日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 中山寺へ・・ *

2005年10月17日 | 雑感
曇り空ではあったが、うまいこと大安・戌の日、嫁っこ愛ちゃんがお休みの日なので中山寺へ。
長女の運転で次女と女ばかり4人で出かける。
兵庫県は宝塚・・最後に来たのは20年前、あの時は一番下が幼稚園だったかな。





山門から本堂へ向かう石道路の両脇には、夾竹桃や酔芙蓉の花が鮮やかな彩りを添えている。


              


                              



聖徳太子の創建による1400年の歴史を持つ、わが国最初の観音霊場だそうである。
代々皇室の喪崇信もあつく、安産祈願はわが国随一の霊場とされているようだ。
秀吉のは中山寺祈願で秀頼を授かり、幕末には中山一位局は明治天皇を御平産されたとか。
そのようなこともあって「安産の寺」とも名高い。
私達は良く”中山さん”と呼んで、たいていの人はこちらに腹帯を授かりに参る。

本堂を拝し見上げると、お寺の歴史を物語るやあまりの古さに少し驚いた。
20年前来たときには、3人の子供とだったので見上げる余裕なんてなかったかな。

                       
              
              






両親とお嫁さん、若い夫婦二人、子供連れの夫婦など、三々五々多くの方たちがお参りに来ている。

無事愛ちゃんの腹帯を授かり、絵馬ならぬよだれかけに”安産祈願””のメッセージをみんなで書いた。 
愛ちゃんの妹さんも来月出産なので、長女がその分も別に書いて妹さんに写メールで送った。
思いもしない心づかい、かっての私は長女にすっかり吸収されてしまっている、駄目だなぁ。

お寺を少し回ってみた。 絵馬堂にいくと紫雲山中山寺の”御詠歌”が掲げてあった。


    * 野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へ参るは 後の世のため *






                    


                                    


三人娘は終ったらとっとことっとこ降りていく。 長女には釘をさされていた。
「母さん、今日は愛ちゃんが主役、母さん用の写真撮りに行くんじゃないからね」と。

まるで本当の姉妹のような3人を眺めながら、愛ちゃんのご両親には申し訳ないなといつも思う。
身近にいて食事をしたり、このように一緒に行動することが出来る私達なのだから。
いい思いをさせていただくお詫びに大切に育てられた娘さん・・みんなで守りますよ。
早速、中山さんのお煎餅といっぱい撮った愛ちゃんの写真プリントして送ってさしあげよう・・。

こんなイベント大好きな夫、料理人の息子も一緒に行きたかったに違いない。

夜は、愛ちゃんが行ったことなかったので堺のベーカリーレストラン”サンマルク”へ
夫も含めて5人でコース料理を。 数多い種類の焼きたてプチパンがいくつでも食べられる。
我が家にはお手ごろな値段なのである。 愛ちゃんは8種類食べた・・いいえ、みんなもである。
おなかパンパン(パンだけに)

ちょうどピアノ演奏があって、まるで素敵に愛ちゃんのおめでたい日を演出してくれたような。
                   




                         


大安・戌の日と言う事で着帯を。 食事の前では可哀想なので帰宅してからと言う事で。
産婦人科にいる時沢山のお母さんに巻いて差し上げたので、腹帯はまかしといて!
ぽっこり膨らんだ愛ちゃんのおなかに、元気な子産んでねと心を込めながら巻いてあげた。
「お母さんのおなかの方がまだ大きいんと違う!」長女が儀式を見ながら余計な事を言う。

(今日は控えめに・・と言いながらまたしっかりと母は写してしまったのだ)