日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

6,7日 プーランク :オペラ カルメル会修道女の対話 藤原歌劇団

2010-02-07 | 藤原歌劇団 ・二期会
2010都民芸術フェスティバル          4F・R2-30・3500円・後半安い
上野・文化会館HP

前半80分、休憩20分後半70分程で初見オペラでしたが・・・
、前半は音楽波動になれず・・ウトウトでした・・掴みが無い感じも、聖職者でありながら、死を恐れる院長・・病から死の恐ろしさが・・後半は音楽、劇性とも流れが素晴らしい・・処刑へと、音楽創造に惹き込まれますね・・

 後半指揮者登場でブラヴォーの声が、終幕も音が完全に消えた、幕が下りた?・・余韻がほしいがやや早めにブラヴォーが、私のすぐ側の方が・・指揮者・フランスオペラ好きの方?・・・
 今日二度目、観に行きます・・今日の出来は、はたして・・
A,B,キャスト1回公演、出来の違いと、オケ奏者が?最終公演かな?・・
 歌唱、声量では6日ですね、7日は声量不足で声が消されてしまう歌手が・・
6日の弦の響きが雄弁で、フツフツと香りまで感じさせた、歌唱と有機的・共振性が高いアンサンブルと感じましたが、7日は歌手が割り負けの感じも・・

6日の歌手では、役にハマッテ、自分の物にしていたと想う歌手が多い・・
 ブランシュ・ド・ラ・フォルス:出口正子、騎士フォルス:中鉢 聡        
クロワシー修道院長:森山京子・・アルトに近い声域で、演技歌唱も良かった
リドワーヌ修道院長:佐藤ひさら    マザー・マリー:鳥木弥生
コンスタンス修道女:佐藤美枝子・・一時追っかけしてました、何年振りに聴きました、存在感ありますね・・ 

藤原歌劇団HP
「カルメル会修道女の対話」
日時 2月6日(土) 15:00開演 
演目 プーランク:オペラ「カルメル会修道女の対話」(全3幕・フランス語上演・日本語字幕付)
指揮 アラン・ギンガル  演出 松本重孝
出演
ド・ラ・フォルス公爵:折江忠道
ブランシュ・ド・ラ・フォルス:出口正子
騎士フォルス:中鉢 聡        クロワシー修道院長:森山京子
リドワーヌ修道院長:佐藤ひさら    マザー・マリー:鳥木弥生加藤氏 ブログ東条氏ブログ
コンスタンス修道女:佐藤美枝子    マザー・ジャンヌ:河野めぐみ
マティルド修道女:向野由美子     司祭:小宮一浩
第1の人民委員:松浦 健        第2の人民委員:豊島雄一
ジャヴリノ(医師):柿沼伸美      役人:羽渕浩樹
ティエリー/看守:坂本伸司       マザー・ジェラール:家田紀子
クレール修道女:吉村恵        アントワーヌ修道女:立川かずさ
カトリーヌ修道女:清水理恵      フェリシティ修道女:村瀬美和
ジェルトリュード修道女:安達さおり  アリーヌ修道女:宮本彩音
ヴァランティーヌ修道女:渡辺ローザ  アン修道女:吉田郁恵
マルタ修道女:山崎知子        シャルレ修道女:但馬由香
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団HP
合唱 藤原歌劇団合唱部  
日時 2月7日(日) 15:00開演               4F・R2-31・3500円 
演目 プーランク:オペラフランシス・ジャン・マルセル・プーランク(Francis Jean Marcel Poulenc [fʁɑ̃sis ʒɑ̃ maʁsɛl pulɛ̃k], 1899年1月7日-1963年1月30日)は、フランスの作曲家。フランス6人組の一人。
「カルメル会修道女の対話」(全3幕・フランス語上演・日本語字幕付)
指揮 アラン・ギンガル  演出 松本重孝
出演
ド・ラ・フォルス公爵:三浦克次
ブランシュ・ド・ラ・フォルス:佐藤亜希子
騎士フォルス:小山陽二郎      クロワシー修道院長:郡 愛子
リドワーヌ修道院長:本宮寛子    マザー・マリー:牧野真由美
コンスタンス修道女:大貫裕子    マザー・ジャンヌ:二渡加津子
マティルド修道女:松浦 麗      司祭:所谷直生
第1の人民委員:川久保博史      第2の人民委員:清水良一
ジャヴリノ(医師):柿沼伸美      役人:羽渕浩樹
ティエリー/看守:坂本伸司       マザー・ジェラール:家田紀子
クレール修道女:吉村恵        アントワーヌ修道女:立川かずさ
カトリーヌ修道女:清水理恵      フェリシティ修道女:村瀬美和
ジェルトリュード修道女:安達さおり  アリーヌ修道女:宮本彩音
ヴァランティーヌ修道女:渡辺ローザ  アン修道女:吉田郁恵
マルタ修道女:山崎知子        シャルレ修道女:但馬由香
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 合唱 藤原歌劇団合唱部
【あらすじ】
1789年、革命下のパリ。ド・ラ・フォルス侯爵家の令嬢ブランシュは、内気で怯えやすい少女。度重なる暴動の不安から、修道院に入ることを決意する。折りしも、革命政府の政策による宗教弾圧が激しさを増し、カルメル会修道院の閉鎖が告げられてしまう。修道院を守ろうと殉教の誓いを立てた修道女たち。だが、待ち受けていたのは収監と死刑判決であった。1794年7月17日。修道女たちは聖母マリアを称えつつ、断頭台へとのぼっていく・・・。
1780年代の出来事
1790年代の出来事
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
二期会HP
都響HP
東条氏 ナント寄稿が5月の熱狂の日の参考になります
各ブログで・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 クラシック音楽における「ブラヴォー」にまつわるマナー
クラシック音楽の演奏会やオペラの上演において、その内容に対して賞賛ないしは侮蔑の意を表することは聴衆・観客の自由であるが、ポピュラー音楽にくらべて「マナー」を重んじるとされる。例えば、拍手は「指揮者が手を下ろしてから」が基本とされ、「ブラヴォー」もこれに準じるとされる。欧州ではこの原則が守られているが、日本では指揮者が手を下ろす前でも余韻が消えてから拍手を始めるのが慣習になっている。[要出典]「演奏が終わった後の余韻と静寂を含めて全てが音楽」という考え方があり、余韻そのものを楽しむ聴衆も多い。実際、ブルックナーの交響曲第5番のように「全休符で終わる曲」、またはベートーヴェンの『英雄』のように「フェルマータの休符で終わる曲」は少なくない。

特に余韻が消える前、または拍手に先立って叫ばれる「ブラヴォー」は俗に「フライング・ブラヴォー」と呼ばれ、最も軽蔑される行為である。[要出典]
 また、曲によってはいかに素晴らしい演奏でも「ブラヴォー」を避けるのが望ましいとされることがある。例えばレクイエムは本来『死者を悼むためのミサ曲』であるため、曲の性格上「ブラヴォー」の声をかけることは避ける。[4]。また、ワーグナーのオペラなどは作曲家の意図を表現するため一幕すべてを途切れることなく表現することに大きな意味がある。したがって、途中で拍手や「ブラヴォー」を入れてはいけないとされ、演奏後、主催者側にクレームがなされるほどの顰蹙を買う行為とされる。ブラヴォーの

21日 オペラ「班女」一幕(英語上演 字幕付)

2009-08-22 | 藤原歌劇団 ・二期会
 21日 サントリーホール 小ホール      6-16・5000円・安い
サントリー音楽財団創設40周年記念
サマーフェスティバル2009 MUSIC TODAY 21
監修=岡部真一郎/白石美雪/舩山隆

 念願の班女を聴けました、異空間の世界は神秘・・性を超越した愛?・・
後二回公演が、2004年エクサンブロヴァンス音楽祭・委嘱・初演、大野和士指揮で初演でした、NHKの映像を観たのですが、聴きたい、観たいと深く想いながら、早5年も経過しているとは・・
 日本人の作曲家であり海外で高い評価されいて作品で、欧州では既に20回ほど公演をしているとか、やっと日本の地で公演にこぎ着けてくれた感じですね。

演奏前に、細川さんから解説が10分程、19時ー20時30分

 舞台の作りから左側の方々は歌手の導線から声が側面、やや後ろから聴く観る感じも
花子 実子 吉雄 の関係と、音楽、照明、人物の動きから・・陰影感、呼吸感と素晴らしいですね
扇が鍵を・・扇を何時も離さず、持ち続ける事が・・待ち焦がれた吉雄の想い
されど、 待つ 待つ 待つ あの人は いまだに こない 
 花子・気がブレてた 心理描写、顔の表情が,一瞬真ともになったり・・一途に待つ、待つ、諦めきれず・・扇が吉雄の分身に・・演技、歌唱、日本語の台詞と心理描写が素晴らしい・半田美和子

 花子は 待つ 待つ 待つ・・花子が美しいのは、待っていたお陰で世の中の美しいものが全てそなわったためだ と語る・実子

 花子と実子の関係は 同性でありながら、性を超越した・・愛、想い?

吉雄が何年振りに、花子に会いに・・実子は中々会わせようとしない心理は?
 吉雄と実子との対話・・対峙から・・恋 の人・想う 人のとり合い、錯綜した心理が・・実子・フレドリカ・ブリレンブルクの、悲しい、嫉妬?表情の変化、歌唱、語りが素晴らしい・・吉雄が花子を連れ戻すのを諦め・・実子の誇った想い??・・顔に幸福感が漂う・・この心理は??
 この重唱対峙も聴きどころ、見どころですね・・

 花子は 私は 待ち 日は暮れる 
 実子は 私は 待たない・・・・・・・・・素晴らしい人生・・闇 闇 
  心は二辺往来 闇 明・・虚像と実像

細川俊夫(台本・作曲) :オペラ『班女』一幕(英語上演、字幕付)―三島由紀夫作ドナルド・キーン翻訳近代能楽集「班女」による

指揮 ヨハネス・デビュス
出演 ルカ・ヴェジェッティ(演出・衣裳プラン)、

半田美和子(花子/S)、
フレドリカ・ブリレンブルク(実子/M-s)、
小森輝彦(吉雄/Br)
演奏 東京シンフォニエッタ

第39回サントリー音楽賞記念公演
Commemorative Performances of the 39th Suntory Music Award
<細川俊夫>
<Toshio Hosokawa>
オペラ「班女」一幕(英語上演 字幕付)
Opera one act(sung in English)
台本・作曲:細川俊夫  三島由紀夫作<近代能楽集「班女」>

(ドナルド・キーン翻訳)による
Text and Composition:Toshio Hosokawa based on <Hanjo> , Yukio Mishima’s Modern Noh Play translated by Donald Keene
2009年8月21日(金) 19:00開演
       23日15時 26日19時 後ニ公演が
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

NHKの映像から・・


『班女』- 上演履歴初演: 2004年7月8, 10, 12, 14, 16, 17, 19, 20, 23, 25日 - エクサンプロヴァンス音楽祭2004、ジュ・ドゥ・ポム劇場(エクサンプロヴァンス、フランス) - インゲラ・ボーリン/ゾフィー・カルトホイザー(花子) リッリ・パーシキヴィ/フレドリカ・ブリレンブルク(実子) ウィリアム・デイズリー(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、モネ劇場室内管弦楽団、大野和士(7月8, 10, 12, 14, 16, 17, 19, 20日)/ジョルジュ=エリー・オクトール(7月23, 25日)指揮

2004年9月7,8,9,10,11,12日 - モネ劇場(ブリュッセル、ベルギー) - インゲラ・ボーリン(花子) リッリ・パーシキヴィ/フレドリカ・ブリレンブルク(実子) ウィリアム・デイズリー(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、モネ劇場室内管弦楽団、大野和士(9月7,8,9,12日)/ジョルジュ=エリー・オクトール(9月10,11日)指揮

2005年8月6日 - カンプナーゲル(ハンブルク、ドイツ) - ゾフィー・カルトホイザー(花子) リッリ・パーシキヴィ(実子) ヤーロン・ヴィントミュラー(吉雄) ルカ・ベゲッティ演出、ムジークファブリーク、大野和士指揮

2005年12月16、18日 - ポルトガル国立歌劇場(リスボン、ポルトガル) - ゾフィー・カルトホイザー(花子) フレドリカ・ブルンブルク(実子) ルイ・ロドリゲス(吉雄) アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、ポルトガル交響楽団、ホアン・パウロ・サントス指揮

2007年5月12, 22, 27日、6月3, 6, 13日 - ビーレフェルト歌劇場(ビーレフェルト、ドイツ) -  Victoria Granlund(花子)Lien Hageman(実子)Peter Schone(吉雄)パトリック・シマンスキ演出、ビーレフェルト歌劇場管弦楽団、ケヴィン・ジョン・エデュセイ指揮

2008年3月5, 9, 12, 14日 - フランス国立リヨン歌劇場(リヨン、フランス) - クレア・デボノ(花子)、フレドリカ・ブリレンブルク(実子)、アンドリュー・シュレーダー(吉雄)アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル演出、フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団、ヨハネス・デーブスの指揮

能 班女
ドナルド・キーン
近代能楽集
初出:新潮社 1955年(昭和30)1月「新潮」
初収:新潮社『近代能楽集』1956年(昭和31)4月30日 初版

近代能楽集の5作目。恋人を待ちつづける女性の愛と狂気を描く。
 男が残した扇を大事に抱きながら、男との再会を待ち続ける花子。その花子を独占することを自らの幸福とする実子。そこに男が現われるが、花子は私が待っていたのはあなたではないと言う。愛という狂気は、対象となる相手の男を通り越して、日常的な人間世界の外へ飛翔したのだ。「サド侯爵夫人」の結末を連想させる幕切れは鮮烈な印象を与える。実子の孤独と夢想を生々しく強調したジュネーブのゴデールによる演出もある。
 同時代執筆作品(1955年) 「沈める滝」「海と夕焼」「商い人」「山の魂」「危険な関係」などa href="http://miwako24.blog114.fc2.com/">半田さん ブログ班女 批評

20日 カルメン:林美智子、ドン・ホセ:佐野成宏、ミカエラ:安藤赴美子

2009-07-20 | 藤原歌劇団 ・二期会
7月20日(月) 14:00-17.15          3F・R4-18・7000円安い

 美智子・カルメンが素晴らしいですね。歌唱、演技と惹きこまれます・・まん丸マナコで見つめられれば・・キャシャナ草男・肉食おとこ?でも 恋に落ちる、ホセのストーカーはいけませんが・・
 歌手ではダントツの3名ですねカルメン:林美智子 ミカエラ:安藤赴美子、ドン・ホセ:佐野成宏・・ミカエラ・安藤赴美子の・・ホセへの思い、母親からの想い・・感情移入と歌唱が素晴らしい・・・

 4幕の ホセがカルメンを殺害するまでの、劇性、音楽の盛り上がり、歌手の演技、歌唱と素晴らしい・・単純に楽しめました・・
 歌劇は 過激・・指揮者から、音楽的には、オケも歌手も激しい表現のカルメン像では・・何かが失っている感も・・
 兵庫のカルメンBSで観ました、皆さん一途な歌唱、演技に好感が持てますね
オケは?伴奏に徹していた?・・ホール・音録りが原因?音響が悪そう、歌手の表情,演技を観れてTV映像は面白いですね・・


ビゼー:「カルメン」(全4幕・フランス語上演・日本語字幕付)
指揮 佐渡裕
演出 ジャン=ルイ・マルティノーティ
出演 カルメン:林美智子 ドン・ホセ:佐野成宏
エスカミーリョ:成田博之 ミカエラ:安藤赴美子
フラスキータ:吉村美樹 メルセデス:田村由貴絵
モラレス:枡 貴志 スニガ:松本 進
レメンダード:大川信之 ダンカイロ:初鹿野 剛
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 二期会合唱団・ひょうごプロデュースオペラ合唱団
・NHK東京児童合唱団(児童合唱団)

オフィス設計コンサート
 彼女の心を一矢で 奪え・・


 はなの命は 燃え尽きて・・人の命を奪うのはいけません

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
訃報:若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督
 心からのご冥福をお祈り致します。
<訃報>若杉弘さん74歳…新国立劇場オペラ芸術監督 (毎日新聞)
 ヨーロッパと日本でオペラ界を切り開いてきた指揮者で新国立劇場オペラ芸術監督の若杉弘(わかすぎ・ひろし)さんが21日午後6時15分、東京都内の病院で多臓器不全のため死去した。74歳。葬儀は近親者で行い、お別れの会を後日予定している。
 東京生まれ。慶応大経済学部に進んだが中退して、東京芸大の声楽科に入り直し、さらに指揮科に転科して卒業。在学中から二期会のオペラ公演など指揮者として目覚ましい活躍を見せた。ワーグナーのオペラ「パルジファル」日本初演の指揮により毎日芸術賞も受賞した。
 小澤征爾さんと同い年で並び称されたが、若杉さんは当初からオペラを目指した。ワーグナーの「ラインの黄金」を日本初演するなど、「初演魔」と言われるほど、日本の音楽界で遅れていたオペラに次々に光を当て、現代のオペラ・ブームの基礎を築いた。
 77年からはヨーロッパにも進出、日本人としてドイツ語圏で初めて名門、ケルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。その後もライン・ドイツ・オペラ音楽総監督などドイツのオペラ界で活躍。80年度にはオペラ指揮の成果によって2度目の毎日芸術賞を受賞した。
 95年にN響正指揮者、98年にびわ湖ホールの芸術監督、07年には新国立劇場の芸術監督に就任、再び日本のオペラ界の振興に全力を傾けた。
 昨年秋から体調を崩し、今年6月の公演も降板していた。サントリー音楽賞(86年)、芸術院賞(92年)など多くの賞に輝いた。マーラーの交響曲など多くのCD録音がある。【梅津時比古】 [毎日新聞7月21日]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 観に行く予定かな?・・・
8月2日(日) 15:00開演
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2009
東京都交響楽団
出 演 指揮:矢崎彦太郎
カルメン:シルヴィア・キヴォルキアン(メゾソプラノ)
ドン・ホセ:成田勝美(テノール)
エスカミリオ:黒田 博(バリトン)
ミカエラ:安藤赴美子(ソプラノ)・・・上野が素晴らしい歌唱でした。
管弦楽:東京都交響楽団
内 容 ビゼー:歌劇「カルメン」ハイライト
料 金 S3,000 A2,000 二期会ブログ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NHKBSで
2009年 9月12日(土) 23:00 ~ 翌 03:00 ご案内: 堀内 修 (音楽評論家)
二期会公演 Bモード・ステレオ
歌劇「カルメン」    ( ビゼー )
2009年に二期会が日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センターと共同制作する「カルメン」を放送する。
歌劇「カルメン」は、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが1873~74年に作曲した、全4幕もののオペラ。 親しみやすい旋律、登場人物の際立つキャラクター、わかりやすい脚本ゆえに、 世界中で親しまれているオペラである。
今回の公演では、20世紀のオペラ演出界をリードしたジャン・ピエール・ポネルの薫陶を受け、 1986年から89年までパリ・オペラ座総裁を歴任した ジャン・ルイ・マルティノーティが演出を手掛ける。 作品そのものの魅力に真摯に向き合い、緻密な時代考証に裏付けされた演出で知られ、 ヨーロッパのオペラ界屈指の知性派といわれるマルティノーティが、 盟友ハンス・シャヴェルノホの幻想的な舞台装置のもと、どんな「カルメン」を描くのか興味深い。
歌手陣も心境著しい林美智子がカルメン役に初挑戦し、オペラ・ファンの注目を集めている。 公演は東京・名古屋・西宮の3都市で全15公演が行われたが、今回は西宮での収録である。
--------------------------------------------------------------------------------
カルメン : 林 美智子
ドン・ホセ : 佐野 成宏
エスカミーリョ : 成田 博之
ミカエラ : 安藤 赴美子
フラスキータ : 吉村 美樹
メルセデス : 田村 由貴絵
ほ か
合 唱 : 二期会合唱団
 〃 : ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽 : 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
指 揮 : 佐渡 裕
装置 : ハンス・シャヴェルノホ
衣装 : シルヴィッド・ド・セゴンサック
照明 : ファブリス・ケブ-ル
演出 : ジャン・ルイ・マルティノーティ
[ 収録: 2009年7月1日/4日, 兵庫県立芸術文化センター大ホール ]

13日14日 愛の妙薬  藤原歌劇団創立75周年記念公演

2009-06-14 | 藤原歌劇団 ・二期会
上野・文化会館  13日4F・L4-31・3,000円 14日4F・R1-21・3,000円・
       13日、安かろう・・不調な出来 14日安かろう・・安すぎ、好調な出来

 客電が落ち、舞台へ照明が明るい・・開店ですモール街のテナント店舗、高級化粧品売り場・・店員がアディーナ川越13日 高橋・14日・・真向いにネモリーノ・中鉢13日 エマヌエーレ・ダグアンノ14日 が値段付け作業店員?の設定ですが・・置換え,読み替えに無理がありますね・・必然性が感じられない・・あえて考えるならば・・良くある職場内恋愛を・・鼻持ちならない、やな客をベルコーレに、森口賢二13日 須藤慎吾14日 ドゥルカマーラ・妙薬うり,党主税13日 久保田真澄14日・・
 歌手も歌唱を競い、饗宴してました、二回公演を観て、歌唱力がダントツ・高橋薫子でした・・素晴らしいですね、低音,中音、高音と濁りが鳴く、温かく、声質が素晴らしいですね・・
 方やエマヌエーレ・ダグアンノのテノール高音も柱があり、強い声質が素晴らしいですね、低音にふくよかさがあれば、まだ32歳ですね、今後大化けでは
 日本歌手では、笛田が同年代ですね・・
過去に、新国立中劇場・ネモリーノ/ジュゼッペ・サッバティーニ、横浜公演・メトでパヴァロッティのネモリーノを観て聴いているので・・比較してもしょうがない・・

 8月の大野オペラレクに須藤慎吾、笛田ご両氏が登場ですね・・これも楽しみ
今回は,今も耳に心に残っている歌手は,高橋、ダグアンノ、須藤慎吾、党主税の4名がダントツの良い出来では・・13日の指揮・オケは?14日大分歌ってましたが、音楽自体が良いので,楽しめました。

指揮 園田隆一郎
演出 マルコ・ガンディーニ
出演 13日
アディーナ:川越塔子
ネモリーノ:中鉢聡
ベルコーレ:森口賢二
ドゥルカマーラ:党主税、(平成19年度五島記念文化賞 オペラ新人賞)
ジャンネッタ:宮本彩音
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団   合唱 藤原歌劇団合唱部
出 マルコ・ガンディーニ
出演 14日
アディーナ:高橋薫子
ネモリーノ:エマヌエーレ・ダグアンノ
ベルコーレ:須藤慎吾
ドゥルカマーラ:久保田真澄
ジャンネッタ:向野由美子

 愛の妙薬」はガエターノ・ドニゼッティが作曲、1832年に初演された全2幕からなるオペラである。
原語曲名:L'elisir d'amore
台本:フェリーチェ・ロマーニ、もともとはスクリーブがオーベールのために書いたLe philtreの台本による
演奏時間:約2時間
初演:1832年5月12日、ミラノのカノビアーナ劇場にて
作曲の経緯 [編集]
ミラノのカノビアーナ劇場では5月の舞台にオペラの新作を登場させるべく、ある作曲家に新作を依頼していたが、依頼先が突然の作業放棄に及んだ。期日まで1か月の短期間であったため、支配人アレサンドロ・ラナーリは速筆で知られていたドニゼッティに泣きつかんばかりに新作オペラを依頼した。

ドニゼッティの条件は、すでにオペラ「アンナ・ボレーナ」で作業を共にしていた人気台本作家ロマーニ(当然、彼もまた速筆であった)を使って1週間程度で台本を得ることであった。しかしロマーニといえどもこの短期間に白紙から台本を起こすことは不可能だったものとみえて、彼は前年パリでスクリーブがオーベールのために書いたオペラ台本Le philtreを翻案し、田舎の村で起きた他愛もない恋愛喜劇2幕物を書き上げた。ドニゼッティはその台本にわずか2週間で作曲したという。前年の1831年、同じミラノでベッリーニが、やはり田舎村での恋愛騒動を描いたオペラ「夢遊病の女」La sonnambulaを成功させていたことも、ドニゼッティとロマーニの念頭にあったとも考えられる。

劇場の願い通りオペラは5月の舞台に間に合ったばかりか、初演から30回以上の再演を数える大ヒットとなって、ドニゼッティは一段と盛名を馳せることとなった。

『愛の妙薬』リブレット(台本)表紙。1895年リコルディ社よりの再版本
編成
主な登場人物
アディーナ、美人で頭も良いがちょっと高慢な富農の娘(ソプラノ)
ネモリーノ、単純で間抜けな貧農、アディーナに想いを寄せている(テノール)
ベルコーレ、若くて野心満々の軍曹(バリトン)
ドゥルカマーラ博士、口の達者なインチキ薬売り(バス)
ジャンネッタ、村娘(ソプラノ)
合唱

全2幕
前奏曲 動画
第1幕 小さな村  第2幕 同上
あらすじ
Una furtiva lagrima
Enrico Caruso, 1911
----------------------------------------------------------------
時と場所 イタリアの小さな村、19世紀

前奏曲の後幕が上がると、村人の集う広場。ネモリーノは美しいアディーナへの想いを独白するが、彼女は魯鈍で弱気なネモリーノにはすげない。アディーナは『トリスタンとイゾルデ』の本を他の村娘たちに読んで聞かせて「飲めばたちどころに恋が成就する愛の妙薬、そんなのあり得ないわね!」と大笑いしている。村外れに宿営しているベルコーレ軍曹が行軍を率いて登場、その洗練された物腰と凛々しい軍服姿にアディーナは一目惚れ、ネモリーノは焦る。そこへ「森羅万象に通暁した、人類の救済者」と名乗る薬売りドゥルカマーラ博士なる人物が登場、巧みな宣伝口上で村人に薬を売り付ける。人々が去った後残ったネモリーノはドゥルカマーラに「イゾルデの使ったという妙薬」を求め、ドゥルカマーラは、とんだ馬鹿が来たとばかりにボルドー産ワインを「秘薬」として高値で売りつけてしまう。「効目が出るまで1日待たれよ。ただし当局がうるさいので、薬のことは秘密ですぞ」と言い含めて。早速試飲したネモリーノは酒の勢いで気が大きくなり、アディーナの前でも大きな態度で陽気に唄っている。そんな彼が煩わしくなったアディーナは、やって来たベルコーレの求婚に応じてしまう。妙薬の薬効で、明日になれば彼女は自分のもの、と信じて鷹揚に構えていたネモリーノだったが、ベルコーレに進軍命令が出て、急遽今晩アディーナと婚礼を挙げる、と知って愕然とする。
動画
幕が変わってアディーナとベルコーレの婚礼の場。人々は陽気に飲み、歌うが、いざ結婚の誓約となるとアディーナはなぜか躊躇してしまう。事態挽回を図るネモリーノはドゥルカマーラに更に妙薬を所望するが、金がない。仕方なく彼は、恋敵ベルコーレの部隊に一兵卒として入隊することとし、給料20スクードを前借りして秘薬を一本購入、飲み干して眠り込んでしまう。一方で、アディーナを除く村娘たちはネモリーノの噂で持切りになっている。彼の伯父が死んで、残った巨額の遺産はネモリーノがすべて相続する、というのだ。娘たちは、ネモリーノと結ばれて玉の輿を夢見る。酔いから醒めた彼は村一番の人気者になっていてびっくりし、これも妙薬の効目、と大喜びする。アディーナは、自分が結婚の誓約に二の足を踏んだ理由は、自分も本当は純朴なネモリーノを恋しているからだ、と悟り、彼に愛を告白する。
動画

こうして結ばれた2人を村人は祝福し、ドゥルカマーラ大先生の愛の妙薬の効能を一同で賞賛して、幕。





藤原歌劇団 HP

 ルーブル展は昨日で終了ですね・・2時間待ちで長蛇の列でした・・
上野公園界隈
高橋薫子 ブログ
須藤HP
ラ・ヴォーチェ 愛の妙薬
棟梁日誌 専門家
東条 氏ブログ

14日 二期会オペラ『La Traviata』 椿姫

2009-02-15 | 藤原歌劇団 ・二期会
             上野・文化会館 4F3-25・6,000円・妥当な額
☆二期会オペラ『La Traviata』椿姫
指揮:アントネッロ・アッレマンディ 
指揮の音楽創りが??ピアニッシモとフォルテの往復感じ、波動が、私は合わなかった・・音楽が切れる?流れが?・・・
演出:宮本亜門<ahttps://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/49/8778ea6cb08b1e8cc806b851ec5464ff.jpg href="http://"> アルフレード・樋口達哉とヴィオレッタの愛、心の交流が際立つ演出かな・・今まで観た演出は、すれ違いの印象がありましたが・・・歌手に細かな感情の揺れ、動きを要求していた様ですが・・若干演者は消化難かな

ヴィオレッタ:澤畑恵美と パパジェルモン:小森輝彦・・・2幕が白眉ですね、家、父の権威を立てに、子の幸せより、愛する二人を、別れさせる・・此処の対峙が・・・総じて印象が薄い舞台かな、指揮者のオケ・音楽創りが

アルフレード:樋口達哉  ジェルモン:小森輝彦
指揮: アントネッロ・アッレマンディ
演出: 宮本亜門
装置: 松井るみ 衣裳: 朝月真次郎
 合唱は黒ずくめの感じで、無個性化ですか・・目線から邪魔にはならないですが・・意図は??
照明: 沢田祐二
振付: 上島雪夫
演出助手: 澤田康子、眞鍋卓嗣
舞台監督: 大仁田雅彦 公演監督: 近藤政伸

配役 2月14日(土)
ヴィオレッタ・ヴァレリー 澤畑恵美
アルフレード 樋口達哉
ジェルモン 小森輝彦 二期会

アルフレード:樋口達哉・・左側樋口氏
フローラ 小林由佳 ガストン子爵 小原啓楼
ドゥフォール男爵 鹿又 透 ドビニー侯爵 村林徹也
医師グランヴィル 鹿野由之 アンニーナ 与田朝子
ジュゼッペ 飯田康弘 仲介人 金  努
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●2月14日(土) 14:00 東京文化会館・上野

樋口さん ブログ
人間には明と闇があり・・表裏一体で・・闇の光が際立てば・・明の輝きも一段と増す

 新国立で指揮トゥーランドットで聴いてましたが 【指揮】アントネッロ・アッレマンディ  Conductor:Antonello Allemandi
1957年ミラノ生まれ。弱冠21歳で、フィレンツェ五月音楽祭で指揮者としてデビュー。以来、イタリア各地歌劇場のほか、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、パリのバスチーユ・オペラ、マドリッドのレアル劇場などで、イタリア・オペラを中心に幅広いレパートリーを振っている。92年から97年までフランスのコロンヌ管弦楽団の音楽監督。アメリカや日本にも度々客演しており、2005年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビューしている。新国立劇場初登場。
東条氏ブログ
椿姫 動画
二期会ブログ