日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* いいとこ三日って・・ *

2005年08月25日 | 雑感

               



昨日朝、屋上で洗濯を干していたら、小さい冷蔵庫が出ていたのでお隣の奥様が
「どないしたん冷蔵庫、 仕事休み?」
「いえ、辞めたんです、これこれかくかくしかじかで・・」
「そうなんやお疲れさん、それで冷蔵庫は?」
「いらないもの片付けているんですよ、ぬいぐるみとかスキーの板とか・・」
「そうやったんや、ふ~ん」
「そう、この際思い切ってね色々処分しようと思って。 タンスも三階から四階へあげたりなんかして」
「それでごとごといってたんやね、何かやってるなぁと思ってた」
「すみません! でも4、5年前はタンスも一人で持って上がったり降りたり運んだんですけど、
もうあきませんね。 身体をかばいますわ。 今回は主人の手借りましたよ」
「あかんで無理したら、腰や膝やられるで。 年考えないと。 まぁ頑張って!」
「ありがとうございます。 当分ごそごそ大掃除しますわ」

「でもまぁ、三日がええとこやね」
「そんな~! 私頑張る、絶対に!」

って会話したあと、洗濯干し終わった。 はぁはぁ言いながら奥様が・・、
「これ、頑張るご褒美に!」
ビオーネ、ふた房下さった。 岡山出身なのでいつも頂く。 先日は立派な白桃だった。 
マスカットやビオーネ有難いお隣さんである。 早速お供え、葡萄好きだった義父喜ぶな。

それにしても、三日が勝負と? う~ん、そう言えば筋肉痛が・・。


                 


私より、10歳も年上だけれど、親しくさせて頂いてお互いのガーデニング、花も楽しんでいる。
大雑把な私と違って、とても細やかで丁寧に草木の手入れをされる。
本当は、そうあらねばいけないのであろう。 育てるのであれば。 見習いたいところ。

* お隣の花・てっぽう百合 *

奄美や沖縄諸島が原産地。 欧米ではホワイト・トランペット・リリーと呼ばれていて日本より人気だとか。

ちなみに花言葉:あなたに正直・純潔・甘美
分かるような気がするな。 マクロで撮りながら思わず花芯の中へ入り込みそうに・・。
 

* おじぎそう(御辞儀草) *

2005年08月23日 | 花や木
今日の朝などは目覚めたらきっと(あ・・仕事やわー!)って思いそうな予感がしていた。
なんのなんの、いつもと同じく五時半起床、(あ・今日から行かなくていいのやわ・・)そう思った。

デジカメを持って屋上へ上がった。 うす曇りでまだ陽はさしていなかった。
まわりはまだひっそりとしている。

プランターや鉢植えの花の中でも、今を誇らしげに咲いているのは、コスモスとそしておじぎそう。
子供の頃、良くその葉を次々と指でつついて、閉じるその葉がおじぎしているような様が面白くて遊んだな。

鉢植えの一本は葉がみんな開いていた。 一本は今まさに開こうとしている。(やったー!) 
心の中の歓声に答えるように、ゆっくりゆっくり・・。 開花せし時など中々見られるものではない。           
ねむの木と同じ仲間だけれど、ねむの木の葉は触っても閉じない。


              


ゆっくりと開いた葉の緑が、可憐なその花をいっそう引き立てていた。 小休止も必要だな・・。
今日は日曜、これからは毎日が日曜。 次の新たなスタートまで有意義な時間を使おう。
今日はパソコンから離れて、汗して主婦に専念したよ。
帰宅の夫曰く「何も急に頑張らんでも・・」 いえ、B型はそうは行かぬ。

妹から「お疲れさ~ん」と電話、また長電話。 
「私は、外で働く女ではないわ。 家の事するのが合ってるよ」と私。


                                 


花言葉:鋭敏・繊細・感じるこころ(分かるわ・・)

* 7年と5ケ月になる・・ *

2005年08月22日 | 雑感
             

無造作に貼られた食堂の一年間の日勤表。 来年の3月まで載っている。 けどもう関係ないのだ。
移管先で即効ちょっとと言う事で、先週は大きな通販の会社への出荷業務、今日まで延長しながらの仕事。
まったく物のないところへ4名だけが出勤。 四時には終った、全てが・・。

「終ったな・・ついに」元リーダーが惜しむかのように言った。 「終りましたね・・」と私。 
もうこの場所へ足を運ぶ事は無い。 しかし感慨無量という気持ちには少し至らなかった、なぜか・・。 
最後に上司に挨拶に行ったら、色々厳しい事を言われたり、言って下さったりしたにも関わらず、
派遣会社の移動先へは行かないので、辞めることを告げるとひと言「もったいないのう・・」と言って下さった。 
以外だった。 

帰りは19歳(7月に20歳になったのだけれど)と一緒に帰った。 彼女は若いにも関わらず
実に良く気がついて、覚えも良く、頑張ってくれた。 
何かあるとすぐに舞い上がる私と違って、どんな時にも結構冷静であった。 すごく有難かった。 
彼女がいたから私もなんとか続けられたのかも知れない。 せっかちであわてもの(同じ?)
そんな私に言い聞かせるかのようだった彼女。 親子ほどの年齢だから返ってよかったのかな。

最後の日朝、そして帰りの空は真っ青だった。 色々な形の雲が浮かんでいた。 爽やかだった。 
こんな日だから、空の青さはとり分け嬉しかった。


             


帰宅後シャワーをしてほっとした時に、戸の開くような気配、カッカッカッ・・ミュールの音と小さな話し声。 
「誰なん?」
「お母さんお疲れさん!」大きな花束が娘達から私に。 「えー!」
「お母さん仕事最後の日、お疲れ様でした」 昨日は買い物があったので娘達と遅くまで一緒にいたのに、
そんなことひと言も言わなかった。 昨日から計画していたんだと言う。
美しい花束を抱えたら思わず涙が出て来た。 会社での挨拶では涙も出なかったのに。 

今朝、日記を出してみたら1998年3月17日面接、18日から即効仕事であった。 
となるともう7年5ヶ月になるんだ。 三度部署を変った。 どれもが次へのステップに大切だった。 
二度目の移動で事務職になり、初めて触ったパソコン、私は絶対無縁と思っていたのにやればやるほどに、
知れば知るほどに広がる世界。 去年はHPまで立ち上げた。 人生がきっとこの事で塗り替えられている、
そんな気がする。 

思わぬ業務の移管で、仕事をやめる破目になったけれど、なんだかこの事が私への新しいスタートに
(仕事云々ではなく)なるのでは、そんな気さえしている。 
人生を楽しむ、50代からが本当の。 そう思っているから、寂しくは無かったのかも知れない。

ピンチはチャンス・・ 新しい風を吹き込むのは自分自身。
私よ、7年間ご苦労さん、専業主婦だった私が慣れない仕事、長年支えてくれた家族の者たちには
大いに感謝である。 仕事についたお陰で、夫や職場で働く子供たちの苦労や思いに少しなりとも
触れることが出来たことも大きなプラスであった。
そんなこんなで、濃い7年と5ケ月だったことは言うまでもない。


* 全国高校野球大会・決勝戦・・ *

2005年08月21日 | スポーツ一般

夏の全国高校野球大会。 
午後一時の開会式二時間前に行き、外野特等席めがけてダッシュ! 
最上段は広告塔の下が柵状になっていて風が良く入ってとても涼しいのである。
午後はスコアボードの右側が陰になるのでお勧めスポット。
球場は開会式が始まったころには立錐の余地もなく、階段にもみんな人が占領し座っていた。
                




史上6校目、57年ぶりの夏連覇を果たした”駒大苫小牧高校”主将林君の爽やかな汗に、輝く笑顔・・。
開会式で、今年は地域の差があまり感じられないと言っていたが、それをまさに実証した南北海道代表。  
               

 
初優勝を目指し頑張った”京都外大西校”準優勝おめでとう!選手たちの喜びや悔しさ・・
遠くからでも彼らの思いが伝わった、胸が熱くなる。
               




球児たちの夏が終った。 私達の心にさまざまな感動を残して・・。
我が地、大阪桐蔭高校は準決勝で敗退したけれど、4つの本塁打を成し遂げた平田君、
投手の辻内君の152キロは素晴らしかった。
春、夏必ず一度は甲子園で球児たちの熱い戦いとアルプスの応援団の臨場感を味わいに来る私たち。
今年は初めて開会式、閉会式両方に出会えることが出来た。
                 


観戦の中でほのぼの・・。
開会式の日、隣にいた紳士が大阪に単身赴任で何年も住んでおられたことのある広島の方。
ご自分の働いておられる関西ペイントの広告塔の下で観戦しておられたこと。
「開会式や準々決勝には必ず来るんですよ」と言っておられた。

またまた面白い事に閉会式の日、席を開けて下さった私の隣の紳士に「どちらからですか?」と尋ねたら
「広島です」と。 (又やね)ってびっくりしたけど今の住まいは大阪市内、生まれが広島だそうだ。
きっと夫と私の会話で(この人ら広島から来た人じゃわ)そう思われて「広島」と答えたに違いない。
夫の会話を聞けばきっとそう思われる。 
しかし開会式、閉会式といい奇遇であるが人の出会いもまた楽しからずや・・。
またこの甲子園に、優勝を目指すタイガースを応援するファンの熱い声援が聞こえてきそうである。