昨日なつめを自転車に乗せて、走っているとその辺の家の花たちがすっかり様変わりしていた。
10日ほどしか経っていないのに。 昨年と同じ場所にきちんと季節が巡って、いっせいに咲き誇っている。
あそこの花、ここの花・・(撮りたい!撮りたい!撮りたい!)三度心の中で叫んだと思う、確か。
カバンにはコンデジが・・。 けど撮っている間になつめが連れて行かれたり、怪我させたらいけないし、
それに夫は入院してベッドの上・・腰は順調なる回復、されどアキレス腱が・・医師たちは学会らしい。
夫のこんな事態である、我慢我慢、我慢しよっか。
撮り逃した季節があっても、それがまたこの年のひとつの貴重な出来事なのだから。 でもなぁ・・。
午後セイ君と長女が送ってくれた。 「歩かないと!」って娘は言う癖して、だからバスで行って
結構あるが、身体の為に歩こうと思っているのに、送って行くよ・・OKを出すまで言うんだから、いつも。
今日は暑いしおっちょこちょいの私を気遣ってね、苦笑、なんとも複雑な感謝なのである。
今日22日、夫のブログ『おっちゃんの道草』が三周年を迎えた。
旧ブログを含め私が、四周年近くで先輩。 当時は仕事をしていたし二人暮らし、私がネットをすると
夫は居間で一人になる、なんか忍びなく、申し訳なく、「ブログやったら?卓球の栄光とか、
ゴルフや釣りや写真だけでもいいやん」 あれこれ称えてその気にさせ、挙句の果て巻き込んで作戦成功。
しかし老いてくるとなお更共通の趣味は値打ちがある、一緒にブログも写真も共通の話題で楽しめる。
夫は夫、私は私の趣味もあるが、そればかりではやはり寂しい。
入力さえままならなくて、ネットサーフィン専門だった夫、何度教えても「どうやんねん!」
「さっき言ったやん」 「 聞いてない」 「何回言ったら分かるのよ」 「そんなん言わんでもええやん」
「すぐ忘れるんやから、紙に書きよ」 「やめた、もうやめた」 何度そんな会話を重ねた事だろう。
思い直してやさしく言ってあげようと思っても、いつの間にかまた声を荒げている駄目な私である。
そんなとき週一には帰ってきた娘たちは、まさに救世主だった。 どこまでもやさしく教えている。
「母さんもネット始めた時は、そうやったやん」 (うっそー! え? そうだっけ・・)
記念の今日、夫は病院である。 いつしか知らぬ間に更新するようになった夫が22日の記事を
アップしたときには「ブログ三周年おめでとう」と、反省も兼ねてコメント書こうと思っていたのに。
病院で「おめでとう、今日でブログ三周年よ」 「そうか」 次女が買っていた夫の大好きな
”明太子フランスパン”を持参。 即効食べる。 そっと「あんたも食べ」と半分くれた髭男。
そんな何気ない気持ちに、なんか知らないけれど、ジーンときてしまった。
今日も夫の為だけに作った、好きなちりめんじゃこ、生姜入り卵焼き持参、「うまい!」
本日の夕食(ん・・・ん、メインの鶏肉が・・)