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7月9日 トゥーランドット ・カラフ福井 敬   管弦楽:読響 ・二期会

2011-07-10 | 藤原歌劇団 ・二期会
                            5FL1-5・5,000円

カラフ 福井 敬・・・好調で高音声域も良く声が飛んでいた・・・
 実は日比野さん目当てに・・やや不調ですか?・・聴かせどころ、自害にいたる歌唱で・・私は何時も泣けるのですが今回は・・
此処で絶筆で・・舞台は暗転して・・音楽の世界が変わり・・・終幕の愛の賛歌へ・・・氷の心も解けて・・解けた心はカラフへ・・流れ・・愛 愛 愛・・

 指揮は音楽の流れが速い・・良くオケ、歌手陣もついていたと想いますが・・
味わいに欠ける感も、歌手は歌い難い方々も?・・・Bキャストのカラフは如何で?
 合唱も元氣ある声量で、迫力はありますね

二期会HP
二期会創立60周年記念公演》
トゥーランドット
オペラ全3幕
原作:カルロ・ゴッツィ
台本:ジュゼッペ・アダーミ、レナート・シモーニ
作曲:ジャコモ・プッチーニ

会場: 東京文化会館 大ホール 上演予定時間:2時間45分(休憩2回含む)

指揮: ジャンルイジ・ジェルメッティ・・・凄い太鼓腹ですね・・・
演出: 粟國 淳
装置: 横田あつみ 衣裳: 合田瀧秀 照明: 笠原俊幸 振付: 松原佐紀子
演出助手: 久恒秀典、大森孝子 合唱指揮: 佐藤 宏
舞台監督: 大仁田雅彦 公演監督: 大島幾雄

トゥーランドット姫 ・横山恵子
カラフ(王子) ・福井 敬
リュウ(ティムールに仕える奴隷) ・日比野 幸
ティムール(退位したタタール王) ・佐藤泰弘
皇帝アルトゥム ・田口興輔
ピン ・萩原 潤 ポン ・村上公太 パン ・大川信之 役人 ・小林昭裕
合唱:二期会合唱団 管弦楽:読売日本交響楽団
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トゥーランドット
いつとも知れない伝説時代の北京。皇帝アルトゥムの美貌の娘トゥーランドット姫にダッタンの前国王ティムールの息子カラフが、その美しさの虜となる。カラフは結婚の条件である姫の三つの謎解きに命を賭けて挑み、見事に正解を答える。結婚を渋る姫に対し逆にカラフは自分の名の謎を与える。姫はティムールと仕えるリュウを捕らえ、カラフの名を明かさせようと強いる。カラフに思いを寄せるリュウはその秘密を守ろうと自らの命を絶つ。冷たい姫の心は解けるのであろうか?
オペラ全3幕
字幕付き原語(イタリア語)上演

原作:カルロ・ゴッツィ
台本:ジュゼッペ・アダーミ、レナート・シモーニ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
オペラの散歩道

30日 フィガロの結婚  東京二期会

2011-05-04 | 藤原歌劇団 ・二期会
                   上野・文化会館 5F/L1-17・4,000円

 歌手が粒揃いで、歌唱力が高い・・演技も活き活きが伝わり、演出家の力・・中々ヤルて感じが・・

二回公演の二回目・Aキャスト・・脇を固める歌手人に役者が多い、バルトロ:池田直樹 女中頭マルチェリーナ:清水華澄が・・・良かったですね

 スザンナ:菊地美奈、伯爵夫人:澤畑恵美が終始安定した歌唱ですね・・日本人歌手も巧い」・・
 ケルビーノ:杣友恵子・・今後、伸びしろを・・声のフレームの大きさを感じさせ・・潜在能力がオオアリと想いますが・・

 フィガロ:久保和範、アルマヴィーヴァ伯爵:鹿又透・・聴いていて声質が同系等に受け・・キャラも似ていた演出に写りましたが・・声量豊かで・・聴き応え十分でした・・ただ、4幕の舞台が暗いし、人物の動きが?、演出上での動きの問題かな?・・

 総じて2,3幕に演技歌唱が素晴らしく、指揮オケも弦のふくよかさ、オーボエの色あいも好きです

 フィガロ と ばら が 今回初めて似てることに気づくことに・・
<フィガロの結婚は1786年5月1日に初演。何と初演から> 225年目
 フィガロから125年後<ばらの騎士は 1911年1月26日に初演>から100年目・・、

 新国立で最近ばらを観て・・
伯爵、夫人の性格描写の対比感とか、何回も観てるオペラですが、今回は筋書きが良く似ている事に今気づくとは・・原点は225年前の音楽、原作に・・音楽の魂が今も脈々と繋がり・・今に奏でる・・・楽しく、面白く観ました

東京二期会オペラ劇場「フィガロの結婚」
日時 4月30日(土) 14:00開演(13:00開場)
(全4幕・原語(イタリア語)上演・字幕付)
指揮 デニス・ラッセル・デイヴィス
演出 宮本亜門
出演
アルマヴィーヴァ伯爵:鹿又透(かのまたとおる)
バス・バリトン
国立音楽大学首席卒業。在学中矢田部賞受賞。同大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ修了。修了時に優秀賞受賞。文化庁オペラ研修所修了。NHK洋楽オーディション、東京文化会館オーディション等に合格。1992年秋より、文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学し、L.サッコマーニ、V.ボッローニの両氏に師事。
  
伯爵夫人:澤畑恵美
澤畑さんの夫君は都響のソロ・コンサートマスターの矢部達哉さんですね。ご夫婦で共演なさることもありますし、また家庭を持ったことで、演奏の質は変わりましたか?そうですね。主人とは音楽という枠でつながっていますが、互いの演奏に対してはあまり意見を言い合うことはありません。演奏に関しては、結婚というより、子供が生まれたことでの変化の方が大きいかもしれません。以前はまず演奏者としての自分が第一でしたが、子供が生まれてからはそうも言っていられず、自分は二の次になりますが、「七夕」や「お月見」などの季節の行事も、子供がいるから意識するようになったし、家族との時間が、「にほんのうた」を歌う時、自ずと若い頃には埋まらなかった部分を満たしてくれるように感じることはありますね。二期会より

伯爵の小姓ケルビーノ:杣友恵子Keiko Somatomo
徳島県出身。東京学芸大学を経て東京芸術大学声楽科ソプラノ専攻卒業。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース声楽部門修了。芸大卒業時に徳島シティフィルと「コンツェルトの夕べ」で共演。尚美ディプロマコース一年次に尚美学園主催「フレッシュコンサート」出演。2年次にはメゾソプラノに声種転向する。3年次には「サマーコンサート」で尚美学園オーケストラと共演。その他、多摩六都協議会主催「フレッシュコンサート」出演。

フィガロ:久保和範(くぼ かずのり)
バリトン
香川県生まれ。東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院修士課程修了。文化庁オペラ研修所第9期生修了。平成7年度文化庁芸術家在外研修員としてニューヨークに留学。平野忠彦氏に師事。
 読売新人演奏会出演。第1回ヴォーチェ・ブリランテ・オペラコンクール第1位。第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。木下賞受賞。兵庫県知事賞受賞。
  フィガロの許婚スザンナ:菊地美奈HP

医者バルトロ:池田直樹 女中頭マルチェリーナ:清水華澄ブログ
音楽教師バジリオ:吉田伸昭
判事ドン・クルツィオ:渡邊公威
庭師アントニオ:境信博
アントニオの娘バルバリーナ:砂田恵美HP
花娘1:盛田麻央
花娘2:長谷川忍
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 二期会合唱団
にのじ@東京フィル奏者の方
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各ブログが
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東日本大震災 ストラディバリウス売って支援の寄付金
毎日新聞 4月28日(木)19時48分配信
ストラディバリウスの名器「レディ・ブラント」
 東日本大震災の被災者支援に所有するバイオリンの名器を役立てたいと、日本音楽財団(塩見和子理事長)は28日、ストラディバリウス1丁を英国で6月にオークションにかけ利益を寄付すると発表した。イタリアのクレモナで1721年に製作されたもので、楽器を演奏家に貸与する同財団が所有する21丁の弦楽器の中では最高クラス。詩人バイロンの孫娘が一時期所有していたため「レディ・ブラント」の名があり、作られた当初の形をほぼ完全に残している。
【皆さま、どうぞお願いします】被災地への義援金の主な受け付窓口
 ストラディバリウスは通常、2億~4億円で取引されているが、特別のものは10億円を超すこともある。塩見理事長は「落札価格は予想もつかないが、今回の特別の意味を理解していただけると思う」と期待する。オークションはロンドンで6月20日、弦楽器専門商のタリシオで行われる
世界の指揮者
カール・ベームが・・
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みき美樹さんブログ、新国立で・・
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解説原作は喜劇『セビリアの理髪師』(第1部 1775年 / パイジエッロ(1782年)、ロッシーニ(1816年)がオペラ化した)、正劇『罪の母』(第3部 1792年)とともに3部作と言われている。『フィガロの結婚』は前作『セビリアの理髪師』の好評を受けての続編。正式な題名は『狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚』(La Folle journée, ou le Mariage de Figaro)。この戯曲は1786年にパリで初演され、前作以上の評判を得た。

封建貴族に仕える家臣フィガロの結婚式をめぐる事件を通じて貴族を痛烈に批判しており、度々上演禁止にあった。このような危険な作品をオペラ化し、神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世のお膝元ウィーンで上演できた理由は不明だが、ダ・ポンテの自伝によれば、彼がうまく皇帝を懐柔して許可を得たことになっている。皇帝自身が上演に乗り気だったという説もあり、また皇帝の妹であるマリー・アントワネットが原作を好んでいたことも理由の1つと考えられている。
ウィーンのブルク劇場で1786年5月1日、モーツァルトが30歳の時に初演
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ばらの騎士・・解説
初演は入念なリハーサルの後1911年1月26日、ドレスデン宮廷歌劇場で、エルンスト・フォン・シューフの指揮、ゲオルク・トラーとマックス・ラインハルトの演出により上演され、未曾有ともいえる大成功を収めた。すでに作曲家としての地位を確立していたシュトラウスの新作に対する世間の期待は高く、ベルリンからドレスデンまでの観劇客用特別列車が運行されたほどである。引き続き50回におよぶ再演が続けられたほか、


シュトラウスはこのオペラを作るにあたり、「モーツァルト・オペラ」にしたいと考え、前作『エレクトラ』の台本作家であった詩人のホーフマンスタールと再び手を組んだ。物語の舞台はマリア・テレジア治世下のウィーンに置かれ、ロココの香りを漂わせつつ、遊戯と真実を対比させた作品として仕上げられた。筋がフィガロの結婚と似ているのはこのためである
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5・6日 ルチア:佐藤美枝子・:光岡暁恵エドガルド:村上敏明 ・小山陽二郎 ・藤原歌劇団

2011-03-06 | 藤原歌劇団 ・二期会
上野・文化会館・5日 5FR2-5・2,000円・後半1列目に移動、上野・天井桟敷は意外と観やすいし音が良く通りますね・・
          6日は5FL1-9・2000円後半2列目に・・6席程空席でユッタリ靴も脱いで、鑑賞

5日、エドガルド:村上敏明・・・驚き桃の木‥村上さん・・素晴らしい高音声域ですね、日本人歌手のテノールでこんなに素晴らしい歌手がいるとは・・聴いていて、オテロを聴きたいと想いました・・

ルチア:佐藤美枝子・・・ご本人も記念碑的な歌唱になったのでは・・聴き応え十分は3幕の狂乱の場が、文句なし歌唱、演技ですね・・涙を誘われました・・
 3年程前は良く、追っかけしました・・

指揮 園田隆一郎 、東京フィルハーモニーも休憩後、大分まとまって、指揮者の求心力、音楽の推進力がまして・・良くなった・・出足から金管が??・・

 舞台装置が殆ど無い代わりに、上手く照明に工夫を感じましたが・・
歌唱を邪魔しない・・合唱、歌手の動きですね・・男声合唱が上手いと感じましたが

6日 驚き、桃の木、山椒の木です、ルチア:光岡暁恵、エドガルド:小山陽二郎、エンリーコ:須藤慎吾の三氏の歌唱が素晴らしく、1幕から指揮、オケが一段と音楽に入り込んだ感じに・・こんなに凄い演奏が出来るのであれば、・・5日は何だった、同じ指揮者、オケ軍団ですよね・・えらい違いが・・ここでも驚きが・・

1幕から3人の歌唱が全開で凄い・・総合力、調子の良さでは、今日が良かった
性格俳優としても、歌唱からも・・人物像が出ていた・・

ルチア:光岡暁恵さん、素晴らしい逸材ですね、
最近聴いた、サロメの大隅さんと今後が楽しみ

 藤原歌劇団「ルチア」 フォト              日時 3月5日(土) 15:00開演
演目 ドニゼッティ:歌劇「ルチア」(全3幕・原語(イタリア語)上演・字幕付)

指揮 園田隆一郎HP
演出 岩田達宗
出演
ルチア:佐藤美枝子
エドガルド:村上敏明
エンリーコ:谷友博
ライモンド:彭康亮・・・・バス、声質、此方が私の好みですね
アルトゥーロ:川久保博史
アリーサ:牧野真由美
ノルマンノ:所谷直生
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 合唱 藤原歌劇団合唱部

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藤原歌劇団「ルチア」
日時 3月6日(日) 15:00開演(14:00開場 ※プレトーク14:15~)
演目 ドニゼッティ:歌劇「ルチア」(全3幕・原語(イタリア語)上演・字幕付)
指揮 園田隆一郎
演出 岩田達宗
出演
ルチア:光岡暁恵経歴
エドガルド:小山陽二郎HP
エンリーコ:須藤慎吾
ライモンド:デニス・ビシュニャ
アルトゥーロ:上本訓久
アリーサ:ニ渡加津子
ノルマンノ:藤原海考
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 藤原歌劇団合唱部 ・・・二日連続で、合唱が良い・・

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 7月30,31日に 大野和士指揮者、復帰が、大野さん無理せず・・
京都響も指揮予定ですね
群馬交響楽団
発売開始日時:2011年3月1日(火) 10:00
公演日:2011年7月30日(土)
会場:ベイシア文化ホール 大ホール (群馬県)
詳細・お申込みはこちらからどうぞ
⇒ http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1106742&rlsCd=001
【一般発売】
群馬交響楽団
発売開始日時:2011年3月1日(火) 10:00
公演日:2011年7月31日(日)
会場:太田市新田文化会館 エアリスホール (群馬県)
詳細・お申込みはこちらからどうぞ
⇒ http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1106743&rlsCd=001
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7月24日(日) 14:30 京都コンサートホール
京都市交響楽団 定期演奏会
マーラー:交響曲第3番
アルト:小山由美
合唱:京響市民合唱団(女声)、京都市少年合唱団
開演前の14時10分からプレトーク

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ミュージック・ブランチ第9回  村上 敏明(テノール)&藤原 藍子(ピアノ)

ファウストの劫罰 ・ファウスト樋口達哉 ・マルグリート・林 正子 ・福井 敬・小泉詠子

2010-07-18 | 藤原歌劇団 ・二期会
                  4公演2回目 16日4FR2-27・3,000円安い
                     3回目 17日4FR2-26・5,000円妥当な額

 以前サイトウキネンで観てますが・・音楽自体記憶が薄い・・こんなに良い音楽とは
結構アリア、合唱と素晴らしい創造性、想像性が・・演出から魔笛、地獄落ちと何処かで観た様な似ていて、連想が・・

 ファウスト・樋口達哉、マルグリート・林 正子・・この両者が歌唱、演技と良かったですね、指揮オケから奏でる弦の美しさ・・香りが漂ってました、ソロでヴィオラ、木管にあわせて、アリアが何と美しい・・・ベルリオーズて中々ヤル・・

 ファウスト・福井 敬、マルグリート ・(林 美智子)17日小泉詠子・・・福井さんは二度目歌唱ですね、今日の歌手陣男声は一本調子の感じで劇性に欠けていた?様に感じましたが
・・樋口さんとの歌唱の比較感では、好みは樋口さんですが・・

 小泉さんは初役、初歌唱ですね・・感情移入も良く、丁寧な、綺麗な歌唱、発声、発音と好感持てますね、今後の活躍に期待感が・・

 ブランデル・ 佐藤泰弘・北川辰彦・メフィストフェレス泉 良平・・でそれ程のアリアでも無い様なところで・・・盛大な2,3名の方々のブラヴォーが、各氏の応援団?かな・・以前も不愉快を感じましたが・・今回も此れはいけません?・・一瞬でホール波動・音楽波動を崩すと想いますが?・・・
 指揮者、オケは4回連続演奏ですが、2回目より3回目は??気持ち減?湿度の違い?かな・・・
 今日は樋口・林コンビが観ても損は無いと想います・・
 
ファウストの劫罰  4部からなる劇的物語 字幕付原語(フランス語)上演
原作:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ「ファウスト」
台本:エクトール・ベルリオーズ、アルミール・ガンドニエール、
ジェラール・ドゥ・ネルヴァル
作曲:エクトール・ベルリオーズ
公演日:
東京文化会館 大ホール(JR上野駅公園口前)
2010年7月15日(木)19:00 16日(金)14:00※
17日(土)14:00 18日(日)14:00
開場は開演の60分前/上演予定時間:約2時間30分
※…カフェラントマン スペシャルデー
指揮: ミシェル・プラッソン
演出・振付: 大島早紀子
装置: 松井るみ 衣裳:太田雅公 照明:沢田祐二
演出助手: 三浦安浩
合唱指揮: 大島義彰 音楽アシスタント: 佐藤正浩
舞台監督: 八木清市 公演監督: 三林輝夫
配役
ファウスト  ・福井 敬15日17日・樋口達哉 樋口氏 談話16日18日
マルグリート ・(林 美智子)17日小泉詠子
 東京学芸大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。現在、同大学院博士課程
 これまでに、ヘンデル「メサイア」、バッハ「マニフィカト」、ラインベルガー「レクイエム」、ベートヴェン「第九」、ハイドン「軍隊ミサ」等のソリストを務める。2005年には芸大合唱定期、ブルックナー「ミサ曲へ短調」「テ・デウム」のソリストオーディションに合格、出演。同年、芸大オペラ定期においてもモーツァルト「皇帝ティートの慈悲」にアンニオ役にて出演する他、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「魔笛」童子役で出演。近年はスペイン歌曲の分野でも研鑽を積み、2006年芸大吹奏楽定期では、ファリャ「三角帽子」のメゾソプラノ独唱を務めた。
マルグリート・ソプラノ・林 正子15日16日18日・HP
メフィストフェレス 小森輝彦 ・泉 良平16日・18日
ブランデル      佐藤泰弘 ・北川辰彦16日・18日

 ダンス陣は・踊る形容に意味は解らないのですが・・何方も舞台栄え良い・・

メインダンサー:白河直子
ダンサー:木戸紫乃、・小林史佳、・斉木香里、
・泉水利枝、・池成愛、・野村真弓  

 合唱:二期会合唱団・・良く歌い込んでいた様で、良い出来では・・
東条氏 批評写真もあり・・

児童合唱:NHK東京児童合唱団  管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*やむを得ない事情により出演者が変更となる場合がございます
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作曲
1824年頃、ベルリオーズは『ファウスト』のフランス語訳を購入した。たちまち『ファウスト』の虜になったベルリオーズは
この素晴らしい本は、最初から私を魅了した。あらゆる機会に読み漁った。そして、これを音楽にしようと決心した。
と回想している。夢中になった勢いで「『ファウスト』からの8つの情景」を作曲し、自腹で楽譜を出版した。得意になっていたベルリオーズは総譜をゲーテに贈呈したが、ゲーテが知り合いの音楽家であるカール・ツェルターに楽譜を見せて意見を聞いたところ、ツェルターは曲そのものを否定。ゲーテも何となくそれに賛同したため(ゲーテは音楽方面の知識は素人よりやや上程度だったと言われる)、総譜はベルリオーズの元に返され、「『ファウスト』からの8つの情景」はそのまま20年近く放置された。
1845年、何が原因でかベルリオーズの『ファウスト』病が再発する。この頃、ベルリオーズはハンガリーやオーストリアを演奏旅行していたが、『ファウスト』病の再発で、長く放置されていた「『ファウスト』からの8つの情景」を掘り出し、それを元に自ら台本を書き、「劇的物語」と命名して作曲を続けた。作曲途中、ハンガリー楽旅中に採りあげて喝采を浴びた「ラーコーツィ行進曲」をどうしても使いたくなり、原作の設定のうち冒頭の部分を強引にドイツからハンガリーへと変更した。
フランス語による台本は、ジェラール・ド・ネルヴァル、アルミール・ガンドニエールとベルリオーズによる。
初演
1846年12月、パリ・オペラ=コミック座で初演された。しかし結果は芳しくなく、この作品が初めて喝采を浴びるようになったのはベルリオーズが亡くなってからの事であった。
日本初演は、本来の演奏会形式では1936年6月20日の東京音楽学校定期演奏会にて。指揮はクラウス・プリングスハイム。舞台形式では1951年11月28日、東京芸術大学歌劇研究部による文部省芸術祭公演・都民劇場公演。指揮は近衛秀麿。この間の1945年3月10日には、日本語訳での初演が東京交響楽団臨時公演で行われるはずだった。しかし、前日から当日にわたった東京大空襲により、御成門にあった練習所が総譜、楽器ごと焼失してしまった。
オーケストラの編成
フルート3(ピッコロ1持ち替え)、オーボエ2(コーラングレ1持ち替え)、クラリネット2、バス・クラリネット、バスーン4、ホルン4、トランペット2、ヴァルヴ式トランペット2、トロンボーン3、オフィクレイド、チューバ、ティンパニ2対(奏者4)、大太鼓、タンブリン、シンバル、トライアングル、タムタム、鐘、ハープ8~10、弦五部(最低で第1ヴァイオリン15、第2ヴァイオリン15、ヴィオラ10、チェロ10、コントラバス9
登場人物
ファウスト(テノール)
メフィストフェレス(バリトンまたはバス)
ブランデル(バス)
マルグリート(メゾ・ソプラノ)
混声6部合唱(ソプラノ2部、テノール2部、バス2部)
児童合唱(ソプラノ2部)
演奏時間
第1部:約17分、第2部:約50分、第3部:約40分、第4部:約36分。計約2時間23分。
あらすじあらすじ
第1部
ファウスト伝説やゲーテの原作にはない、ハンガリーの場面に始まる。ハンガリーの丘の上にたたずむファウストの耳には農民の歌や踊りが聞こえてくるが、ファウストの気分は沈んでいる。遠くにはハンガリーの兵隊の行進(『ラーコーツィ行進曲』)の音が聞こえてくる。
第2部
ファウストは深く沈んだ気分で書斎にこもり、絶望の果てに自殺を決意する。しかし、毒入りのカップを口に運んだとき、教会の鐘が鳴り、賛美歌が聞こえてくると、ファウストは再び生きる気力を取り戻した。そのとき突然、トロンボーンと木管楽器の音色に乗せて悪魔メフィストフェレスが現れる。メフィストフェレスはファウストを外へ連れ出す契約をし、ファウストもこれに合意する。そして、ライプツィヒのアウエルバッハ・ケラーという酒場(実在する)へと連れて行く。そこにいた酒飲みのブランデルは『鼠の歌』をうたい、その仲間たちがそれに連なりフーガの大合唱になる。続いてメフィストフェレスが『蚤の歌』を歌う。しかしファウストは気が滅入り他の場所はないのかとメフィストフェレスに要求する。
第3部
ファウストとメフィストフェレスはマルグリートの家に侵入する。マルグリートはトゥーレ王の歌を歌う。メフィストフェレスは鬼火を召喚し、鬼火はマルグリートの周りの周りで踊り始める(『鬼火のメヌエット』)。
ファウストはマルグリートの前に姿を現す。すると、マルグリートはファウストのことを夢に見たと告白する。2人は愛の二重唱を歌うが、そこへメフィストフェレスが入り込み、マルグリートの母親が町中の人を連れて近づいてきているからここを速やかに立ち去らなければならない、とファウストに告げる。ファウストはマルグリートに別れを告げて去る。
第4部
マルグリートは家でファウストが帰ってくるのを待ちながら『紡ぎ歌』を歌う。再び学生と兵士の行進に移るが、そこにファウストの姿はない。場面は森と洞窟に移り、そこでファウストは『自然への祈り』を歌う。メフィストフェレスはファウストに、マルグリートが絶望のあまり母親に多量の睡眠薬を飲ませて殺し、今は刑務所に拘留されていて、明日には絞首刑になる、と伝えた。ファウストは混乱したが、メフィストフェレスは、自分にはマルグリートを救うことができると説明した。ただしそれには、ファウストが自分自身の魂を放棄するという契約書にサインしなければならない。そして、ファウストはこの契約に応じる(そのとき、台詞は一瞬途絶え、打楽器が破滅の予感を示す音を演奏する)。
メフィストフェレスは馬を召喚し、それにまたがる(『地獄への騎行』)。ファウストはマルグリートを助けにいこうと考えていたが、しかしグロテスクな光景を目の当たりにしてファウストの心には恐怖が募っていく。彼らは急に止まり、鐘の音を耳にする。それはマルグリートの死刑が執行されるのが近いことを意味していた。そして、彼らはさらに速度を上げる。
周りの風景はさらに恐ろしく奇怪なものへと変化してゆく。天からは地の雨が降り、路上には骸骨が転がっている。メフィストフェレスは“infernal cohorts”を叫び、ファウストともに奈落の底へ落ちてゆく(なお、これは第1部と同様、原作とは話の筋が異なる)。
悪魔達はメフィストフェレスに対し、ファウストは本当に自ら魂を明け渡したのか尋ねる。メフィストフェレスはこれにうなずく。悪魔達は、悪魔の王子の名前を唱え、メフィストフェレスの周りを踊りながら、勝利の合唱を歌う。
エピローグ
解説風の合唱が、地獄の恐ろしさや『恐怖の神秘』を歌う。そこへファウストの契約通り、贖罪されたマルグリートの魂が現れる。マルグリートは天使達の合唱に連れられて天国へと迎え入れられた。

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サイトウキネンの
サイトウキネンのファウストの劫罰・・全て忘れています・・舞台装置が、額縁に人物を配して・・動きが・・影絵的な映像の記憶が・・
歌手・音楽に付いて・・記憶が曖昧です・・
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東条氏 批評・・大野指揮が素晴らしいと・・動画・動画
加藤氏美しい衝撃、大野&ルパージュ「ロシニョール」、エクサンプロヴァンス音楽祭・・・

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モーツァルトバナナ:“音楽熟成”で糖度アップ? 豊岡中央青果が出荷 /兵庫
7月13日13時4分配信 毎日新聞
 ◇「将来、京阪神にも」
 豊岡市福田の豊岡中央青果(鈴木栄一社長)は、音楽を聴かせながら熟成させたバナナを「モーツァルトバナナ」と名づけ、12日、出荷を始めた。
 食品の熟成過程で音楽をかけると糖度やうま味がアップするという「音楽熟成」を提唱している日本音楽熟成協会(米子市、杉原弘一郎理事長)の協力で始めた試み。
 今年3月に建て替えたバナナ熟成庫にスピーカーなど音楽設備を設け、フィリピンなどから輸入された青いバナナを1週間かけて熟成させる際、庫内にモーツァルトの音楽を流し続ける。熟成したバナナは、コウノトリがタクトを振っているラベルを付けて青果店などに出荷される。
 同様の試みは鳥取や宮崎県でトマトや日本酒、食肉、うどんなどに取り入れられているといい、鈴木社長は「ブランド力を高め、将来は京阪神などにも出荷したい」と話している。【皆木成実】
日本酒でも
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 皆さん ご協力を・・聴きに行きませんか
8月5日 PMFチャリティコンサートHP
PMFHPHP
PMFコンサート
NOMURA Presents PMFチャリティコンサートのお知らせ
2010年8月5日(木)7:00PM~
パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)と野村グループ主催のチャリティコンサートが開催!
ウィーン交響楽団の首席指揮者ファビオ・ルイジの名指揮を生で体感できるチャンスです。
この演奏会の入場料には、一律2,500円のRoom to Readへの寄付金が含まれています。


ジャパン・アーツ HP
NBS HP
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21日 デズデモナ・日比野幸 ・20日 オテロ・福井敬 ・指揮 ・リッツィ=ブリニョーリ  都響

2010-02-21 | 藤原歌劇団 ・二期会
               上野・文化会館 5F・R1-28・R1-19・2000円・安い
21日
 オテロの演奏に、陽陰、強弱 明影が克明に描写された演奏が、歌手もイヤーゴ、とデズデモナ・日比野さんの歌唱が素晴らしく、全体は成田組キャストの調子が上と感じました・・

 オテロ像は甲乙付け難いですね・・高音の切れ美しさは福井さんでしょうか、成田さんは以前トリスタを聴いていて、すり込まれいますので、声質が重たい感じで、イタリア語の歌唱は?演技は過剰過ぎず・・イアーゴ:大沼 徹さんとの対峙も良く、お互い存在感がありました・・毒を毒を・・オテロ、嫉妬、嫉妬が・・

 1幕の二重唱が素晴らしいですね・・立ち姿もオテロとデズディモナーとの背丈もバランス良く・・愛を歌い上げてました・・
 何と云っても聴き所の柳の歌・・アヴェ・マリアへと・・感情表現、弱音声域での美しさ・・涙が流れますね・・
 今回二度観て、僅か4,000円とは、安くて申し訳ないですね・・大いに楽しみました
私の印象では、新国立オテロより、二期会オテロが総合力では上位ですね・・

 都響の名演、私は、次回大野指揮を楽しみに待ちます。

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20日 都響の演奏が素晴らしい、当然指揮者が引き出した・・特に3幕、4幕が・・
福井・オテロ像が嫉妬に狂う歌唱、演技が凄い・・終幕にかけ・・柳の歌、アヴェマリア・・からデズデモナの死・・オテロの自害へ・・
 低弦にリードされ、何とも云えない・・オテロの苦悩が表現されてました・・
オテロで泣けるとは・・デズデモナで泣けたわけはありません(笑い)

 1,2幕は指揮者の解釈、オケの旋律・メリハリ感に歌手がかみ合わない、ついてゆけない感じが・・オテロ対イアーゴ:大島幾雄? の対峙・・

 柳の歌、アヴェ・マリア・・・アリアを聴きながら・・大隅さんの歌唱を・・想像してました・・今日は日比野さんが、楽しみです

 合唱の動きが良いですね、奥行きがあって、導線が良いと想いますが

20,21日 オテロ すじがき筋書き二期会HP  上野・文化会館
2月20日(土) 14:00開演(13:00開場)
演目 ヴェルディ:オペラ「オテロ」(全4幕・イタリア語上演・日本語字幕付)
指揮 ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ
演出 白井晃
出演 オテロ:福井敬   デズデモナ:大山亜紀子HP訳詞アヴェ・マリア
イアーゴ:大島幾雄   エミーリア:金子美香
カッシオ:小原啓楼   ロデリーゴ:松村英行
演奏 東京都交響楽団   合唱 二期会合唱団
 21日
オテロ:成田勝美  デズデモナ:幸さんブログ日比野 幸・・・追っかけしています  
イアーゴ:大沼 徹経歴経歴
エミーリア:加賀ひとみ  カッシオ:岡田尚之
ロデリーゴ:与儀巧    ロドヴィーゴ:三戸大久
モンターノ:鹿又 透伝令:倉本晋児 他

演出は
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幸さんブログ
オテロ
加藤氏ブログ
嫉妬・・この車、一千万円とか・・買えない、車に嫉妬する、モノで良かった・・己の心は・・愛する人への嫉妬でなく良かった・・笑い


BS TBSで放映・・観ましたが・・歌手が不調?ホールの音響が悪い?・・
・音録りが悪い・・私の再生装置が悪い?・・

・・演出・衣裳が・・2幕・・男性人はサングラス、黒の衣裳・・ヴィオレッタまで、めがね・・なんで??マフィア軍団の一員かな??解らない

指揮:飯森範親管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ヴィオレッタ:中丸三千繪
アルフレード:佐野成宏  ジェルモン:堀内康雄 他
放送日時: 2月14日(日) 22:00-24:30

オペラニュース
東条氏批評

■ ソプラノ 女声の一番高い音域.。
ソプラノ・コロラトゥーラ
 もっとも軽い声のソプラノ。レッジェロとも呼ばれる。細かい装飾的な技巧を使いこなす。
ソプラノ・リリコ
 高音域から中、低音域にわたってムラのない音量で発声し、表情豊かな叙情性を持った声。
 なかでも、比較的軽めの声をリリコ・レッジェーロといい、スーブレットと呼ばれる小間使い役(陰謀的で濃艶な役柄が多い)などが当てはまる。

ソプラノ・リリコ・スピント
 リリコより太く強靭な声で、力強く輝かしい高音域から、豊かな中、低音域を持つ。

ソプラノ・ドラマティコ
 リリコ・スピントより更に太く重く強い声で、劇的な表現に富んだソプラノ。
 役柄によってはコロラトゥーラの技巧を必要とし、それを歌いこなすソプラノをアジリタ(=敏捷さ)を持ったソプラノ・ドラマティコという意味で、ドラマティコ・アジリタともいう。
ソプラノ・スフォガード 力強い表現に適しているソプラノ

■ メゾ・ソプラノ ソプラノとアルトの中間の女声。

■ アルト
 女声の低音域。コントラルトともいう。最初はカウンターテナーのことを指した。
リリコ
 比較的軽めのメゾソプラノ。コロラトゥーラの技巧もこなす。
ドラマティコ
 より太く重く強い声を持ち、劇的な表現に適している。

■ テノール  最高音域の男声。
テノーレ・レッジェーロ 軽い声のテノールで、コロラトゥーラの技巧もこなす。

テノーレ・リリコ 声の表情に富む叙情的な歌唱に適したテノールで、役柄も多い。

テノーレ・リリコ・スピント 輝かしく強靭な声のテノール。

テノーレ・ドラマンティコ より太く重く強い声を持ち、劇的な表現に適している。

テノーレ・エローイコ 英雄役に適したテノール

テノーレ・ロブスト 頑丈でたくましい表現に適した声質のテノール
ヘルデン・テノール
 ワーグナーの英雄役を歌うテノール。トリスタンやジークフリートなど。
■ バリトン
 テノールとバスの中間になる男声。男声のうちもっとも美しいとも言われる。
 高い音域をテノール・バリトンまたはハイ・バリトンと、低い音域をバス・バリトンと分ける場合もある。

カヴァリエ・バリトン 騎士的表現に適した声質のバリトン

■ バス
 男声で、もっとも人声中低い音域を持つ。
バッソ・ドラマティコ
 劇的な表現に適した、太く強靭な声。
バリトノ・ブッフォ
 18.19世紀のオペラ・ブッファの中で、早口で軽妙に歌うバリトンを言う。
バッソ・ドラマティコ
 男声の中でもっとも低音域の太く思い声で、劇的な表現に適している。
 中でも低く壮厳な雰囲気を持つ役柄をバッソ・プロフォンドという。
バッソ・パルランテ よく喋るのに適したバス

バッソ・セリオ 壮重なバス

バッソ・カンタンテ 滑らかな旋律を歌うのに適したバス

■ ベルカント
 『美しい歌』の意味だが、イタリアの歌唱法を差す。
 劇的表現より、音の美しさ、むらのない柔らかさや、なめらかな節回しに重点がおかれる。
 イタリア・オペラや、モーツァルトのオペラにもっとも理想的な唱法。
二期会ブログ
皆様のブログ
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五島記念文化賞:受賞者決まる
 ◇第21回五島記念文化賞(五島記念文化財団主催)
 美術新人賞は上田順平(工芸)、田口和奈(現代美術)の2氏に、オペラ新人賞は柴田真郁(指揮)、岡田尚之(テノール)、大沼徹(バリトン)の3氏に決まった。賞金50万円と、1年間の海外研修助成を受ける。贈呈式は4月7日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで。
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日本酒“良・縁”イタリア料理 リゾットに純米大吟醸(産経新聞) - goo ニュース来場者はイタリアンチーズをつまみに燗酒(かんざけ)を味わったり、野菜のオリーブ油漬けやアンチョビーと日本酒との食べ合わせを楽しんだり。レストランでは、ピエモンテ料理と日本酒の賞味会も開かれた。