神戸に行った日帰りに”アバター”か”おとうと”かと夫と言い合っていた朝、展君がぽつり
「アバターやなぁ」と言っていた。
吹き替え版は12時から一回のみ、2時間42分の長さを感じさせなくて映像に引き込まれてしまった。
「あ~ちょっと肩凝ったわ」等と言いながらおなかがすいていたので通天閣まで歩いて行った、20分ほど。
歩きながら「アバター観てよかったわ」等、夫に降伏した私があれこれ話したのは言うまでもない。
横丁界隈をうろうろ、赤井さんで有名な”だるま”はどのお店もいっぱいで行列が出来ていた。
ブログ友さんが以前行ったのを覚えていて夫が朝から”酒の穴”に行ってみようと言っていたのでそこに。
二軒続き一方はいっぱいなので少ない方に行ったが、次々と人が入ってきていっぱいに。
安くて美味しかったが、つけ垂れでないのが唯一残念。
行きは出かける娘夫婦が難波パークスまで送ってくれたが、帰りもまた迎えに来てくれた。
「どうやった?」「良かったわ~」が、私の第一声。
嫌や嫌やの言葉の中には、3Dは観たいけれどと言う期待感はあったのだが。
難波パークスシネマ、開場を待つフロアはいっぱい今までで最高の人だった。 予約して正解、満席だった。
始まった瞬間にして3Dの世界に引き込まれた。 サントリーミュージアムで観ていたあの奥行き感。
パンドラの先住人のあの系の顔と動物のたぐいは大の苦手な私、あれは本当に受け入れ難かった。
しかし描かれた自然、森の美しさはそれなりに魅了された、3Dならばこそいっそう。
任務としてアバターでパンドラに入り込んだ主人公が、やがては住人の心に入り人を愛し、
その星の資源を手に入れようと自然や人を破壊しようとする人間と戦い住人や自然を守ろうとする、
そんな真っ当な姿勢に安心して、いつしか顔の嫌さを仕方なく受け入れながら見入っている自分があった。
タイタニックは現実的なシーンに加えたCGのすごさと、人はこんな事態には究極このような行動に・・と、
ラブストーリーや人の神聖な愛や責任感や様ざまな心を通しながら感動だった。
アバターは超現実的な世界が作り出されている訳で、住人さえもがCG化されている容姿は私の苦手な分野、
だが、描かれた自然・・鳥・・その中で繰り広げられる世界、奥行きのある3D映像は良私もいつしか
人間達と戦っているパンドラの人を守ろうと・・(アチャー!)
やっぱり人は心・・和の心・・愛・・いつの時代もどんな星の生き物であろうと、生きている物はみな。
利益を得るための、強欲な自然破壊は許されない。
顔を仕方なく受け入れられたのは、その辺りも描かれていたからだと思う。
帰宅するなり、展君は字幕なら6時50分からあったので「アバターに行く」とネット予約してさっさと行った。
次女にも一緒に行っておいで子供は見るからと言ったけど「内容分からへんかったら」とか
「2200円もったいない」とか半分迷いながらやめた。
3つの時間帯全て売り切れだったガンダム、それかと思っていた子供たちも、しっかりアバター観に来ていた。
子供の目に3D映像、どんな風だったかな。 分かりにくくても、観るだけでも値打ちがあると思う。
あらら・・私、いつの間にかお薦め? 頭痛は治らないし、あの顔系はやっぱり苦手なんだけど。
やはり世界興行史上で・・とあらば、観ておくべきかも。 ポップコーンなんて食べているどころか、
寝るどころか、飲み物さえ手をつけなくて夫が自分の飲みついでに3度差し出してくれたのを飲んだだけ。
2時間42分のお値打ち、夫の点数80点。 展君は字幕も3Dで楽しめて100点だって。
アバター予告編