6月19日から1泊2日で「日本山岳耐久レース公認安全走行講習会」に参加して来ました。
梅雨入りにも関わらず、2日とも降らずに、よい天候に恵まれました。
ちょっと、暑かったですけどネ。
いろいろと・・・
・学んだ事
・楽しかった事
・苦しかった事
など、たくさん書きたい事があるのですが、
今日は「苦しかった事」を書きます。
タイトルに書いたとおりです(苦笑)。
以前も
トレイル練習中に過呼吸になりましたが、
今回は講習中に過呼吸になりました。
奥多摩駅から鋸山に向かう途中です。
スタートして3kmくらいかな。
今までの経験から、「今日はおかしい、途中でなるかも」と感じたので、
近くのスタッフの方に
「私は過呼吸になる事がありますが、心配しないで下さい」
と伝えました。
それからすぐになりました(苦笑)。
前兆が自分では分かっていました。
少し休んで落ち着いたので、トレイルを再開しました。
でも10分くらい続けたら、また復活しました。
たまたま近くに医療関係のお仕事をされている方がいて(すごい偶然ですが)
私につき添ってくれました。
最後尾に居てくれるスタッフの方もずっとつき添ってくれました。
トレイル再開、12分後…また過呼吸になりました。
つき添って下さった方がタイムを測ってくれていて、
「今12分だったので、次は10分トレイルしたら、少し休みましょう」
と私の脈を測りながら言ってくれました。
それからは本当にゆっくりゆっくり進んでくれたので楽でした。
3人で歩いていましたが、私の好きなフルマラソンの話や、
私の出身地山口県の萩往還の話になり、すごく気が紛れて、
気が付いたら30分くらい経過していました。
その後、過呼吸は復活しませんでした。
ずーーーっと、私に合わせてゆっくりとゆっくりと歩いてくれました。
やっと、大ダワに到着。仲間と合流!
そこで、スタッフの方に「選択肢は2つあります」と言われました。
①のんびりペースで続行して予定通りのコースへ
②ここでリタイヤする、車が迎えに来てくれる
続行する自信がありませんでした。
また過呼吸が復活するかもしれないし、
(今までの経験上、一度そうなった日はスイッチが入るみたいで、
かなりの確率で復活しては治まったりを繰り返します)
スタッフの皆様におかけする多大なご迷惑を考え、
自分もここで最大限無理する必要もないと思い、
「リタイヤしたい」と伝えました。
スタッフの方が連絡してくれ、車でお迎えに来てくれました。
私だけ先に宿泊先の「檜原自然の家」へ。
・・・。
私だけ、講習コースを完走出来ませんでした。
他の方が普通に出来る事を、何故私は出来ないんだろう。
足が遅いだけでなく、呼吸困難まで起きるなんて、
私はどれだけ山に向いてないんだろう・・・。
かなり落ち込みました。
走力や故障以外の心配ごとが増えるなんて!!
独り練習の時や、レース中に過呼吸になった事はないんですけどね。
私の前にある壁はどれだけ高いんだ。
本当に今年のハセツネ、完走出来るのか!
壁が高い
しょうがない。
「手が届かないほど燃えるんだ」