■He-Story / 上水ほたる■
ついに初登場の日本人ミュージシャンです。 ブログを立ち上げたときには、日本人を紹介するつもりはまったくありませんでした。 しかも、掟破りともいえるシングルでの紹介です。 とはいえ、①未CD化のレコード、②ほとんど紹介されていない、という基本コンセプトには合致していますので、取り上げてみました。
He-Storyと書いて「ヒストリー」と読むこのグループは、東芝EMIの名門Expressレーベルからデビューしたものの、数枚のシングルと、1枚のアルバムを出しただけでシーンから姿を消したグループです。おそらく、1979年から1980年ころに活動していたのだと思います。
この「上水ほたる」は、今から26年も前に、ラジオで数回流れていたのを聴いて以来、僕の記憶のなかの深いところに潜伏し続けていた曲です。 『太宰の生まれー変わりー』というサビの部分が忘れることができずに、四半世紀もの月日が経過してしまいました。 自分も中年になるわけですね。 そんなこのレコードですが、年に1回くらい思い出すものの、アナログのシングルを中古レコード店で探すのもかなりの時間と労力がかかり断念していました。 また、googleで「上水ほたる」と「ヒストリー」で検索しても、数件しか検索されず、なかなか入手できないでいました。 ところが、先月、ヤフオクでようやく発見。 無事に500円で札幌市内の中古レコード店から落札することができたのです。 この無上の喜び。 レコードに針を落とすときは、かなり興奮しました。 なにせ四半世紀ぶりの再会ですから。
この喜びは、大宮京子&オレンジの名曲「シーズン」を3年くらい前に20年ぶりに聴いたとき以来です。 大宮京子のほうは、ポニーキャニオンからこっそりとCD化されていたのを知らずに、これもヤフオクで廃盤となっていたCDをゲットしたのが3年くらい前でした。
さて、話がそれましたが、このヒストリーは、菅原ジュン、小岩正幸、いけたけし からなるグループです。 いけたけしは現在もアニメソングなどの作曲家として活躍されておりますが、他のメンバーはわかりません。
シングルが数枚リリースされており、この「上水ほたる」が何枚目にあたるのかはわかりませんが、この曲は名曲だと思います。 イントロの感じは演歌といってもいいような小笛の音、そしてギターが爪弾かれ、典型的な三拍子のストリングス・アレンジが展開されていきます。 そして、徐々に音数が多くなってきて、『だざいの~』に突入です。 4分58秒のなかで、『だざいの~』は4回も歌われるのですね。 僕の脳裏に焼きつくわけです。 曲のラストはこの曲の主人公の心境を表現したかのようなギターソロが鳴り響き、しかも不意に終わるという感じ。 悪くないです。 1980年の日本のニューミュージックのなかでは、あまりにシチュエーション設定が暗すぎたのでほとんど売れませんでしたが、いまでも誰かがカバーすればいいのに、と思います。 うちのヨメさんに聴かせたら、前川清がいいとのこと。 たしかに前川清はありですね。
B面のほうは、「ずんちゃっずんちゃっ」という二拍子のリズムに乗ったポップな楽曲です。 これも1980年にしては古臭いかなという印象はありますね。
そんなこの2曲を含んだ He-Story の唯一のアルバム「80135」を僕は探しております。 このアルバム、たまたま割り当てられたレコードの品番の数字をタイトルにしてしまったという話です。 唯一のアルバムになってしまったことが、何となく納得できるようなエピソードですね。 アルバムも入手できたら、ここでご紹介したいと思います。
■He-Story / 上水ほたる■
Side-A
上水ほたる
いけたけし:作詞・作曲
若草恵:編曲
Side-B
川の流れに寄せて
菅原ジュン:作詞
小岩正幸:作曲
青木望:編曲
東芝EMI ETP-17050
ついに初登場の日本人ミュージシャンです。 ブログを立ち上げたときには、日本人を紹介するつもりはまったくありませんでした。 しかも、掟破りともいえるシングルでの紹介です。 とはいえ、①未CD化のレコード、②ほとんど紹介されていない、という基本コンセプトには合致していますので、取り上げてみました。
He-Storyと書いて「ヒストリー」と読むこのグループは、東芝EMIの名門Expressレーベルからデビューしたものの、数枚のシングルと、1枚のアルバムを出しただけでシーンから姿を消したグループです。おそらく、1979年から1980年ころに活動していたのだと思います。
この「上水ほたる」は、今から26年も前に、ラジオで数回流れていたのを聴いて以来、僕の記憶のなかの深いところに潜伏し続けていた曲です。 『太宰の生まれー変わりー』というサビの部分が忘れることができずに、四半世紀もの月日が経過してしまいました。 自分も中年になるわけですね。 そんなこのレコードですが、年に1回くらい思い出すものの、アナログのシングルを中古レコード店で探すのもかなりの時間と労力がかかり断念していました。 また、googleで「上水ほたる」と「ヒストリー」で検索しても、数件しか検索されず、なかなか入手できないでいました。 ところが、先月、ヤフオクでようやく発見。 無事に500円で札幌市内の中古レコード店から落札することができたのです。 この無上の喜び。 レコードに針を落とすときは、かなり興奮しました。 なにせ四半世紀ぶりの再会ですから。
この喜びは、大宮京子&オレンジの名曲「シーズン」を3年くらい前に20年ぶりに聴いたとき以来です。 大宮京子のほうは、ポニーキャニオンからこっそりとCD化されていたのを知らずに、これもヤフオクで廃盤となっていたCDをゲットしたのが3年くらい前でした。
さて、話がそれましたが、このヒストリーは、菅原ジュン、小岩正幸、いけたけし からなるグループです。 いけたけしは現在もアニメソングなどの作曲家として活躍されておりますが、他のメンバーはわかりません。
シングルが数枚リリースされており、この「上水ほたる」が何枚目にあたるのかはわかりませんが、この曲は名曲だと思います。 イントロの感じは演歌といってもいいような小笛の音、そしてギターが爪弾かれ、典型的な三拍子のストリングス・アレンジが展開されていきます。 そして、徐々に音数が多くなってきて、『だざいの~』に突入です。 4分58秒のなかで、『だざいの~』は4回も歌われるのですね。 僕の脳裏に焼きつくわけです。 曲のラストはこの曲の主人公の心境を表現したかのようなギターソロが鳴り響き、しかも不意に終わるという感じ。 悪くないです。 1980年の日本のニューミュージックのなかでは、あまりにシチュエーション設定が暗すぎたのでほとんど売れませんでしたが、いまでも誰かがカバーすればいいのに、と思います。 うちのヨメさんに聴かせたら、前川清がいいとのこと。 たしかに前川清はありですね。
B面のほうは、「ずんちゃっずんちゃっ」という二拍子のリズムに乗ったポップな楽曲です。 これも1980年にしては古臭いかなという印象はありますね。
そんなこの2曲を含んだ He-Story の唯一のアルバム「80135」を僕は探しております。 このアルバム、たまたま割り当てられたレコードの品番の数字をタイトルにしてしまったという話です。 唯一のアルバムになってしまったことが、何となく納得できるようなエピソードですね。 アルバムも入手できたら、ここでご紹介したいと思います。
■He-Story / 上水ほたる■
Side-A
上水ほたる
いけたけし:作詞・作曲
若草恵:編曲
Side-B
川の流れに寄せて
菅原ジュン:作詞
小岩正幸:作曲
青木望:編曲
東芝EMI ETP-17050
僕も半年ほど前に「80135」を入手できました。いずれこのブログで取り上げたいと思っています。
80年ごろ 日曜日にFM放送で雑談しながら流れてきた曲でした。テープにとったはずが紛失してしまい、長いこと探していました。CD化はしてくれそうもないので、レコードからファイルにしてCDに焼き付けました。
私も 「だざいのぉ~ 生まれ変わりぃ~ そんな話聴いたからぁ~」の部分だけが、数十年経っても、忘れられないでいます。一度、ラジオで聞いただけで、誰が歌っていたのかも、曲のタイトルも知りませんでした。今日、You Tubeで、懐かしい曲を聞いていたら、この曲を思い出し、歌詞から、題名を知りました。Milkwoodさんは、聞かれているのですね。羨ましいです。では、また。
そうします。
本当に、どなたかが、カバーされたら嬉しいですね!
彼らが、東芝EMIの歌手活動をしていたころ、私は、東芝ショールームの7期生コンパニオンでした。殆ど毎週のようにヒストリーのミニコンサートが、ギンザ7のイベント会場にて開催されてましたが、芸能界に興味のない私は、小岩さんが、声を掛けてきても分りませんでした。歯科技工士の資格を保有していらっしゃる彼にとって、白い歯と目が印象的ということで、一度だけ食事をご一緒したことがあります。その後全く音信不通でしたが、今回、たまたま、ネットでしりましたが・・・小岩さん、岩手県で、被災されていたのですか? 東京に今もご健在とばかり思っておりましたが・・・今は、岩手なんですね。月並ではありますが・・ご無事をお祈りするばかりです。
日仏会館ホール 7月18日(金)開催 にも事情があって、いけませんでしたが、パンフは大事に保管してあります。