日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* ジャカランダ花情報2017・八幡屋公園(その3)*

2017年06月09日 | 花や木


 花が気になり実は、五日の夕方出かけた帰り寄ってみたのである。
少し花数は増えていたが、太陽の具合で写真が今一だったからアップしなかった。

 何年か前、午後3時くらいだったろうか、ウォーキングしておられた壮年の方が
「写真撮るなら、午前やで。 午後は太陽の加減であかん、昼前がいいよ」そう言われたことがあって、
見に来るなら午前やと言うのが頭の中にあったのと、
更新しないまま明日で一週間になるので(行かないと!)責務のような気がして夫を見送った後、9時過ぎに出かけた。

 歩いている人はもちろんのこと、ジャカランダの花を見に来ている人たちもいた。
今日は早い時間やから、アジサイや花壇の花も撮って、彩りを添えようと決めていた。

 花数は増えているけれど、前の年のことを忘れたのか今年の具合のせいなのか、葉の茂りも花もなんだか・・。
「だいぶ咲いてきましたね、まだまだこれから咲きますからね」ご近所さん?
ウォーキング中の夫人がそばに来て言われた。 
「そうですね、今年はなんだかね・・毎年撮っているのですが・・」

 どんな話からそうなったのか話が続き、立っていられないので階段に座って、それでも手入れされる方が電気草刈りで
追ってくるので、頂上まで登り立ち話、日傘をさし・・また座り込んだ。
夫人の生い立ちやまるで病気だらけの過去から今かかっている病気のことやら、
ヘルパーの仕事をしていた話、信じられないけどアルプスや海外の山へ友人と登っている話やら。

 生かされているからには前向きに、明るく病気と向き合い闘うその力強い生きざまに涙が出てきた。
私なんて自分に甘く生ぬるいなぁ・・、自分がひどくちっぽけでひ弱な人間に思えた。

 不思議な出会いである。 村上水軍因島の出・・懐かしい田舎話が出る。
お互いに五人兄弟の真ん中と言う偶然、親近感が湧き話はつきない。
時間も気になるが(天が必要あってこの夫人と出会わせてくれたのだ)そう思って腹を決めた。

 でも書けばながくなるので・・感動の話は略。 二時間以上も経過、あわてて帰ることにした。
「主人に話すので、写真を撮りましょう」 いくつもの病を抱えているなどとても思えず、きれいに撮れていた。
またいつか出会うであろうその時に、写真を手渡しさせて頂こう。 
”出会いは必然” が、私の生きるテーマなのだから。 

 立ち上がったら、また先日あったばかりのウォーキングしているブロ友貝ちゃんに出会った。 
日差しはきついが青空が美しくていい、白い雲も、そして風も実に爽やかである。  
心にも新しい風が吹いた。 私・・何か変われるだろうか、変わりたい。

そうだ、ジャカランダの花はこんな感じ。 先の方は咲いているが、まだまだこれからである。