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18日 東京のオペラの森  ・エフゲニー・オネーギン

2008-04-21 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・

18日   上野・文化会館・3F4-5・オークで購入・20,000円・妥当な額
       出品者様がお隣に、素敵な女性でした、お礼にプログラム1,500円
                            (正規額23,000円)

粒揃いの歌手陣ですね、特に良かった・レンスキー:マリウス・ブレンチウ
・タチヤーナ:イリーナ・マタエワ・・・グレーミン公爵・シュテファン・コツァン

 指揮:小澤征爾は主役はオケに成る所も、何度かありますね・・
合唱とオケとの共振性は高いかな、演出が?一幕背景に雪をイメージした止めも無く降り続く・・全体の舞台・照明は白を基調としてた・・衣装も現代的で、民族衣装の綺麗さもない・・舞台奥に6組程・・抱擁したまま動きが無い・・時間にして40分位経過かな・・何故、ナゼ・・??意図が解らない、奏功している内に、オリガとレンスキー
タチヤーナとオネーギンとの組み合わせが進行する・・
 タチヤーナは片思いオネーギンに心の内を手紙に・・アリアは絶品ですね・・オネーギンは無碍も無く断る・・後ろにいた抱擁カップルは女性を残して立ち去る・・今考えれば、別れ・・を暗示?・・二組の人物像の主張、個性が意外と伝わらない・・

 2幕はタチヤーナの命名日を祝い・・オリガにオネーギンが踊りを申し込み、此れがレンスキーの嫉妬をかう事になり・・決闘へと進む・・緊迫した歌唱音楽が・・オケが勝ちすぎのきらいがレンスキーの死・・

3幕は 時は流れグレーミン公爵と結婚したタチヤーナはオネーギンと対面する・・
グレーミン公爵シュテファン・コツァンのバスの声質も素晴らしいです、タチヤーナと結婚して幸せな想いを、感情豊かに歌い上げ・・オネーギンに聞かせる
 オネーギンはタチヤーナの素晴らしく成長した振る舞いを見て、恋心が燃え上がるが時既に遅し・・個々でもタチヤーナが何人かの立ちすくんだ間を、歩き回る・・心のすれ違い、揺れを暗示かな・・グレーミン公爵とタチヤーナは静かに去って行く・・一人とり残されたオネーギン・・

指揮:小澤征爾
管弦楽:東京のオペラの森管弦楽団 合唱:東京のオペラの森合唱団
演出:ファルク・リヒター
・オネーギン:ダリボール・イェニス
・タチヤーナ:イリーナ・マタエワ
・レンスキー:マリウス・ブレンチウ
・オリガ:エレーナ・カッシアン
・グレーミン公爵:シュテファン・コツァン

出演者変更のお知らせ
■イリーナ・マタエワ Irina Mataeva 
略 歴 ■ロシア出身。サンクトペテルブルグ音楽院にて研鑽を積む。1998年より、マリインスキー劇場アカデミーのソリストとなり、アメリカ、ドイツ、イタリア、イギリス、フィンランド、中国などのツアーに参加。《エフゲニー・オネーギン》タチヤーナ、《夢遊病の女》リーザ、《フィガロの結婚》スザンナ、《戦争と平和》ナターシャ、《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナなどのレパートリーをもち、メトロポリタン・オペラ、ワシントン・オペラ、ロサンゼルス・オペラ、ロンドンのウィグモア・ホール、パリ・シャトレ座などに出演を重ねている。2003年1月には、パリ・シャトレ座のスポンサー・サークル(CIAM)より、彼女の《エフゲニー・オネーギン》タチヤーナの演技に対して、賞が贈られた。今後、ワシントンやミュンヘンでも、タチヤーナ役を歌う予定である

 オペラ制作は当初から4年間の予定だったといい・・過去の公演ではタンホイザーが一番かな
東京のオペラの森、今年でオペラ制作終了 4月9日20時2分配信 産経新聞
 指揮者の小澤征爾氏が音楽監督を務める音楽祭「東京のオペラの森」の記者会見が9日、東京・上野の東京文化会館で行われ、来年からオペラ制作を中止すると発表した。同音楽祭は平成17年に始まり、毎春、同会館をメーン会場にオペラやオーケストラなどのコンサートが行われてきた。オペラ制作は当初から4年間の予定だったといい、鈴木幸一実行委員長は「オペラは制作に時間がかかり、毎年やっていくのは大変」と述べ、小澤氏は「最初の意図は(達成することが)できた」と語った。

島田 ヴァイオリンニスト

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