日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 八幡屋公園を歩く 《沈まぬ太陽》日本アカデミー賞 *

2010年03月05日 | 花や木

暖かい陽射しが差して、お昼間気温は上昇している。 
次女はなつめを連れて保育園の制服の採寸をしに、園へいった。  
「可愛いわ~」とデジカメ画像を見せてくれた。 制服を着たなつめがぐっと大きくなったような気がした。
また5歳の子供のことを思い出した。 

セイ君が「お母さんが行かれる公園、綺麗に花が咲いていましたよ」と言っていたものだから、
ウォーキングにと一応理由をつけて歩いて家を出た。

年の初めに咲いていた冬桜はまだ咲いている。 大阪プールを背景に。

 スノーフレークやユキヤナギが咲いている。 (え~・・)

もう遠くから甘い香りを放つ、沈丁花。 我が家にも咲いている。
夫が4階の「部屋の観葉植物に水をやったぞ」(雨が降るわ)「沈丁花が満開やったでしょ」「はぁ?」
「屋上で水を汲んだんでしょ、匂わへんかったん? 大きな鉢植えに満開やのに」(全くもう~)

季節にはさまざまな花たちが市の職員さんによって、コーディネートされて目を楽しませてくれる。
種から育てているのだろうか、まさか苗を買っているのではないよね、そして植え替える時に、
前に植えていた花、無造作に引き抜かれるが、その行き先は・・まさか処分? いつも疑問に思っている。

公園にはあちこちと人のかたまりが、花を眺めながら楽しげだ。 暖かくなり人も増えてきた。

真っ赤な椿が緑に際立って鮮やか。 山茶花と違って落ちるときには花ごとぽろりと落ちるのでドキっとする。
暖かい陽射しの中で、老夫婦が会話している。 まさに春の到来。

 一端に鮮やかな濃いピンクの寒緋桜が咲いている、(え・・いつの間に!!)驚きと色の美しさにしばし見とれる。
公園の内周を歩く人たちも、ここに来ると足を止め眺めて行かれる。
「もうちょっとしたら満開じゃのう」スピッツを連れた、犬顔のおじさんが声をかけてきた。
この公園には、犬を飼っている人たちが沢山集まって犬友さんになっている。
不思議に、犬を見て飼い主を見上げると良く似た顔だから面白い。 似てくるのかなぁほんと不思議。

グリーンヒルズに向う階段を登って行った。
先月には冬枯れの春を待つ木々の多かったのに、花と言えばボケの花くらいだったのに、

 いつの間に・・先日来の異常な暖かさが、春を風に乗せて運んできたみたい。
丘陵にはアセビや沈丁花、水仙。

この黄色い花は・・名前が思い出せない。 聞けば(あ~そうや)と思うんだけど。

頭を悩ましながらも、(やっぱり春はいいなぁ・・) ぐんぐんと木々や花々が芽吹き育ち咲くのだから。
暖かい陽射しに包まれていると、悲しいことは悲しいけれどそれだけで幸せな気がしてくる。
暖かい陽射しのもとで、やさしい光の中でかけっこさえ出来なかったんだろうなぁ・・、すぐに悲しい場面を思ってしまう。
どうかどうか・・安らかに・・そうも言いにくいけれど、天国で美味しいものいっぱい食べて
暖かいものを飲んで、暖かい人たちの中で眠って・・ね。 

映画”沈まぬ太陽”が第33回日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞された。
そして主演の渡辺健さんが、最優秀主演男優賞を受賞された。
昨年の11月14日、夫と観たが内容の濃い途中休憩時間が入ったが、3時間を越える大作で感動だった。
つい最近までパソコンのデスクトップは、サイトにある画像をダウンロードして設定していた。
自分が観ただけに、とても嬉しかった。 

花見がてらのウォーキングの帰り道、花はまだまだ私を楽しませてくれたよ。