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10日指揮秋山シベリウス 第2番・レパートリーオケ、7日ヴァイオリン・毛利文香、洗足音大

2011-07-10 | 洗足学園音楽大学
指揮・コバケン、小林研一郎 管弦楽団・洗足音大61回定期演奏会   1列-中央席

ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
 ヴァイオリン 毛利 文香・・・・
既に完成された、技量、音楽観が・・コバケン相手に一歩もひかず、自分の感性、音楽観を表現できるとは驚きです、・・丹田、懐が大きく僅か18年の人生・・
 弱音の響きから高音の歌わせ方と、技量だけでなく・・心に響く、届く演奏ですね、2楽章でフルートとの対話が美しく・・涙が誘われそうに
・今後在京オケとも共演が増えそうですね・・
 
コバケンさんは二度ほど生聴きがありますが・・学生オケ相手に真剣勝負の感じで
先生が一切手抜き無しですね、熱い、熱い指揮が・・此れが教育ですね
・・・音楽観は金管を想う存分鳴らし・・気持ちが良い、ラコッツィー行進曲

ブラームス・交響曲1番・・・木管の響き、ヴィオラ、チェロ、バスと低弦が良く響き渋みある音色も良かったです・・
 今回の音楽創造ははアンサンブルより・・演奏から音楽そのものの力、情熱が伝わった感じが・・若さ溢れる演奏で好感もてます

ベルリオーズ・ファストの劫罰 ラコッツィー行進曲
ブルッフ・ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
 ヴァイオリン 毛利 文香
ブラームス・交響曲1番 ハ短調

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10日 14時、・・・                        1列-中央席
暑い昼下がり、溝の口バス停から前田ホールへ長く感じます・・
7日と違って、弦が一段と素晴らしい、演奏要員とかでOB多数が・・
既にアンサンブルが出来ていて、シベリウス/交響曲 第2番の弦から一段と響きが良い
各パート弦が良い味でてます、バス、チェロから木管へ旋律が流れ、主張し合い、共振し合い・・こんなに弦の役割を感じた2番は初めてで、内省深く、主張する音楽であったとは・・弦においてはプロオケですね・・・木管でややものたらなさを感じましたが
 ティンパニの切れ味鋭い音色には好感が・・・

指揮・秋山和慶洗足学園音楽大学レパートリーオーケストラ

J.シベリウス/『カレリア』組曲 作品11
A.ハチャトゥリャン/組曲「仮面舞踏会」
J.シベリウス/交響曲 第2番 二長調 作品43・・オーボエの音色に・・楽しみが
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17日 指揮・秋山和慶 洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団

洗足学園ニューフィルハーモニック第6回演奏会は、ドイツ音楽の本流に挑みます。
クラリネットの川上一道は、国内の数々のコンクールに入賞し、
今年、山形交響楽団の首席オーディションに合格しました。

指揮:秋山和慶
演奏:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団

川上一道(Cl.洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団首席奏者).

W.A.モーツァルト/交響曲第36番 ハ長調 Kv.425 「リンツ」
W.A.モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 Kv.622
J.ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 op.73

前田ホール 開場:13:30 開演:14:00

■有料一般 :3000円
ルフラン会員 :無料 本学学生・学園教職員 :無料 予約開始日 :2011.04.18
HP

7月9日 トゥーランドット ・カラフ福井 敬   管弦楽:読響 ・二期会

2011-07-10 | 藤原歌劇団 ・二期会
                            5FL1-5・5,000円

カラフ 福井 敬・・・好調で高音声域も良く声が飛んでいた・・・
 実は日比野さん目当てに・・やや不調ですか?・・聴かせどころ、自害にいたる歌唱で・・私は何時も泣けるのですが今回は・・
此処で絶筆で・・舞台は暗転して・・音楽の世界が変わり・・・終幕の愛の賛歌へ・・・氷の心も解けて・・解けた心はカラフへ・・流れ・・愛 愛 愛・・

 指揮は音楽の流れが速い・・良くオケ、歌手陣もついていたと想いますが・・
味わいに欠ける感も、歌手は歌い難い方々も?・・・Bキャストのカラフは如何で?
 合唱も元氣ある声量で、迫力はありますね

二期会HP
二期会創立60周年記念公演》
トゥーランドット
オペラ全3幕
原作:カルロ・ゴッツィ
台本:ジュゼッペ・アダーミ、レナート・シモーニ
作曲:ジャコモ・プッチーニ

会場: 東京文化会館 大ホール 上演予定時間:2時間45分(休憩2回含む)

指揮: ジャンルイジ・ジェルメッティ・・・凄い太鼓腹ですね・・・
演出: 粟國 淳
装置: 横田あつみ 衣裳: 合田瀧秀 照明: 笠原俊幸 振付: 松原佐紀子
演出助手: 久恒秀典、大森孝子 合唱指揮: 佐藤 宏
舞台監督: 大仁田雅彦 公演監督: 大島幾雄

トゥーランドット姫 ・横山恵子
カラフ(王子) ・福井 敬
リュウ(ティムールに仕える奴隷) ・日比野 幸
ティムール(退位したタタール王) ・佐藤泰弘
皇帝アルトゥム ・田口興輔
ピン ・萩原 潤 ポン ・村上公太 パン ・大川信之 役人 ・小林昭裕
合唱:二期会合唱団 管弦楽:読売日本交響楽団
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トゥーランドット
いつとも知れない伝説時代の北京。皇帝アルトゥムの美貌の娘トゥーランドット姫にダッタンの前国王ティムールの息子カラフが、その美しさの虜となる。カラフは結婚の条件である姫の三つの謎解きに命を賭けて挑み、見事に正解を答える。結婚を渋る姫に対し逆にカラフは自分の名の謎を与える。姫はティムールと仕えるリュウを捕らえ、カラフの名を明かさせようと強いる。カラフに思いを寄せるリュウはその秘密を守ろうと自らの命を絶つ。冷たい姫の心は解けるのであろうか?
オペラ全3幕
字幕付き原語(イタリア語)上演

原作:カルロ・ゴッツィ
台本:ジュゼッペ・アダーミ、レナート・シモーニ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
オペラの散歩道