2005年6月12日 (日) ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー
6/12(日)15:00開演 すみだ・1F28-18 8千円・安い
ティンパニのアタック感 弦・木管のバロック奏法等 オケ・声楽・合唱
三位一体で統一感が際立ち アンサンブルが心地よい 初めてトリフォニーで外来オケを聴く・・
対向配列と 歌手陣が右奥その後ろにティンパニが・・合唱が従来の半分数位で 全てバランス良く 歌あり共振性あり 素適な第九となった・・
比較感からは・・ハーディングと解釈が同等かな?・・ラトルの第九より煥発・力を感じさせ 楽しく聴けた
曲 目: ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」
出 演: フィリップ・ヘレヴェッヘ[指揮]
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団[管弦楽]
アンナ・コロンディ[ソプラノ]
マリアンネ=ベアーテ・キールラント[アルト]
アンドレアス・ヴェラー[テナー]
トーマス・バウアー[バリトン]
栗友会合唱団
2005年5月16日 (月) 17日 フェニーチェ歌劇場 再建記念コンサート
:2005年5月17日(火) 5FL1-13 6千円・安い
■会場: 東京文化会館 大ホール
オケがピットから舞台上に・・響きが違う・・歌あり 劇場オケとしての誇りを感じさせた 今回の演奏で 白眉はシュレーダーの道化師イ・パリアッチのプロローグ(前口上)が凄い 椿姫で聴きそれ程では?印象が 其れが大ホームラン・・
あと合唱が上手い オペラ2公演で今回の一番の印象が合唱に・・場外大ホームランである・・実に楽しい 音楽に酔った 夜となる
: [指揮]マウリツィオ・ベニーニ [独奏・独唱]ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)/アンドリュー・シュレーダー(バリトン)フェニーチェ歌劇場合唱団
2005年3月7日 (月) エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
サントリー 2FP6-8 4000円・超安い
マーラー九番が優れ物・・何回聴いても感動が
自己肯定・絶望・諦め・活きる・・全ての過去の想いが・・音楽に
エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
曲目 マーラー:交響曲第9番 ニ長調
横浜みなとみらいホール 大ホール 3F R1-2 安い
4千円・ネット(4200) ワイン・500円ドリンク券付き)
指揮:エリアフ・インバル◎/ピアノ:横山幸雄 △
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」○
ベルリオーズ:幻想交響曲◎
幻想が 初めて感動であった・・音 響きに 力・劇性が
オケ奏者が 木管が巧い 弦群の合奏力が 見事で
ベルリンフィルを目標と・・日本オケと大きな違いが・・弦群の合奏力差・・特にバス チェロの 独特の響きの差が・・本質的な技量の差 給料の差??
トイツ・ベルリン周辺にも多数のオケが存在するが・・在京オケの数等
競争力・聴衆の動員力は同じような環境と思われるが・・何故 日本オケの貧弱さが目立つのか??
ベルリン交響楽団― 2005年3月のベルリン交響楽団との日本ツアーでは5番と9番を演奏されますね。
インバル: これらは本当に素晴らしい曲です。5番は、人生の淋しさや哀しさ、貧しさ、その絶望の中から生まれてくる希望や愛情、生きる喜び、未来を信じることなど、人生のすべてが入っています。一方、9番は送別の交響曲です。人生の最期の音楽です。一生を振り返って、幸せだった経験、また一方で悲劇を思い出す。特に最終楽章は、音楽の頂点に立つものだと思います
― ベルリオーズの「幻想交響曲」はいかがでしょうか。
インバル:「幻想交響曲」は音楽史上革命的な作品です。ベルリオーズは音楽の中に新しい言葉を発明し、新しいオーケストラの響きを創りだしたのです。私の考えではベートーヴェンとベルリオーズの作品は音楽史上の「革命」です。ベルリオーズはベートーヴェンからたくさんのことを学んでいます。発想力も大変優れていたので、学んだことに縛られずに自由に曲を発展ささせることが出来たのです。たとえば人生の「不安」や「夢」を、それまでにはなかった新しい「色」で表すことに成功しました。
― 若い聴衆のコンサート離れについてはいかがお考えですか?
インバル: 私達は若者をリハーサルに招待したり、子供向けのコンサートも企画しています。その甲斐あって、最近は私達のコンサートに随分若い人が増えてきたように感じます。興味深いのは、私が指揮者になった当時から、聴衆の中心は50~60代でしたが、やはり今も同じ年齢層だということです。30代の人々というのは子供も小さいし、仕事も一番忙しい時期であったりして、時間的金銭的余裕がないのでしょう。
― 指揮の魅力とは何でしょうか?
インバル:今までの私の指揮者としての経験はとても大きなものです。それは私にとって宇宙とのコミュニケーションであり、神との交流でもあります。指揮しているときに感じられる瞑想の深さや緊張感の強さは他では決して得られないものです。そしてそれを得るために私は指揮者になったのです。
2005年2月27日 ブロムシュテット ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ブル7番 圧倒的な波動が 連続してドイツオケの実力が 個々にオケの魅力と奏者が巧い・・
ブロムシュテットとの信頼関係に裏打ちされた 音楽創造が 豊な弦群の響き と木管のブラス力は シュターツカペレ と比較すると 弦は豊かさ クリヤー感が・・木管のブラス 力は 甲乙付け難い 響きとなる・・実力を如何なく発揮した
4番 明るさとメンデルスゾーンの 性格の良さ・苦労していない と思える 音楽が・・何処か新世界に似ている?故郷は遠方ありて思うもの・・望郷の想い 風土を感じえた 4番となる・・リズム感が気持良い・・
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスは
1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を・・
指揮 ブロムシュテット
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 op.90 「イタリア」
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1743年ライプツィヒの商人たちがコンサート協会を設立、音楽家の支援を始めた。1781年にコンサート会場を織物会館(ゲヴァントハウス)に移す。1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を高め、その後も、ニキシュ、フルトヴェングラー、ワルター、アーベントロート、コンヴィチュニー、ノイマンらが伝統に磨きをかけた。
歴史的な音楽家たちとの関わりは数知れず、ベートーヴェンの三重協奏曲とピアノ協奏曲《皇帝》、シューベルトの交響曲《ザ・グレイト》、シューマンの交響曲《春》、メンデルスゾーンの交響曲《スコットランド》とヴァイオリン協奏曲ホ短調、ワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ブルックナーの交響曲第7番など多くの傑作を世界初演している。
旧東独時代から26年に及んだマズア時代を経て、1998年にブロムシュテットが第18代のカペルマイスターに就任。2005年秋からはリッカルド・シャイーが後を継ぐ。 年間に、ライプツィヒ市での約70回の大コンサート、ライプツィヒ・オペラのレギュラー・オーケストラとしての演奏、トーマス教会での毎週のバッハ・カンタータ演奏、さらに世界各地での約35回の客演や録音など、多岐にわたる活動を続けている。
ヘルベルト・ブロムシュテット
(ゲヴァントハウス・カペルマイスター)
1927年アメリカでスウェーデン人の両親のもとに生まれ、1929年家族と共にスウェーデンに移住。ストックホルム王立音楽院、ジュリアード音楽院などで研鑽を積み、指揮法はマルケヴィッチやバーンスタインに師事した。1953年クーセヴィツキー大賞を受賞。
オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響などの首席指揮者を歴任し、ドレスデン国立歌劇場首席指揮者としてオペラにも手腕を振るった。さらにサンフランシスコ響音楽監督、ハンブルク北ドイツ放送響首席指揮者を経て、1998/99年シーズンからライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のカペルマイスターを務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管をはじめ多くの主要オーケストラから客演の招きを受け、N響とサンフランシスコ響からは名誉指揮者の称号を贈られている。CDもベートーヴェン、シューベルト、シベリウス、ニールセンの交響曲全曲など多数くリリースしており、ゲヴァントハウス管とはブラームス、ブルックナー、ヒンデミットの録音がある。
2005年2月19日 (土) ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ
シューマンが 新鮮な感動が・・ブラームスがシューマンを先生と慕っていた事が
曲想から鮮明に浮かびだした日となった
シューマンの2番新日と4番を同日で聴き・・音型手法がブラームスに及ぼした流れを如何なく聞き取れた??ティンパニー オーボエ ソロヴァイオリン の音波動等・・ブラームスの一番二番 の交響曲が浮かぶ・・
ピアノ協奏曲は 高度な技量 音楽性 を如何なく発揮された演奏となり
バレンボイムの指揮振り 自らピアノ演奏 等・・当時の自作演奏を彷彿させる 演奏会となり・・楽しめた
マーラー7番 圧倒的なブラス 弦の弾き込み 演奏に熱い 力と 独自の音色感が やや重たい 厚みある 弦群の響き 対向配列の妙が 其れと金管 木管 ブラス 力 が長年オペラでの培った呼吸 間 それでいて バランスを崩す事なく 圧倒的なアンサンブル 合奏力 となる
2005年3月15日 (火) トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
東京オペラシティ 1F 12-11 5千円・超安い
何年振りに1階のS席・5千円安い トヨタさん感謝・・佐藤ソプラノが非常に良い・・己の五感・五官の壁を取り払った・・歌唱力・声質がふくよかと伸びのある高音域と感情移入の見事さが・・相当練習 歌い込みしたと思われ・・己の物にしたと・・
オケが巧い・・大多数の方がウィーン歌劇場 ウィーンフィルのメンバーで 機微 鼓動 快活さ・・各自の奏者が 技量高いし 歌手と 奏者が正しく音楽をしていると
2番が1800年代の編成室内楽交響曲を聴かせた・・・此れが又最高のアンサンブルで
2楽章の弦群と木管の掛け合いが 楽しい し 実に巧い よく呼吸が合う・・
トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
「愛・地球博」開幕記念コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~ウィーン・プレミアム・コンサート
佐藤美枝子(Sop)
・モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」より序曲、「私は行くが、君は平和に」
J.シュトラウスII:春の声op.410
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より 「偉大なる王女様」
モーツァルト: 歌劇「魔笛」より序曲(J.ハイデンライヒ編)、
「若者よ、恐れるな」[復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え
ベートーベンの交響曲第2番
2年前の感想が イタリアのトルコ人
佐藤美枝子の歌唱が優れものである
二幕のアリア 浮気心が多く・・だが年老いた 夫を失うとなると・・改心され・・見事に感情表現と演技が 巧い 前回のミミ役から場慣れ 自信 良く歌い上げ 練れた声・歌唱が良く 詩人の進行役が 役に成りきり 舞台に快活さ 溢れていた。 オケの音色は 若干重い響が 歌心が不足気味であったが 2幕より健闘していた 曲想が 鼓動の高まり リズム感高まり 楽しさが 増幅され 素適な舞台となった 2003年03月10日
ロッシーニ・イタリアのトルコ人 東京・文化 5FR-9
指揮・マウリツィオ・ベリーニ オケ・東フィル
フィオリッラ・佐藤美枝子 セリム・矢田部一弘詩人・ロレンツォ・レガッツォ
世界屈指の演奏家集う、トヨタ・マスター・プレイヤーズ公演
世界でも指折りの演奏家らが集うオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」が今月17日から、全国5都市で6回の演奏会を開く。愛知万博(愛・地球博)の開幕記念公演だ。
トヨタ自動車のメセナ活動の一環として企画されたもので、ウィーン国立歌劇場の協力を得て、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場のメンバーを中心に30人で構成されている。
2005年4月12日 (火) 18日 ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
初台オペラシティ3F R2-17 5千円(5,500円ネット)安い
メンコンは生聴きは初めて・・若き頃LPで良く聞き・・何か物足りないリズム感
音型が・・やはり生でも・・何かが・・
ブル6番・・7番は各オケが多数演奏の機会があり・・過去を思い振り返り・・初めての生聴きが6番に・・流石 ブラス力 弦群の合奏力が凄いffで 音型が崩れる事無く
一点の力ある響きと 弦群とのアンサンブルが 大伽藍の音楽を創り上げた
ケント・ナガノ とオケの良好な関係が感じられた
ケント・ナガノ指揮◎ ベルリン・ドイツ交響楽団◎
庄司紗矢香(Vn)○ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 ○
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106◎
03年の感想・・
ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
28日 サントリーホール 2FRA1-10
ブラームス1833-1897・ ドイツ・レクイエム1869年
ソプラノ・ルート・ツィーザク バリトン・シュテファン・ゲンツ
合唱・ベルリン放送合唱団
リーム1952-・記されたものの解読ー管弦楽のための4つの小品2002年
レクイエム2楽章後リーム第1曲 3楽章後第2曲 4・5楽章後第3曲 6楽章後4曲 最後の楽章レクイエムを演奏した・・・133年の時空が現代作曲家リームと・・ブラームスを結び付け・・・・ケント・ナガノ・・ベルリン・ドイツ オケが 今の時を奏でる・・理解出来るには長い時間と非常に高い感性が必要かな・・前半は・・・何故・・何故と・・ドイツ語圏から・・言葉の無い・・夢想な幻想的な世界リームへ・・・又ドイツ語圏に引き戻され・・感じかな・・・・合唱の響きが・・今も・・ 2003年10月29日 10時
大植英次指揮 ハノーファー北ドイツ
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー サントリー 8日・9日 2F・RA-2-9 7千円 妥当な額
8日 ワーグナー・タンホイザー序曲 マーラー・亡き子をしのぶ歌 ナタリー・シュトゥッツマン ブラームス・交響曲第1番
9日 ブラームス・悲劇的序曲 R.シュトラウス・交響詩 死と変容 ベートーヴェン・交響曲第3番 変ホ長調
両日とも緻密なアンサンブルに欠けていたが全プロとも 全力指揮 全力演奏は感じられた ppの弾き込み等 雑な印象が
白眉は コントラルト 亡き子をしのぶ歌
感情表現豊かな 歌唱にブラーヴァーである
1番3番ともに 今 今の音 横糸の音は良いと感じられたが・・縦糸となる 全曲に意たる音波動 物語 劇性が あのリズム あの主題 が 後に残らない・・アンコールが3曲あり ハンガリアダンスで手拍子を・・演奏会 終演の雰囲気としては最高
05年 バイロイトでトリスタン の指揮予定が・・一抹の不安と期待が・・成功を・・
2004年06月10日
1日 ジェシー・ノーマン
モノ・オペラ 文化5F R2-17 9千円 妥当な額
初めて見るオペラで舞台上はノーマン一人
一人芝居と声楽・リサイタル的な?・・
私の感性では・・理解不可能な・・
期待は 無調な 朗唱な・・展開が
声・・はメロディーライン 朗唱 電話を 介して 己の心・・現実・・夢・・幻想・・演技 朗唱 等 技量の高さを発揮した
オケ・指揮も・・語り・・抑制した響きに 陰陽があり 照明の色.光りの変化と
ノーマンの歌唱 演技が 見事に溶合い 秀演となる
シェーンベルク・期待 プーランク・声
指揮・アルトゥーロ・タマヨ オケ・東京フィル
2004年06月04日 06時43分50秒26日ロッテルダム・フィル
指揮・ゲルギエフ マーラー交響曲第9番 サントリー2F13-35
11,000円 超安い
始まる寸前に・・場内にノイズが・・指揮者気が付かず・・始まり・・延々と2楽章終了まで演奏を
2階の聴衆・・氣が分散で散々な 雰囲気となる
・・案内嬢の機転の無さと・・3楽章の始まりで中断に・・何十年と聞き初めての経験となる
補聴器 携帯 アラーム等特に注意したいものだ・・
3,4楽章と名演となり・・過去にマーラー9番で精神性・・ストーリ性を感じさせた演奏は無い・・キーロフの9番では力強さを感じさせたがロッテルダムは音の同一性・ホモゲニが
木管の個々の技量の高さ弦群の弾き込みが素晴らしい・・・
秋のウィーンフィルとゲルギエフが・・期待を
指揮者のカリスマ オーラを強く感じさせた演奏会となる
2004年05月27日 09時39分06秒
21日 ドレスデン シュターツカペレ
指揮・ベルナルト・ハイティンク
ブルックナー 交響曲第8番 サントリー2F LA4-11 15,000円 安い
オケ固有の響きと木管奏者の技量の高さと 弦の合奏力 が優れもの・・大河を流れ・・幹の太さ・・弱音から高音までの ダイナミックレンジの幅の広さを感じさせた・・秀演となる
過去のブルでは ウィーンフイル ハイティンクの7番を 超えた 感動が
2004年05月26日 09時38分28秒
6/12(日)15:00開演 すみだ・1F28-18 8千円・安い
ティンパニのアタック感 弦・木管のバロック奏法等 オケ・声楽・合唱
三位一体で統一感が際立ち アンサンブルが心地よい 初めてトリフォニーで外来オケを聴く・・
対向配列と 歌手陣が右奥その後ろにティンパニが・・合唱が従来の半分数位で 全てバランス良く 歌あり共振性あり 素適な第九となった・・
比較感からは・・ハーディングと解釈が同等かな?・・ラトルの第九より煥発・力を感じさせ 楽しく聴けた
曲 目: ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」
出 演: フィリップ・ヘレヴェッヘ[指揮]
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団[管弦楽]
アンナ・コロンディ[ソプラノ]
マリアンネ=ベアーテ・キールラント[アルト]
アンドレアス・ヴェラー[テナー]
トーマス・バウアー[バリトン]
栗友会合唱団
2005年5月16日 (月) 17日 フェニーチェ歌劇場 再建記念コンサート
:2005年5月17日(火) 5FL1-13 6千円・安い
■会場: 東京文化会館 大ホール
オケがピットから舞台上に・・響きが違う・・歌あり 劇場オケとしての誇りを感じさせた 今回の演奏で 白眉はシュレーダーの道化師イ・パリアッチのプロローグ(前口上)が凄い 椿姫で聴きそれ程では?印象が 其れが大ホームラン・・
あと合唱が上手い オペラ2公演で今回の一番の印象が合唱に・・場外大ホームランである・・実に楽しい 音楽に酔った 夜となる
: [指揮]マウリツィオ・ベニーニ [独奏・独唱]ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)/アンドリュー・シュレーダー(バリトン)フェニーチェ歌劇場合唱団
2005年3月7日 (月) エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
サントリー 2FP6-8 4000円・超安い
マーラー九番が優れ物・・何回聴いても感動が
自己肯定・絶望・諦め・活きる・・全ての過去の想いが・・音楽に
エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
曲目 マーラー:交響曲第9番 ニ長調
横浜みなとみらいホール 大ホール 3F R1-2 安い
4千円・ネット(4200) ワイン・500円ドリンク券付き)
指揮:エリアフ・インバル◎/ピアノ:横山幸雄 △
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」○
ベルリオーズ:幻想交響曲◎
幻想が 初めて感動であった・・音 響きに 力・劇性が
オケ奏者が 木管が巧い 弦群の合奏力が 見事で
ベルリンフィルを目標と・・日本オケと大きな違いが・・弦群の合奏力差・・特にバス チェロの 独特の響きの差が・・本質的な技量の差 給料の差??
トイツ・ベルリン周辺にも多数のオケが存在するが・・在京オケの数等
競争力・聴衆の動員力は同じような環境と思われるが・・何故 日本オケの貧弱さが目立つのか??
ベルリン交響楽団― 2005年3月のベルリン交響楽団との日本ツアーでは5番と9番を演奏されますね。
インバル: これらは本当に素晴らしい曲です。5番は、人生の淋しさや哀しさ、貧しさ、その絶望の中から生まれてくる希望や愛情、生きる喜び、未来を信じることなど、人生のすべてが入っています。一方、9番は送別の交響曲です。人生の最期の音楽です。一生を振り返って、幸せだった経験、また一方で悲劇を思い出す。特に最終楽章は、音楽の頂点に立つものだと思います
― ベルリオーズの「幻想交響曲」はいかがでしょうか。
インバル:「幻想交響曲」は音楽史上革命的な作品です。ベルリオーズは音楽の中に新しい言葉を発明し、新しいオーケストラの響きを創りだしたのです。私の考えではベートーヴェンとベルリオーズの作品は音楽史上の「革命」です。ベルリオーズはベートーヴェンからたくさんのことを学んでいます。発想力も大変優れていたので、学んだことに縛られずに自由に曲を発展ささせることが出来たのです。たとえば人生の「不安」や「夢」を、それまでにはなかった新しい「色」で表すことに成功しました。
― 若い聴衆のコンサート離れについてはいかがお考えですか?
インバル: 私達は若者をリハーサルに招待したり、子供向けのコンサートも企画しています。その甲斐あって、最近は私達のコンサートに随分若い人が増えてきたように感じます。興味深いのは、私が指揮者になった当時から、聴衆の中心は50~60代でしたが、やはり今も同じ年齢層だということです。30代の人々というのは子供も小さいし、仕事も一番忙しい時期であったりして、時間的金銭的余裕がないのでしょう。
― 指揮の魅力とは何でしょうか?
インバル:今までの私の指揮者としての経験はとても大きなものです。それは私にとって宇宙とのコミュニケーションであり、神との交流でもあります。指揮しているときに感じられる瞑想の深さや緊張感の強さは他では決して得られないものです。そしてそれを得るために私は指揮者になったのです。
2005年2月27日 ブロムシュテット ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ブル7番 圧倒的な波動が 連続してドイツオケの実力が 個々にオケの魅力と奏者が巧い・・
ブロムシュテットとの信頼関係に裏打ちされた 音楽創造が 豊な弦群の響き と木管のブラス力は シュターツカペレ と比較すると 弦は豊かさ クリヤー感が・・木管のブラス 力は 甲乙付け難い 響きとなる・・実力を如何なく発揮した
4番 明るさとメンデルスゾーンの 性格の良さ・苦労していない と思える 音楽が・・何処か新世界に似ている?故郷は遠方ありて思うもの・・望郷の想い 風土を感じえた 4番となる・・リズム感が気持良い・・
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスは
1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を・・
指揮 ブロムシュテット
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 op.90 「イタリア」
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1743年ライプツィヒの商人たちがコンサート協会を設立、音楽家の支援を始めた。1781年にコンサート会場を織物会館(ゲヴァントハウス)に移す。1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を高め、その後も、ニキシュ、フルトヴェングラー、ワルター、アーベントロート、コンヴィチュニー、ノイマンらが伝統に磨きをかけた。
歴史的な音楽家たちとの関わりは数知れず、ベートーヴェンの三重協奏曲とピアノ協奏曲《皇帝》、シューベルトの交響曲《ザ・グレイト》、シューマンの交響曲《春》、メンデルスゾーンの交響曲《スコットランド》とヴァイオリン協奏曲ホ短調、ワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ブルックナーの交響曲第7番など多くの傑作を世界初演している。
旧東独時代から26年に及んだマズア時代を経て、1998年にブロムシュテットが第18代のカペルマイスターに就任。2005年秋からはリッカルド・シャイーが後を継ぐ。 年間に、ライプツィヒ市での約70回の大コンサート、ライプツィヒ・オペラのレギュラー・オーケストラとしての演奏、トーマス教会での毎週のバッハ・カンタータ演奏、さらに世界各地での約35回の客演や録音など、多岐にわたる活動を続けている。
ヘルベルト・ブロムシュテット
(ゲヴァントハウス・カペルマイスター)
1927年アメリカでスウェーデン人の両親のもとに生まれ、1929年家族と共にスウェーデンに移住。ストックホルム王立音楽院、ジュリアード音楽院などで研鑽を積み、指揮法はマルケヴィッチやバーンスタインに師事した。1953年クーセヴィツキー大賞を受賞。
オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響などの首席指揮者を歴任し、ドレスデン国立歌劇場首席指揮者としてオペラにも手腕を振るった。さらにサンフランシスコ響音楽監督、ハンブルク北ドイツ放送響首席指揮者を経て、1998/99年シーズンからライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のカペルマイスターを務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管をはじめ多くの主要オーケストラから客演の招きを受け、N響とサンフランシスコ響からは名誉指揮者の称号を贈られている。CDもベートーヴェン、シューベルト、シベリウス、ニールセンの交響曲全曲など多数くリリースしており、ゲヴァントハウス管とはブラームス、ブルックナー、ヒンデミットの録音がある。
2005年2月19日 (土) ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ
シューマンが 新鮮な感動が・・ブラームスがシューマンを先生と慕っていた事が
曲想から鮮明に浮かびだした日となった
シューマンの2番新日と4番を同日で聴き・・音型手法がブラームスに及ぼした流れを如何なく聞き取れた??ティンパニー オーボエ ソロヴァイオリン の音波動等・・ブラームスの一番二番 の交響曲が浮かぶ・・
ピアノ協奏曲は 高度な技量 音楽性 を如何なく発揮された演奏となり
バレンボイムの指揮振り 自らピアノ演奏 等・・当時の自作演奏を彷彿させる 演奏会となり・・楽しめた
マーラー7番 圧倒的なブラス 弦の弾き込み 演奏に熱い 力と 独自の音色感が やや重たい 厚みある 弦群の響き 対向配列の妙が 其れと金管 木管 ブラス 力 が長年オペラでの培った呼吸 間 それでいて バランスを崩す事なく 圧倒的なアンサンブル 合奏力 となる
2005年3月15日 (火) トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
東京オペラシティ 1F 12-11 5千円・超安い
何年振りに1階のS席・5千円安い トヨタさん感謝・・佐藤ソプラノが非常に良い・・己の五感・五官の壁を取り払った・・歌唱力・声質がふくよかと伸びのある高音域と感情移入の見事さが・・相当練習 歌い込みしたと思われ・・己の物にしたと・・
オケが巧い・・大多数の方がウィーン歌劇場 ウィーンフィルのメンバーで 機微 鼓動 快活さ・・各自の奏者が 技量高いし 歌手と 奏者が正しく音楽をしていると
2番が1800年代の編成室内楽交響曲を聴かせた・・・此れが又最高のアンサンブルで
2楽章の弦群と木管の掛け合いが 楽しい し 実に巧い よく呼吸が合う・・
トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
「愛・地球博」開幕記念コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~ウィーン・プレミアム・コンサート
佐藤美枝子(Sop)
・モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」より序曲、「私は行くが、君は平和に」
J.シュトラウスII:春の声op.410
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より 「偉大なる王女様」
モーツァルト: 歌劇「魔笛」より序曲(J.ハイデンライヒ編)、
「若者よ、恐れるな」[復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え
ベートーベンの交響曲第2番
2年前の感想が イタリアのトルコ人
佐藤美枝子の歌唱が優れものである
二幕のアリア 浮気心が多く・・だが年老いた 夫を失うとなると・・改心され・・見事に感情表現と演技が 巧い 前回のミミ役から場慣れ 自信 良く歌い上げ 練れた声・歌唱が良く 詩人の進行役が 役に成りきり 舞台に快活さ 溢れていた。 オケの音色は 若干重い響が 歌心が不足気味であったが 2幕より健闘していた 曲想が 鼓動の高まり リズム感高まり 楽しさが 増幅され 素適な舞台となった 2003年03月10日
ロッシーニ・イタリアのトルコ人 東京・文化 5FR-9
指揮・マウリツィオ・ベリーニ オケ・東フィル
フィオリッラ・佐藤美枝子 セリム・矢田部一弘詩人・ロレンツォ・レガッツォ
世界屈指の演奏家集う、トヨタ・マスター・プレイヤーズ公演
世界でも指折りの演奏家らが集うオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」が今月17日から、全国5都市で6回の演奏会を開く。愛知万博(愛・地球博)の開幕記念公演だ。
トヨタ自動車のメセナ活動の一環として企画されたもので、ウィーン国立歌劇場の協力を得て、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場のメンバーを中心に30人で構成されている。
2005年4月12日 (火) 18日 ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
初台オペラシティ3F R2-17 5千円(5,500円ネット)安い
メンコンは生聴きは初めて・・若き頃LPで良く聞き・・何か物足りないリズム感
音型が・・やはり生でも・・何かが・・
ブル6番・・7番は各オケが多数演奏の機会があり・・過去を思い振り返り・・初めての生聴きが6番に・・流石 ブラス力 弦群の合奏力が凄いffで 音型が崩れる事無く
一点の力ある響きと 弦群とのアンサンブルが 大伽藍の音楽を創り上げた
ケント・ナガノ とオケの良好な関係が感じられた
ケント・ナガノ指揮◎ ベルリン・ドイツ交響楽団◎
庄司紗矢香(Vn)○ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 ○
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106◎
03年の感想・・
ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
28日 サントリーホール 2FRA1-10
ブラームス1833-1897・ ドイツ・レクイエム1869年
ソプラノ・ルート・ツィーザク バリトン・シュテファン・ゲンツ
合唱・ベルリン放送合唱団
リーム1952-・記されたものの解読ー管弦楽のための4つの小品2002年
レクイエム2楽章後リーム第1曲 3楽章後第2曲 4・5楽章後第3曲 6楽章後4曲 最後の楽章レクイエムを演奏した・・・133年の時空が現代作曲家リームと・・ブラームスを結び付け・・・・ケント・ナガノ・・ベルリン・ドイツ オケが 今の時を奏でる・・理解出来るには長い時間と非常に高い感性が必要かな・・前半は・・・何故・・何故と・・ドイツ語圏から・・言葉の無い・・夢想な幻想的な世界リームへ・・・又ドイツ語圏に引き戻され・・感じかな・・・・合唱の響きが・・今も・・ 2003年10月29日 10時
大植英次指揮 ハノーファー北ドイツ
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー サントリー 8日・9日 2F・RA-2-9 7千円 妥当な額
8日 ワーグナー・タンホイザー序曲 マーラー・亡き子をしのぶ歌 ナタリー・シュトゥッツマン ブラームス・交響曲第1番
9日 ブラームス・悲劇的序曲 R.シュトラウス・交響詩 死と変容 ベートーヴェン・交響曲第3番 変ホ長調
両日とも緻密なアンサンブルに欠けていたが全プロとも 全力指揮 全力演奏は感じられた ppの弾き込み等 雑な印象が
白眉は コントラルト 亡き子をしのぶ歌
感情表現豊かな 歌唱にブラーヴァーである
1番3番ともに 今 今の音 横糸の音は良いと感じられたが・・縦糸となる 全曲に意たる音波動 物語 劇性が あのリズム あの主題 が 後に残らない・・アンコールが3曲あり ハンガリアダンスで手拍子を・・演奏会 終演の雰囲気としては最高
05年 バイロイトでトリスタン の指揮予定が・・一抹の不安と期待が・・成功を・・
2004年06月10日
1日 ジェシー・ノーマン
モノ・オペラ 文化5F R2-17 9千円 妥当な額
初めて見るオペラで舞台上はノーマン一人
一人芝居と声楽・リサイタル的な?・・
私の感性では・・理解不可能な・・
期待は 無調な 朗唱な・・展開が
声・・はメロディーライン 朗唱 電話を 介して 己の心・・現実・・夢・・幻想・・演技 朗唱 等 技量の高さを発揮した
オケ・指揮も・・語り・・抑制した響きに 陰陽があり 照明の色.光りの変化と
ノーマンの歌唱 演技が 見事に溶合い 秀演となる
シェーンベルク・期待 プーランク・声
指揮・アルトゥーロ・タマヨ オケ・東京フィル
2004年06月04日 06時43分50秒26日ロッテルダム・フィル
指揮・ゲルギエフ マーラー交響曲第9番 サントリー2F13-35
11,000円 超安い
始まる寸前に・・場内にノイズが・・指揮者気が付かず・・始まり・・延々と2楽章終了まで演奏を
2階の聴衆・・氣が分散で散々な 雰囲気となる
・・案内嬢の機転の無さと・・3楽章の始まりで中断に・・何十年と聞き初めての経験となる
補聴器 携帯 アラーム等特に注意したいものだ・・
3,4楽章と名演となり・・過去にマーラー9番で精神性・・ストーリ性を感じさせた演奏は無い・・キーロフの9番では力強さを感じさせたがロッテルダムは音の同一性・ホモゲニが
木管の個々の技量の高さ弦群の弾き込みが素晴らしい・・・
秋のウィーンフィルとゲルギエフが・・期待を
指揮者のカリスマ オーラを強く感じさせた演奏会となる
2004年05月27日 09時39分06秒
21日 ドレスデン シュターツカペレ
指揮・ベルナルト・ハイティンク
ブルックナー 交響曲第8番 サントリー2F LA4-11 15,000円 安い
オケ固有の響きと木管奏者の技量の高さと 弦の合奏力 が優れもの・・大河を流れ・・幹の太さ・・弱音から高音までの ダイナミックレンジの幅の広さを感じさせた・・秀演となる
過去のブルでは ウィーンフイル ハイティンクの7番を 超えた 感動が
2004年05月26日 09時38分28秒