道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

9/22 「ハンバ-グ」と「ミ-トロ-フ」

2012年09月22日 | 食・レシピ

【ハンバ-グ】

ハンバ-グまたはハンバ-グステー-キは、挽肉に肉の粘りを出すための塩と玉葱等の野菜類のみじん切りと胡椒等の香辛料を加え、パン粉を混ぜ、こね合わせたものを楕円形や円形などに整形して焼いたもの。

ハンバ-グの起源は、ドイツのハンブルグの労働者向けの食事として流行したタルタルステ-キとされている。タルタルステ-キは、13世紀頃にヨ-ロッパに攻め込んだモンゴル帝国のタタ-ル人の生肉料理を原型としている。タタ-ル人は硬い馬肉を細かく刻むことで、食べやすいものに加工してたのである。その後、18世紀から20世紀前半にかけて移住したドイツ系移民によってアメリカにもたらされ、「ハンブルグ風ステ-キ」と呼ばれるようになった。明治時代の日本では、レストランで「ジャ-マンステ-キ」といった呼び名で扱われていた。

日本で食べられているハンバ-グの原型は外国料理にあるが、長年の間に日本人の好みに合わせたアレンジが為され洋食化したため、現在では日本独自の料理としての趣がある。特に合い挽き肉の使用や卵を繋ぎとするのは日本独自のもので、ドイツのそれは牛肉を100%使用するパテに近いほとんど生の料理である。

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【ミ-トロ-フ】

「ミ-トロ-フ」は肉料理の一種で、米国の家庭料理である。

「ロ-フ」は古英語のパンの語源であり、転じて長方形パン形状をオ-ブンで焼くことを「ロ-フ」と呼ぶようになった。西暦4-500年で『Apicius』と言う有名な料理集で最初に出ていた。現代では、ドイツ、ベルギ-、オランダなどで伝統料理となっている。アメリカのミ-トロ-フは、植民地時代のペンシルベニア州で、ドイツ系移民が食べていた「Scraple」に起源がある。

通常は豚の挽肉であるが、牛やラムも用いられる。挽肉に玉葱のみじん切りを炒めたものを混ぜ、卵、パン粉などの穀物粉を成形のためのつなぎとして加え、塩、胡椒などの香辛料で味付けしてよく練り混ぜ、長方形をした専用の型に詰めてオ-ブンで焼き上げる。他の材料として豆類やピ-マンやニンジンなど゛の野菜類、マッシュル-ムなどのキノコ類を加えることもある。表面にマッシュポテトを塗る・内部にゆで卵を入れるなどのアレンジもあり、多様かつ自由度の高い料理である。

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