＊ 始球式のボールの行方・１ ＊

今日は第８７回全国高校野球選手権大会の開会式である。　西宮市の甲子園球場で開催された。

４時起きで４人分のお弁当を作る。　７時半出発。　
目指す場所はバックスクリーン、スコアボードの左最上段である。昼頃までは陰になるし、
広告塔の下は丁度もたれる位置は柵状になっていて風が吹いてとても涼しくて観戦には格好と言うよりは
最高の場所なのである。　

後は太陽が容赦なく照りつけ、昨今の暑さうちわ無しではとてもおれない。　
最上段の席の味を知っている人たちは開場と同時に最上段へダッシュ！　真っ先に埋まる場所。　
夫のゴルフ仲間の方もご一緒。　

丁度席がとってあったかのように確保できた。　お弁当は朝食＆お昼の分。
開会を待ちながら、ビールで乾杯！　朝から・・。

空いていますからと勧めてくれた紳士は広島からで青春切符で来たんですと言われた。
一年前まで大阪に単身赴任で住んでいたと言う。　その方がいた会社○西ペイントの広告塔の前に座っておられた。
なるほど。　夫の友人も同県人。　みんなが広島県出身と言う事で意気が合った。

それにしても「開会式はいいですねぇ、準決勝や決勝も来るんですよ」と言う。
夫や友人、いつもわいわい連れだっている者は・・（我々は１人ではなぁ・・）

＊ 始球式のボールの行方・２ ＊

９時開会式が始まる。　４１３７校から勝ち進んだ４９校の代表選手の入場はいつもながらいいものだ。
各校とも行進を合わせるために掛け声をかけている。　高校生らしい新鮮で意気込みが伝わって来る。　
春も夏も高校野球は必ず一度は観戦に来て一生懸命な選手の様子やアルプスの熱い応援を見ながら臨場感を味わう。　
必ずそれらに感激する場面がある。　　明徳義塾の不祥事による辞退で繰り上げ出場となった
高知高校の時には、球場３万２０００人の観客のいっそうの大きな拍手であった。
この事がらは悲喜交々、それぞれが様ざまな思いで受け取っていることであろう。
今後の為にも一つの大きな教訓になったのではないだろうか。　　

１０時２０分試合が始まる前、グランドの定位置に始球式のボールが投下される瞬間である。
頭上を飛ぶヘリを追ってシャッターを切った。　パソコンで見て初めてこんな状態である事を知った。

＊ 始球式のボールの行方・３ ＊

第一試合は、徳島の鳴門工対栃木の宇都宮南だった。　
１回の表に鳴門が５点を先制、以後鳴門の猛打線。　あれよあれよと言う間に追加点。　
アルプスの応援団の姿を見るとなんとか１点をとらせてあげたいと周りの声。　
７回宇都宮に１点が入ったときはスタンドからは大きな拍手であった。　
結局１４対３で鳴門工の圧勝。　

第一試合が終ると同時に甲子園球場を引き上げた。　
空には暗雲がたち込め、時間の問題やね・・と言っているうち、区内では雷、稲光、通ったスーパーは停電。　
友人を家に送り我が家に着くころには大粒の雨・・一気に降りだした。　
案の定そのあと甲子園にも雨、試合は休止に。　まことにラッキー、先手必勝なり。

今夜は区民祭り、そして淀川花火大会・・。　あ～ぁ、船上からの花火・・心残りだな・・。