日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* あの井川が先発!いえ散髪! *

2005年09月13日 | タイガース

 

          《13日スポーツニッポンさんの記事より》

散髪して、少しだけすっきりした!?
井川  汚名返上に懸ける阪神・井川慶投手(26)が12日、長髪をカット
練習に臨み、復活への意気込みを示した。

優勝マジック」点灯を懸け、13日の巨人戦(長崎)に先発する。
岡田彰布監督(47)はエースの復調を信じ、最多勝のタイトル獲得を指示。
選手には「優勝を意識して戦え」とハッパをかけた。  
緑の外野芝の上を赤とんぼが舞っていた。

初秋の甲子園でダッシュを繰り返した井川は、どこかすっきりとしていた。  
普段と違うのには理由があった。 自慢の長髪を切っていた。 
後ろ髪のボリュームが減っている。前日練習後に散髪して気分一新したのだろう。  

何しろ前回6日、前々回8月31日の登板はいずれも眼下の敵、中日を相手に連敗。
2試合8イニングで10失点と精彩を欠いた。
甲子園のファンからブーイングが起きたほどで「何しとるんや」といったヤジに
「髪の毛切れ」も交じっていた。  もちろん、髪の毛と投球は関係ないが、
失いかけた威信を取り戻すには結果が欲しい。 

岡田監督は井川に「狙えばええんや。
あと3試合は投げられる」と、タイトル奪取を命じた。

目下12勝でハーラーダービー首位の黒田(広島)を1勝差で追う。
2年ぶりの最多勝も手に届く範囲にある。13日の巨人戦でまずは並びたい。
 
先発前日、遠投中心のノースロー調整を終えた井川は報道陣の問いかけには
無言を貫いた。 髪を切ったエースは、決意も闘志も内に秘めていた。
10日に点灯した「勝率1位」マジックは13。 13日に勝ち、中日勝ちなし
(敗戦か引き分け)でプレーオフ無用の「優勝」マジック13がともる。 

迫る歓喜の瞬間に向け、岡田監督は半ば禁句の「優勝」を「意識しろ」
ナインに声をかけた。
「ここまで来たら目標のあるなしで違う。 意識するなという方が無理。
意識すればいい。意識して自分たちの野球ができなくなるわけやない」


空路長崎へ移動。 高台に立つ宿舎ホテルに入ると、指揮官の闘志を示すように、
夕焼けが赤く輝いていた。

               

 * 9月7日・名古屋ドーム中日戦 4対3 途中中断のあの日・・・  (写真・虎娘)

               

 * 6月21日・大阪ドーム 中日戦 4対3 (もうこの長髪は見られない!) (写真・みく)


* 歴史に残る素晴らしき日・・ *

2005年09月12日 | タイガース
                  
                       

9月10日は夫の誕生日であった。
朝一番にチャイム。 電報配達のお兄ちゃんが手にしていたものは、なんとトラッキーだった。
え?って思わず顔をみた。 いかついお兄ちゃんの手にした可愛いトラッキーの不釣合いがおかしくて。

娘たちから夫へあてたメッセージであった。
癌騒ぎで心配してから三年、あれ以来敏感に父親を気遣う娘達からのメッセージには二人胸が熱くなる。

私は朝一、起きてきた夫に深々と頭をさげて「おめでとうございます。 いつまでも健康で長生きしましょう」
もうそれだけ言ったら胸がいっぱいになった。 年をとるといけない、すぐにあふれそうになる。

お弁当を作り、その日の午後は対広島戦甲子園へ行く四人を見送る。 夫と娘達、次女の彼氏。
最近は入れ替わりに息子であったり、お嫁さんの愛ちゃんであったり。
私も何度か行ったけれど、最近は留守番が多い。 甲子園カレーでお留守番。

言うまでもない、この日の試合はまさに歴史に残る、球団史上最多得点だったのである。
ラジオではアナウンサーが(もうお祭り騒ぎです!)と何度も言っていた。
選挙ではないが、圧勝!である。 
中日が連敗でマジック15が点灯した。 もう・・もう間違いない!?


               


星野SDの阪神残留も何か押し出す力になったのかなぁ。 HR!ヒット!ヒット!
応援のみんなの顔が浮かぶ。 どんなに興奮、どんなに楽しい観戦であろうか。
私はTVで充分。 健康な夫をはさんで娘や息子やお嫁さんや未来の家族やら、
みんなが仲良く時を過ごしていること、その事がこのうえなく嬉しいのである。

形のあるものは我が家にはない。 
けれど見えない何かは・・ある、きっとある。 そう自負している。

観戦の途中、実家の83歳になる母から、夫へのお祝いの電話があった。
いつまでも覚えていてくれて必ずお祝いの電話をくれる、親ながら頭が下がる。
今甲子園なのよ・・と言うと、「それはいいことじゃね」と、とても喜んでくれた。
こんな心でいられるのもお母さん、あなたを見て来たお陰。 電話で話しながら心の中でそう言った、強く。

夜中には法善寺横町で働く息子がいつもの如く、お店で握らせていただいたお寿司を持参で、
お嫁さんの愛ちゃんとやって来た。 次女の彼氏も交えて7人の誕生パーティーとなった。
お目当てのネタを譲り合い、取り合い・・いつかはこの青年も家族に加わるんだなぁと嬉しく思いながら。

私が、何日間かブログの更新をしなかったのは、娘達の行為を夫がまずブログにアップしてから、
そう思ったからである。 私が先に載せるわけには行かない。
だらだら長い私と違って、短いけれど私は夫のその言葉の中にいっぱい心を感じている。

(おとうさん、全てをありがとう・・、一緒に元気で長生きしましょうね)