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   しずく と 花  写真

2010-05-24 | ご近所 ・花 ・旅 写真



 偶然親子連れが・・かさ と バラ の配置を狙ってみました



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元ちとせ 熱唱

ドビュッシー歌劇『ペレアスとメリザンド』 メリザンド:藤村実穂子 他・新日フィル

2010-05-24 | 京都市響  ・新日本フィル 
初見ですが、藤村さん 目当てに             3F・6-19・1万円・安い

 1ー3幕の前半は、氣持ち良い音楽の流れが・・ウトウト感で・・夢の中で物語・音楽が流れる様な・・油絵の具と言うより、透明水彩の流れ、色合いが・・音楽・弦木管と声の共振性が・・何れも溶けあい・・反発せず・・波が無い静寂の湖面に一滴の・・想いが波紋していく・・何処までも静かな世界観が・・朗唱的な歌唱が全幕に・・

 ゴロー・モルテン・フランク・ラルセンの歌唱と
 アルケル:クリストフ・フェル  ・メリザンド:藤村実穂子 ・・発声、歌唱力と素晴らしい・・何処までも内省的な・・
 4,5幕の音楽、劇の創造性が大きく流れ・・・抑圧された感情がフツフツと、怒り、悲しみ、憎悪・・しかし 静かに・・静かに・・魂の旅は独り・・

 3階の中央席で初めて声楽、オケを聴きましたが音響が良いと感じました・・
私の好きなオーボエ・古部賢一、フルート・荒川洋、クラリネット・澤村康恵が、
特に良い味出ていました・・弦群も透明感があり・・音色の美しさが光っていた
 
23日 新日本フィル東条氏 批評
ドビュッシー作曲歌劇『ペレアスとメリザンド』(コンサート・オペラ)
指揮:クリスティアン・アルミンク
演出:田尾下哲
ペレアス:ジル・ラゴン*
メリザンド:藤村実穂子
ゴロー:モルテン・フランク・ラルセン
アルケル:クリストフ・フェル(大塚博章)
ジュヌヴィエーヴ:デルフィーヌ・エダン
イニョルド:アロイス・ミュールバッヒャー(1995年生まれ)・・驚きの歌唱力でした
医師、羊飼いの声:北川辰彦
合唱:栗友会合唱団   合唱指揮:栗山文昭   副指揮:佐藤正浩
CGデザイン:キノ・グラフィックス
照明:西田俊郎    舞台監督:幸泉浩司
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 藤村さん 今後の日本公演予定・・追っかけしたい・・・
2010年11月3、4日、 東京文化会館、 マーラー第3番 アルトソロ
ズビン・メータ指揮、イスラエル交響楽団
2010年11月7日、 所沢・ミューズ・マーキーホール、ドイツ歌曲の夕べ
2010年11月11日、東京紀尾井ホール、ぴあ ドイツ歌曲の夕べ
藤村さん」HP

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クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy,
1862年8月22日 - 1918年3月25日)はフランスの作曲家である。長音階・短音階以外の旋法の使用、機能和声にとらわれない自由な和声法などを行った。
 ドビュッシーの音楽は、代表作『海』や『夜想曲』などにみられる特徴的な作曲技法から、「印象主義音楽(印象派)」と称されることもある。
略歴
ドビュッシーはフランスイヴリーヌ県のサン・ジェルマン=アン=レーに生まれた。フルールヴィル夫人などに基礎的な音楽の手ほどきを受けたのち、1872年から1884年にかけてパリ音楽院に在籍し、エルネスト・ギロー、オーギュスト・バジュ、アントワーヌ・マルモンテル、エミール・デュラン、アルベール・ラヴィニャックに学んだ。
 1880年、チャイコフスキーのパトロンであったフォン・メック夫人の長期旅行にピアニストとして同伴し、『ピアノ三重奏曲』や『交響曲』の断片を作曲。『ボヘミア舞曲』という小品を夫人の計らいでチャイコフスキーへ送るが酷評を受けた(出版はドビュッシーの死後)。この経験が元で、チャイコフスキーやロシア5人組に影響を受ける。また貴族趣味も芽生えた。
 1884年にカンタータ《放蕩息子》でローマ大賞を受賞。翌1885年から1887年にかけて、イタリアのローマへと留学したものの、あまりイタリアの雰囲気には馴染めず、ローマ大賞受賞者に与えられる期間を繰り上げてパリにもどった。これにはヴァニエ夫人という意中の人がいたためとも言われる。このヴァニエ夫人のために書かれたいくつかの歌曲のうちポール・ヴェルレーヌの「艶なる宴」に基づくものは後に『艶なる宴』(全2集)としてまとめられた。
 2度訪れたバイロイト音楽祭でワグネリズムの限界を感じ、これを境にアンチ・ワグネリアンを標榜することになる。同年パリで開かれた万国博覧会でジャワ音楽(ガムラン)を耳にしたことが、その後の彼の音楽に大きな影響を与えた。
 1905年、リリーと離婚。エマ・バルダックと同棲。長女クロード=エマ(シュウシュウ)誕生。世間はリリーに同情的だったため、友人の多くを失うこととなる
作品
《ペレアスとメリザンド》は、王太子ゴローの弟ペレアスと王太子妃メリザンドによる禁断の悲恋の物語である。本作の録音は数多く、定期的に上演されているのだが、オペラ愛好家の間でも、必ずしもすぐに理解できるような作品であるとは見なされていない。しばしば印象主義音楽のオペラと呼ばれるが、しかしこのような皮相な見方は、ドビュッシー自身が遺した解題に楯突くものである。
 旋律法はムソルグスキーの影響を受け、伝統的なアリアとレチタティーヴォの分離が避けられ、両者が融合されている。つまりフランス語の抑揚の変化がそのままピッチとリズムの変化に置き換えられているため、歌うというより語るような旋律となっており、伝統的な意味での旋律的な要素は目立たなくなっている。しかしこのようなドビュッシーの旋律概念の再発見(もしくは革新)は、その後のシェーンベルクのシュプレッヒゲザングや、ヤナーチェクやバルトークの旋律法(パルランド様式)にも明瞭な影響を与えている。
 なお第3幕第1場でメリザンドが歌う唯一のアリア的部分(ただし管弦楽は沈黙しア・カペラ独唱)は、このオペラでは「私は日曜の午後の生まれ」という歌詞が付いているが、これはメーテルリンクの戯曲では初版にのみ載っていたものであり、次版以降は「3人の盲目の姉妹」という歌詞に改訂されている。フォーレとシベリウスの劇音楽はこの改訂版に基づいている。
新日フィル HP
沖縄でオーボエ製作が

国立音大にジャズ専修コース ナベサダら一流アーティストが指導(産経新聞) - goo ニュース
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元ちとせが歌う幻の反戦歌、ベルリン映画祭“銀熊賞”映画主題歌に決定5月24日6時0分配信 オリコン
 歌手の元ちとせが歌う反戦歌「死んだ女の子」が、『第60回ベルリン国際映画祭』で女優・寺島しのぶが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した映画『キャタピラー』(若松孝二監督、8月14日公開予定)の主題歌に決まった。広島の原爆に焼かれてしまった女の子からのメッセージという形で原爆の悲劇を伝える楽曲で、元は「映画と共にこの歌が持つ言葉の意味が世界中に届きますように」と祈願している。
 オリジナルの歌詞は、トルコの詩人ナジム・ヒクメットが広島原爆を題材に書いた詩「小さな女の子」(原題)の日本語訳を歌詞として使用し、外山雄三が作曲、音楽家・坂本龍一がプロデュースを手掛けた。2005年に期間限定配信されたほか、CDには2006年のアルバム『ハナダイロ』のDVD付初回生産限定盤にのみボーナストラックとして収録されたのみで、元の幻の名曲ともいわれている。
 若松監督が「初めて聴いた時、大きな衝撃と感銘を受けました。監督として最も伝えたかった『忘れてはならない』という思いが、奇跡のように重なった歌です」と同曲に惚れ込み元側にオファー。元も快諾し「この曲に出会って8年の月日が流れましたが、『キャタピラー』との出会いで“歌い継ぐ歌”の意味を深く感じることができ、戦争が罪のない人々に与える苦しみや悲しみを改めて考える機会を持つことができたとも思っています」と楽曲の持つ影響を痛感した。
 寺島自身も、2005年にTBS系報道番組内で、元と坂本が広島の原爆ドーム前で行った同曲の演奏パフォーマンスを偶然観ており「魂の唄に涙がとめどなく流れてきました。この曲と映画が運命の出会いをしたと思っています」と、主題歌決定にひとかたならぬ感激があったという。自身も同作への主演で、日本人として3人目、実に35年ぶりとなる銀熊賞を受賞し話題を呼んだばかりだ。
 今回の主題歌決定を受け、元にとってメジャーデビュー後初となるカバーアルバム『Orient』(8月4日発売)の初回限定盤に収録されることも決まった。この楽曲による利益は子供たちの未来のために慈善団体に寄付される。
元ちとせ歌とサカリュウ元ちとせ 熱唱