その要因は、どうしても聴きたくなる曲が1曲でも欲しかった、せっかくならコーラスとストリングスアレンジを取り入れて彩を添えて欲しかった、Peter Donato のボーカルに個性が乏しい、といったところでしょう。 1974年に発売されたこの作品、クレジットを見ると、Peter Donatoがピアノ系の SSW であることはすぐに分かります。 そして、このイラスト。 名門Capitol からの発売。 佳作となる確率は高いと思って買ったのですけどね。
サックスのアレンジがジャズっぽい「This Old Room」、ヴォードヴィル調の「Cathhouse Serenade」、トランペットの音が初期のTom Waits を想起させる「One For My Baby」など、曲調は飽きさせない感じなのですが、やはりメロが弱いですね。 唯一の完全弾き語りの曲「Baby Grand」は、ジャケットに Wurlitzer のピアノとともにポスターとして描かれています。 最も思い入れの強い楽曲だったのでしょう。 歌詞にも Wurlitzer の名前が出てきます。 曲調としては、ミディアム・スローな「Myself Among Others」や「Say Uncle」のようなタイプをもっと集めたほうが良かったのではと思います。
さて、そんな Peter Donato ですが、内容の出来が影響してか、あまり紹介されたことがないと思います。 以前はよく見かけましたが、最近はどうなのでしょうか。 もしかすると500円程度で買うことができるかもしれません。 僕が持っているのは 8年くらい前にカナダドルで 5ドルで買ったもの。 写真の右上にプライスシールが貼られてて、うまく剥がせないままの状態になってます。 20年くらい前に国内で買ったものはそれに伴い、売却してしまったようです。 なあんだ、ちゃっかり2回買っていたのですね。 とほほ。
■Peter Donato / Peter Donato■
Side-1
Myself Among Others
Cathhouse Serenade
This Old Room
Just An Old Bluesman
Oh Jerome
Baby Grand
Side-2
Meet Me , Down In Bananaland
Say Uncle
Cold Christmas
The Midnight Parade
One For My Baby
All Selections Composed by Peter Donato
except One For My Baby by Harold Arlen & Johnny Mercer (1943)
Produced by Eugene Martynec
Executive Producer : Paul White
Cover Painting : Andrew Donato
Recording : Thunder Studio
Peter Donato : vocal , piano
Michael Heydon : guitar
Dennis Pendrith : bass
Barry Keane : drums
Bert Hermiston : saxophone
David McLey : synthesizer
Bruce Pennycook : saxophone
James Atkinson : guitar
Eric Robertson : organ , clavinet
Janis Cramer : vocal
Russ Little : trombone
Moe Koffman : clarinet
Bob Van Evera : trumpet
Capitol Records ST-6423
今まで紹介して来たアルバムは、かなりマイナーなレーベルが多かったのですが、今日は違います。 メジャーレーベルEMI傘下のCapitol Records からのリリース。 とはいっても、Capitol Canada ですが。
このPeter Donatoが発表した唯一のアルバム。 買ってから20年くらい経ちますが、まだ3回くらいしか聴いていません。 というのも、どうもイマイチの作品という印象が残っていて、なかなかわざわざ棚から引っ張り出して聴く気分になれなかったのです。 そんななか、でもせっかくブログも立ち上げたわけだし、また久しぶりに棚から発見されたこともあり、10年ぶりくらいに聴いてみました。
その結果、判定は変わらず。 何か決め手が欠け、インパクトがなく引き寄せられないアルバムなのです。 その要因は、どうしても聴きたくなる曲が1曲でも欲しかった、せっかくならコーラスとストリングスアレンジを取り入れて彩を添えて欲しかった、Peter Donato のボーカルに個性が乏しい、といったところでしょう。 1974年に発売されたこの作品、クレジットを見ると、Peter Donatoがピアノ系の SSW であることはすぐに分かります。 そして、このイラスト。 名門Capitol からの発売。 佳作となる確率は高いと思って買ったのですけどね。
サックスのアレンジがジャズっぽい「This Old Room」、ヴォードヴィル調の「Cathhouse Serenade」、トランペットの音が初期のTom Waits を想起させる「One For My Baby」など、曲調は飽きさせない感じなのですが、やはりメロが弱いですね。 唯一の完全弾き語りの曲「Baby Grand」は、ジャケットに Wurlitzer のピアノとともにポスターとして描かれています。 最も思い入れの強い楽曲だったのでしょう。 歌詞にも Wurlitzer の名前が出てきます。 曲調としては、ミディアム・スローな「Myself Among Others」や「Say Uncle」のようなタイプをもっと集めたほうが良かったのではと思います。
さて、そんな Peter Donato ですが、内容の出来が影響してか、あまり紹介されたことがないと思います。 以前はよく見かけましたが、最近はどうなのでしょうか。 もしかすると500円程度で買うことができるかもしれません。 僕が持っているのは 8年くらい前にカナダドルで 5ドルで買ったもの。 写真の右上にプライスシールが貼られてて、うまく剥がせないままの状態になってます。 20年くらい前に国内で買ったものはそれに伴い、売却してしまったようです。 なあんだ、ちゃっかり2回買っていたのですね。 とほほ。
■Peter Donato / Peter Donato■
Side-1
Myself Among Others
Cathhouse Serenade
This Old Room
Just An Old Bluesman
Oh Jerome
Baby Grand
Side-2
Meet Me , Down In Bananaland
Say Uncle
Cold Christmas
The Midnight Parade
One For My Baby
All Selections Composed by Peter Donato
except One For My Baby by Harold Arlen & Johnny Mercer (1943)
Produced by Eugene Martynec
Executive Producer : Paul White
Cover Painting : Andrew Donato
Recording : Thunder Studio
Peter Donato : vocal , piano
Michael Heydon : guitar
Dennis Pendrith : bass
Barry Keane : drums
Bert Hermiston : saxophone
David McLey : synthesizer
Bruce Pennycook : saxophone
James Atkinson : guitar
Eric Robertson : organ , clavinet
Janis Cramer : vocal
Russ Little : trombone
Moe Koffman : clarinet
Bob Van Evera : trumpet
Capitol Records ST-6423
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます