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7月23日 指揮・大野和士 京都市交響楽団  8月 11日オペラ・レクチャーコンサート

2009-07-25 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
23日 19:00 京都コンサートホール       2F P1-7・1500円とは、超安い

 素晴らしいの一言ですが、京響・・豊かで輝かしい弦群の響きですね・・コントラバス、チェロ、ヴィオラとバランスガ良く、主張し、存在感があり、しかも共振し合い・・其れを受ける、第一、第二ヴァイオリンの高音から、弱音の響きに歌があり最高ですね・・コンマスのソロも良かったです
 
ラヴェルからショスタコーヴィチへの音楽の流れは・・品格の中に、戯れなり、静・動 陰・陽、音楽から、色の無い世界から・・純真無垢な色彩感へ発展してゆくような・・実に綺麗、美しい・・

 後半、ショスタコーヴィチは内面深い感情表現が・・低弦の旋律、バス・チェロ
が奏でる・・陰鬱感・・喪失感・・絶望感・・ヴィオラの闇美な世界も・・

3楽章を聴いていてマーラーのアダージェットとの共通項があると感じましたが・・
第3楽章 Largo
緩徐楽章。4/4拍子、特殊な形式、嬰ヘ短調。
 後述するように弦楽器には特殊なパート分けが行われており、金管楽器は出てこない。作曲者は生前、この楽章の独創性をかなり誇りにしていた。第1楽章に由来する主題が登場する他、第3主題はマーラーの『大地の歌』とロシア正教のレクイエムからの引用である。終始悲痛な響きに満ち、初演時には聴衆がすすり泣いていたといわれている。

 4楽章は 一転,木管の旋律から、何か打ち消す・・怒涛のフォルテのブラス力が素晴らしいです・・・

 三曲とも、オケ能力、音楽創造を引き出した、弾き出した・・指揮者大野の手腕の賜物ですね
 ホールも楽器で、サントリーホールより,音響が良いと感じましたが・・特に弦楽器の響きは特筆ものです・・当然、京響の固有の響き、合奏力があっての事ですが
 演奏終了後、オケメンバーが多数挨拶,聴衆と交友?していました,市税からの援助も減額とか・・市民オケとしても、より発展を望みます、市民も自慢でききるオケ集団ですね
 
京都市交響楽団定期演奏会
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 <
 1936年 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」(1月)とバレエ「明るい小川」(2月)に対するプラウダ批判。5月30日、長女ガリーナ生誕。
1937年 春(一説には1月)、レニングラード音楽院に講師として勤務(後に教授)。交響曲第5番初演(11月21日)。この成功により名誉を回復。

 最初に,先日亡くなられた若杉弘さんを悼んで
バッハ:管弦楽組曲第3番からアリア  を演奏された,
 大野さんは30代頃ドイツで勉強中に,若杉氏と交流があり,奥様の手料理をご馳走になったとか話されていましたが,その話の中で、目標は人生,音楽家・指揮者としての10年後の目標はと・・若杉氏の話を心深く刻んだとか・・40代で50代の己の描く目標は・・
 60代では・・世界的指揮者としての地位を確立していると・・想いますが
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 指揮者・大野和士 日本での今後の予定・・
2009年 7月28日 (火) 19:00 アクロス福岡 福岡シンフォニーホール
九州交響楽団 定期演奏会
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ドビュッシー:バレエ音楽《遊戯》
ストラヴィンスキー:交響詩《うぐいすの歌》
フロラン・シュミット:バレエ音楽《サロメの悲劇》
S 5,000円 A 4,000円 B 3,500円 B席学生 1,500円
一般発売開始:5月13日(水)
問合せ:九響チケットサービス 092-823-0101
九州響 感想ブログ
2009年 8月 3日(月) 19:00 いずみホール
オペラ・レクチャー in 大阪
全席指定 3,000円
問合せ:いずみホール チケットセンター 06-6944-1188

2009年 8月11日(火) 18:30 神奈川県立音楽堂
オペラ・レクチャーコンサート
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》、《オテロ》
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》
マスネ:歌劇《ウェルテル》 よりアリア、重唱
今回のテーマは《嫉妬》
西明美(Ms), 松村英行(T), 笛田博昭(T), 須藤慎吾(Br)ほかを予定
一般発売開始:5月13日(水)
問合せ:神奈川県立音楽堂チケットセンター 045-263-2255(4月17日まで休業)

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2009年11月 1日, 3日 オーチャードホール(渋谷)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
マスネ:歌劇《ウェルテル》
ウェルテル:ジェイムズ・ヴァレンティン(テノール)
シャルロット:ケイト・オールドリッチ
オペラコンチェルタンテによる上演
S 24,000円 A 20,000円 B 15,000円 C 11,000円 一般発売 5月30日(土)

2009年11月 2日 19:00 オーチャードホール(渋谷)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演

子どもたちに贈るスペシャル・コンサート
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ストラヴィンスキー:火の鳥
小・中学生・高校生が対象
小・中学生 S 2,500 A 1,500 高校生 S 3,000 A 2,000
小・中学生の同伴者(保護者)S 4,000 A 3,000
問合せ Sony Music Foundation 03(3261)9933

NEW !
2009年11月 5日(木) 19:00 福井県立音楽堂 ハーモニーホール ふくい
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演

曲目未定
S 10,000円 A 8,000円 B 6,000円 バック席 4,000 いす席 8,000
小~大学生まで半額
問合せ先:ハーモニーホールふくいチケットセンター TEL 0776-38-8282
一般発売 7月 4日(土)

2009年11月 6日(金) 19:00 滋賀県芸術劇場 びわ湖ホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
曲目未定
S 13,000円 A 11,000円 B 9,000円 C 7,000円 D 5,000円
問合せ先:びわ湖ホール 077-523-7136
一般発売 6月27日(土)

2009年11月 7日(土) 愛知県芸術劇場コンサートホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
曲目未定
チケット発売:7月下旬予定
当日は大野和士による子供のためのワークショップも予定

2009年11月 8日(日) 15:00 豊田市コンサートホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 オペラ・ガラ・コンサート
フランス・オペラ・アリア、バレエ音楽 ほか
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ)
ジェームス・ヴァレンティ(テノール)
S 12,000円 A 10,000円 B 8,000円(A・B席は学生半額) 一般発売 5月16日(土)

2009年11月 9日(月) 19:00 東京オペラシティ
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ショーソン:交響曲変ロ長調
サン=サーンス:交響曲第3番
S:13,000 A:10,000 B:8,000 C:6,000 D:5,000
一般発売 7月3日(金)

2009年11月11日(水) 19:00 横浜みなとみらいホール
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1911年版)
プロコフィエフ:バレエ音楽《ロミオとジュリエット》より
S 18,000円、A 15,000円、B 11,000円、C 9,000円、D 7,000円
一般発売 5月16日(土)


大野和士 個人サイトHP
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ショスタコ

交響曲第5番
5番
マクベス夫人
京都市交響楽団hP
東条氏 大野,京響 批評

「京都は奥が深おす」…異色の芸妓、観光計画策定委員に(読売新聞) - goo ニュース京ことばが似合うが、経歴は異色だ。メキシコで生まれ、3歳で帰国。小学生時代は東京で、中学の3年間は貿易会社に勤める父の赴任先・北京で過ごした。
 「日本文化の中心地、京都にどうしても住んでみたくて」。ホームページを通して知り合った花街・宮川町(京都市東山区)の芸妓の下で修業するため、中学卒業後、単身帰国した。16歳で舞妓、21歳で芸妓になった。舞踊や鼓、三味線を学んで10年目になるが
祇園祭