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 国内オペラ2004年・・・

2005-09-01 | 国内オペラ・演奏会
蝶々夫人  
蝶々夫人 プッチーニ   16日・芸術劇場 2FLB B-4 七千円・・超安い・・奥のステージが高く平行に見え 絶好の席であった

超巧い 松本の演技 歌唱に泣かされた
ピンカートンが帰る・・喜び 期待 不安・・スズキと・・花びらを撒く・・だが・・子供を・・手ばなす・・母性愛あれば・・自害・・
感情移入 歌唱力に大感銘・・感動した

松本 郡の花の二重唱が・・喜び 愛するあの人に・・舞台に喜びの讃歌が・・実に美しい歌が

声楽人は 巧い人が多いテノールは 小林 佐野 中島と最近3名を聴き・・抜群 ソプラノも松本 幸田 森 中嶋・・カタカナ声楽家より・・水準が上と・・
原作の日本誤認を・・楽器の・・僧侶登場の銅鑼の音が寺の鐘である・・スズキの祈り・・鈴リンを使用・・音的には 回数を重ねる事により耳に慣れ・・全体としては・・音楽を壊す事も無く・・
狭いステージ上で・・演技 衣裳の美しさも見れ・・最高に楽しめたオペラとなる
指揮もツボを心得て・・歌 劇性があり・・オケも陰陽ある響きを醸し・・良い演奏となる

原作・ジョン・ルーサー・ロング/ダヴィッド・ベラスコ 台本・ルイジ・イッリカ/ジュゼッペ・ジャコーザ
指揮・内藤 彰 演出・栗山 昌良 オケ・東京ニューシティ管弦楽団
蝶々夫人・松本 美和子 ピンカートン・小林 一男 シャープレス・勝部 太 
スズキ・郡 愛子 ゴロー・松永 国和 僧侶・菅野 宏昭 
ヤマドリ・宮本 哲朗 神官・安藤 常光 ケイト・渡邊 史 子ども・畠山 紫音 合唱・東京合唱協会
14日 東京室内歌劇場
             パーシモン・目黒 2F2-26  7千円 ヤヤ安い

オペラ・モーツァルトは中規模ホールが似合う

オケ 歌唱陣も 必要以上に声量を上げる事も無く・・諸に歌手の感性・技量 歌唱力が伝わる
佐々木・伯爵夫人の情感溢れる歌唱力と演技が際立ち・・小鉄・フィガロの安定した歌唱が舞台の充実度を高めた・・1.2幕のスザンナ ケルビーノのレチタティーヴォが 難しさが・・
三、四幕と絶妙なアンサンブルが
声楽とオケが有機的な響きを醸し出した・・若杉・東響はヤヤ重たい響き 一音一音の響きに 弾ける 躍動感 陰陽感は 不足と??総じてホールの規模の小ささが好作用が

秋のNHK・文化の小澤・ウィーンオペラは??


モーツァルト・フィガロの結婚
伯爵夫人・佐々木典子 アルマヴィーヴァ伯爵・勝部 太 フィガロ・小鉄和広 スザンナ・菅 英三子 ケルビーノ・井坂 恵 マルチェリーナ・森山京子 バジリオ・ドン・クルツィオ 近藤政伸 バルトロ・アントニオ 池田直樹 バルバリーナ・小林菜美 合唱・東京室内合唱団

2004年05月18日 10時05分26秒


小澤征爾 音楽塾オペラ  11日
          上野・文化 4FL2-7 13,000円 ヤヤ高い

プッチーニ ラ・ボエーム

過去の演出・装置から想像出来ないプロダクションであった
一幕でビックリが中央に正方形の部屋を斜めに配し部屋の壁を取り払い周辺を雪が・・人物の動きは屋根裏部屋として床から主役が出入りする動線とした・・実に巧い・・狭い部屋が庶民生活感を表す・・ミミとロドルフォの一幕に聴かせ何処も 明かりが・・鍵が・・劇性に優れていた
二幕も一幕のベットをテイブルに替えスピーディな舞台転換となり・・ムゼッタの人物像が際だち 放漫な心 人間は恋に遊びに 今楽しめば実に舞台にミミとムゼッタに性格対比が際立ち又合唱少年行進でオケ舞台の共振共鳴感が秀演の二幕となる・・ヤヤ 卑猥な男女の絡みが・・此処まで演技演出をと・・思わせたが  許容範囲である 
三幕も酒場から漏れる暖かい光りと寒寒した外気の陰陽が絶妙で・・生きる光り と 後僅かな命を・・影を・・明 暗 の心の動きが・・
二組の出会いと・・
四幕は一転屋根裏部屋に・・春になれば 木々も新たな伊吹が 新たな命が 一面を黄色花で春をあの出会いの時明かりが鍵が・・でも命が・・愛が

歌手陣では 演技 歌唱で際立ちアンナ・ネトレプコ と家主と哲学者のバスに最大のブラヴォーであった 小澤 オケは 響きにしなやかさが不足と??小澤オペラと感じさせた二幕 演出 劇性 振付 照明 等 舞台創造に最大のブラヴォーが・・今後のボエームの定番となる演出・プロダクションと感じさせた

(新国立の演出・舞台関係者は勉強して??と感じた前回のボエーム)

ミミ・ノラ・アンセレム ロドルフォ・ロベルト・サッカ マルチェッロ・マリウス・キーチェン ムゼッタ・アンナ・ネトレプコ
ショナール・ネイサン・バーク コルリーネ・ハオ・ジャン・ティアン ベノア・アルチンドロ・ポール・プリシュカ

2004年05月13日 11時06分10秒

ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ           新国立 3Fー2-48  12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア エドガルド・マルセロ・アルバレス エンリーコ・レナード・ブルゾン ライモンド・カルロ・コロンバーラ アルトゥーロ・中鉢 聡 アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉

声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱 
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた

2004年08月05日

25日 ドン・ジョヴァンニ
      二期会オペラ      上野・文化 4F3-17 7千円 ヤヤ高い
モーツァルト・ドン・ジョヴァンニー
指揮・パスカロ・ヴェロ 演出・宮本亜門  東フィル
ドン・ジョヴァンニー・宮本益光 ドンナ・エルヴィーラ・腰越満美 ドンナ・アンナ・増田のり子 レポレッロ・久保和範 マゼット・山下浩司 ツェルリーナ・砂田恵美 騎士長・長谷川
亜門演出が・・面白い?最後に何処かの国旗が多数でて??現在の悪は独裁者?何処かの国の指導者・・ある面では独裁者・・ジョヴァンニを現在の指導者に置換えた??殺人者?・・女好き?・・悪者は地獄に・・
指揮者が前半から平坦な道をガスに覆われた何処の道を・・目的を見出す事が出来ない・・迷い道を・・だだ歩む・・あの頂きが・・目標なの・・あと戻り・・歌が無い

2004年07月28日
24日 川崎市高津区 洗足学園オペラ
コジ ファン トゥッテ・モーツァルト  
指揮.秋山和慶 演出・鈴木啓介            前田ホール 自由席 3千円 超安い

オケ 歌手陣が絶妙なアンサンブルを創りだした・・全てが共振し溶合い・・何て美しい曲が・・1790年1月 ウィーン初演 214年も経過・・音楽に音神・音仏があるのならば・・この時 この音に 感謝である 
秋山指揮がオケの清らかな響きに・・何処までも美しく・・歌手陣は洗足卒業生で特にデスピーナ役 沢崎恵美が 歌唱演技が巧い 舞台に華と笑い・・学生オケも良く反応し 弦の艶やかさと躍動感 とオーボエ ホルンが巧い 歌手 オケ 演出が 溶合い・・素晴らしいオペラを創りあげた・・
フィオルディリージ・弓田 真理子 ドラベッラ・西尾幸子 グリエルモ・武田直之 フェランド・秋山 徹 デスピーナ沢崎 恵美 ドン・アルフォンゾ・境 信博 管弦楽団・洗足学園大学管弦楽団 合唱・大学オペラ合唱団 チェンバロ・伊藤 美佐

2004年09月25日 17時42分56秒


カルメン 上野・文化会館19日20日
オペラも韓流が 最大のブラーヴィが指揮者ミョンフンとオケであった 雄弁なオケの響き
歌手陣 合唱も 悲劇性を如何なく 発揮し最高のオペラとなる 特に19日の藤村 イグンの歌唱 迫真の演技とオケの共振性が最大のクライマックスになった
2004年09月21日

サントリー ホール・オペラ
プッチーニ・トスカ   18日 2FRD 4-11   15,000円  超高い

白眉はシコフ と指揮 
オケの熱演 とシコフの熱唱である・・ソプラノは声量は申し分ないが・・?

トスカ・ドイナ・ディミートリゥ カヴァラドッシ・ニール・シコフ スカルピア・レナート・ブルソン
指揮・ニコル・ルイゾッテイ オケ・東京交響楽団新国立 

28日 ヴェッセリーナ・カサロヴァ
カサロヴァ・リサイタル  よこすか芸術劇場  5FCC-27  6千円 ヤヤ安い
モーツァルト・皇帝ティトゥスの慈悲 序曲  
セトスのアリア 私は行くが君は平和に
ロッシーニ・セブリャの理髪師より  ロジーナのアリア 今の歌声は
      チェネレントラより アンジェリーナのアリア 不安と涙のうちに生まれ
ビゼー・カルメン・・恋は野の鳥 ジプシーの歌 響きも鋭く
ヴェルディ・ドン・カルロ  エボリのアリア おお、むごい運命よ

指揮・ディビット・サイラス オケ・東京フィル

2004年03月30日

サロメ・新日フ・・
27日 演奏会形式 サロメ 2回公演の2回目  3F 8-21 2千円  妥当な額
R.シュトランス1864-1945  
サロメ・アンナ・カタリーナ・ベーンケ  ヨカナーン・ユルゲン・リン 
ヘロデ王・ウド・ホルドルフ  ヘロディアス・アニヤ・シリヤ 
ナラボート・井ノ上 了史
指揮・クリスティアン・アルミンク

前半が全て低調な出来で・・弦・木管と歌唱が乱れ髪・・・中一日で15時スタートで春の陽気が身も心もお休み 居眠りモードの舞台となる・・途中退席かな?・・・我慢であった・・ヘロディアス アニヤ・シリヤ登場から身も心も 温たまり お目覚め オケ 指揮の求心力が俄然 発揮され 7つのヴェールの踊り のオーボエ フルートの旋律から 劇性が醸し出され・・一氣に 首・・血・・愛・・肉体も 死も 超越した 愛へ・・・歌唱陣では ヨカナーンを除き 3名は優れもの・・オケは後半の劇性 求心力が・・今回は前半2千円でも高い 後半壱万円でも安い の出来が両極端な波動を受けた


G.ロッシーニ1792-1868 
アルジェのイタリア女1813年   
             上野・文化 5F 1-13 7千円 超安い

指揮・コッラード・ロヴァーリス 演出・装置・衣裳・ジャン=ピエール・ポネル

イザベッラ・アグネス・バルツァ ムスタファ・ロレンツォ・レガッツォ 
エルヴィーラ・斉田 正子 リンドーロ・アントニス・コロネオス 
タッデオ・ロベルト・デ・カンディア
チェンバラ・ロゼッタ・クッキ オケ・東京フィル
87年ウィーン国立歌劇場初演 舞台装置・衣裳

久し振りに 総合芸術の 楽しさ 熱氣を感じさせた レガッツォ とバルツァ の巧妙な演技と 最高の歌唱と 笑いあり・・ 
又指揮者の歌心ある響き 反応早いオケ・・ロッシーニ クレシェンド の 醍醐味が
ロッシーニは2月29日生で4年に一度の誕生日に 

理髪師を観て 今回と 最高に楽しめた 

男性歌手陣にブラヴォー 女性歌手陣にブラーーヴァー  
オケ・指揮者・演出・裏方にブラヴィー 理屈抜きで 心の底から楽しいオペラで 
至福の時を味合う
29日 セビリアの理髪師 
上野・文化会館 5F・L1-4 4千円 ヤヤ高い 
               2月11日ー3月9日 11回公演中7回目

初めて錦織のテノールを聴く 一声の印象は 厚みある強い声・・甘味しなやかさは無い?と感じたが 歌い過ぎ疲れかも?・・舞台上では回数こなしている分 演劇性 声楽のアンサンブルの妙を感じさせた 
森のコロラトゥーラにブラヴォーが・・透明感ある 綺麗な声 が やや線が細い・・印象が
志村の演技歌唱が・・楽しさ を醸し出した

演出 装置の巧みさが・・右に入り口と館の全面の壁が左に引き戸式になり 上手く部屋と外の展開の流れを良くしていた 左に2階の窓が窓下とのフィガロと伯爵のやり取りも流れが良い

字幕の縦長スクリーンを館の 壁に埋め込み一体感を出し工夫が

錦織 健プロデユース・オペラ
ロッシーニ・セブリアの理髪師
フィガロ・大島 幾雄 ロジーナ・森 麻美 アルマヴィーヴァ伯爵・錦織 健 
バルトロ・志村 文彦 ドン・バジリオ・三浦 克次
指揮・現田 茂夫 演出・今井 伸昭 舞台装置・鈴木 俊朗 
オケ・神奈川フィル(6回の6回目最終)・・・オケに不満が 木管の技量の無さ?・・弦に合奏力の無さ?11日15日17日19日22日29日とプログラムには22日から日があるのに・・メンバーが替っている??序曲があまりにも出来の悪さに・・疲れ?技術のなさ?

が無い・・

11日 ローエングリン2004年03月01日

指揮・飯守泰次郎 演出・鈴木啓介   5千円 超安い 文化・5F R2-26

一幕は白鳥の引く小船に乗り 一人の騎士が・・自分を信頼するなら その名と素性については一切質問してはならぬと・・エルザに・・(夕鶴が浮ぶ)・・毒により二幕・三幕と・・
白眉は二幕であった
二幕のオルトルート・小山 分厚い声量に余裕ある演技と最高の歌唱で存在感が一番・・妖術の力でやって来た素性の知れぬお方。いつまた突然姿を消して、あなたを不幸に陥れぬとも・・エルザに・・魔の毒液が・・
フリードリヒ・島村の 今一度の復讐を・・

全幕を通じ 合唱と歌唱により 人物像・神像・悪と善 等の 音型・動機のモチーフが随所に旋律となり 展開の妙が・・最高の出来となる・・洗足の合唱が大健闘でした
飯守に大ブラヴォー
オケ・東京シティ・フィル 合唱・洗足学園合唱団 二期会合唱団
ローエングリン・成田勝美 エルザ・緑川まり
フリードリヒ・島村武男 オルトルート・小山由美
ハインリヒ王・鹿野由之 ゴットフリート・大 雅 王の軍令使・成田 博之 4日 川崎・ミューザ川崎 椿姫
ヴェルディ・椿姫 コンサート形式      6千円 2F2C-6-34 超安い

新ホールの音響は・・2階の表示でも1階の目線と 全体の音空間の広さがあり・・初めての席が非常に落ち着く オケと声楽の響きも非常に良いと感じられた
演奏会形式のオペラとしても 歌手陣の健闘もあり・・楽しめた 座付オケとしての東響も一期一会の気構えで 良く反応したアンサンブルを聴かせた・・只疑問が 池田直樹・グランヴィルが筋書きの説明??日本語が・・音楽・劇性の流れを切られ・・非常にマイナス
字幕を導入すべきであった
年一回でも定期的にホールオペラの開催を

ヴィオレッタ・佐々木典子 アルフレード・井ノ上了吏 ジェルモン・大島幾雄 指揮・ユベール・スダーン オケ・東京交響楽団

2004年09月09日 15時35分56秒



1日 斉藤秀雄 メモリアルコンサート オケ・サイトウキネンSKO
モーツァルト・ディヴェルティメント嬉遊曲 ニ長調指揮・秋山和慶  ワーグナー・楽劇 トリスタンとイゾルデ 前奏曲 イゾルデの愛の死 指揮・飯守泰次郎 ソプラノ・緑川まり
ソロ演奏・チェロ 植木昭雄 古川展生・・斉藤秀雄賞受賞者 バッハ・無伴奏チェロ組曲第2番・植木 リゲティ・無伴奏チェロ・ソナタ・古川
バッハ・シャコンヌ・斉藤秀雄編曲 指揮・小澤征爾  
斉藤秀雄さんの没後三十年を記念したメモリアルコンサートで まな弟子 小澤・秋山両氏の呼びかけで八四年に桐朋学園卒業者恩師斉藤秀雄を師事したメンバーが演奏会を開きSKOとして今日に至る

嬉遊曲が安芸さん潮田さん田中さん堀さん等斉藤先生にじかに教えを受けた顔顔顔であった若い豊嶋・矢部等優れた音楽家に受け継がれいくSKOである・・
嬉遊曲が斉藤先生最後の桐朋合宿で車椅子に座りながら指揮 指導したと 伝説の曲である 秋山さんの指揮で弦の水水しさ 合奏力の凄さを聴かせた・・嬉遊曲でありながら・・寂しさと 厳しい指導の面影が音色から浮び上げるような・・感動の涙が・・
ワ-グナーでSKOの実力を如何なく発揮された・・
飯守・・緑川・・上野でのローエングリン・東京シティが楽しみと・・

新日のコンマス豊嶋 都響コンマス矢部両氏の顔とティンパニ・ライナー・ゼーガス(ベルリンフィル) クラリネット・カール・ライスター オーボエ・ビョルン・フェストレ(北ドイツ放送)一期一会の演奏の凄さ技量の高さ・・音楽を奏でる事の楽しさが聴く者に伝わる最高のワ-グナーとなる
小澤に最高の拍手が場内から・・継続力と総監督として ある意味経営者感覚に優れた・・・資金力 人材力と 人間性が現在まで 松本から全国へ世界へ と 小澤も70歳に今後のオペラ指揮には大野氏を一回でも・・毎年聴きたい夢が

2004年09月08日 16時15分07秒



31日 ヴォツェック
演出・ペーター・ムスバッハ 舞台・安藤忠雄
指揮・小澤征爾 オケ・サイトウキネン

情け容赦ない祝典だった ヴォツェックがマリーの喉を切る時に、赤い血なんて流れない
舞台はペットボトルを積み上げた空間だし、殺害する者とされる者を、衣裳で区別することもできない。だがそれが、演奏の凄みを浮かび上がらせる。その時、どんな血よりも赤い響きが、客席を襲った 29日堀内 修・信濃毎日新聞より

何十年前に日生で観たただ一度のヴォツェックは記憶が薄れ・・何かこの世ではない力・・音響感が脳裏に・・
SKF松本のヴォツェックは 言葉・台詞が反体制 風刺 哲学 等・・・不安定な旋律 人間の奥深く隠された思想・・生きかたをえぐる舞台と感じさせた 
舞台中央を正方形の空間として 縦横にペットボトルで仕切が・・これが照明により赤色照明が乱反射させ・・不安定な精神世界を表す・・声楽人は総じて安定した歌唱を聴かせ・・統一感に優れたオペラとなる
4階ではオケ・歌手の呼吸までは感じられないが・・毒・・不安定なリズム・難解な台詞があるが・・全身に痺れ・・恍惚感を 得るブロダクションであった
ヴォツェック・マティアス・ゲルネ マリー・ソルヴェイ・クリンゲルボルン 鼓手長・ステファン・マルギタ アンドレース・レイモンド・ヴェリー 大尉・クリス・メリット 医者・デイル・トラヴィス マルグレート・アン=マリー・オーウェンズ マリー子ども・藤田幸士郎 合唱・東京オペラシンガーズ

2004年09月08日 11時48分48秒


サイトウキネン 31日 1日  松本
31日 オペラ アルバン・ベルク ヴォツェック  まつもと市民芸術館 4F-1-5 16,000円ヤヤ高い 交通費9千円 宿泊費4,980円
1日  斉藤秀雄 メモリアルコンサート  文化会館 2F2-50 8千円超安い 交通費9千円 宿泊費4,980円

新劇場の最初のオペラが・・難解なヴォツェック 4階やや左席 ホール空間は狭い印象と4階最前列は安全ポールが舞台を見にくく 席の向きも舞台に向かず舞台の右席が視線の真正面となり・・改善の余地が多くありそう?・・音響はオケ声楽とも直線的?透明感な音色と聴き取れたが??残響が無い印象が 東京の新国立・上野文化の 音空間の広さが響きの違いかも

2004年09月04日 09時12分16秒


14日 大野和士 オペラ・レクチャー
話・ピアノ 大野和士          県立音楽堂 1-21   3,500円 超安い
緑川 まり 井上ゆかり 平尾憲嗣 泉 良平
アイーダより 勝ちて帰れ  緑川
椿 姫    ジェルモンとヴィオレッタの二重唱 井上・泉
ボエーム   冷たい手を・・私はミミ  平尾・緑川
3幕     平尾・緑川 井上・泉
2004年08月17日

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