貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

八王子: 永 泉 寺 ①本堂の由来と鑓水学校と芭蕉堂!

2024-06-18 10:29:32 | 日記
令和6年6月18日(火)
八王子: 永 泉 寺  ①           
 開創は弘治元年(1555)、
武田氏家臣の永野和泉が当地に
移住し、庵を建て開基位となる。
<山門>

 その後、
永林寺三世岳應義堅大和尚が
天正元年(1573)当寺を
法地寺院として開山。 
 特徴的なのは、
歴史的にも古い石像や石塔が
雛壇のように飾られている
参道脇の石段と
ちょっと珍しい本堂の建物。
<本堂>

 この本堂は、元生糸商人、
八木下要右衛門の屋敷。
 明治17年(1884)に
寺の本堂が火事で焼けたため、
現在「絹の道資料館」が建つ
敷地に残されていた
八木下家の母屋を移築して
本堂にする。
 明治維新後、
本堂には鑓水村の教育を行う場所
として鑓水学校が創立され、
俳句教育が盛んに行われる。
<満開のしだれ桜>

 その名残を示すかのように、
芭蕉像や芭蕉堂、
芭蕉の句碑等が建っている。
<芭蕉堂>

 庭園も見応えあり。

~つづく。